表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

「エリック・クラプトン/ロックダウン・セッションズ」

2021-10-11 18:27:23 | Blues
映画「エリック・クラプトン/ロックダウン・セッションズ」予告編


15日まで限定公開中の『ロックダウン・セッションズ』をドルビーアトモスの劇場で観てきました。

劇場公開された顛末は皆さんご存知でしょうから割愛しますが、美しい映像(最近流行りのドローンを多用した俯瞰撮影がいっぱい)と、エリック以下、メンバーやスタッフの息遣いが聞こえてきそうな臨場感と、あの(セッションが行われた)部屋に招待されて、特等席に座って演奏を聴かせてもらっているような奥行きのある音像。生ライヴがなかなか観れない今、とっても貴重な体験になりました。

御年76歳のエリック爺さんも元気いっぱい!お馴染みスティーヴ・ガッド、ネイザン・イースト、クリス・ステイントンと楽しそうに奏でる珠玉の14曲。特に「リバー・オブ・ティアーズ」の魂のこもった演奏は、思わず前のめりになっていつの間にか涙が流れていること請け合いです。素晴らしいの一言。

「いとしのレイラ」「ティアーズ・イン・ヘヴン」「ノーバディ・ノーズ・ユー」(昔は「誰も知らない」って邦題でしたよね)の定番曲もアレンジが全然違っていて新鮮だったし、ラスト2曲の”プラグド・セッション”も最高でした。

唯一気になったのは、エリック爺さんのお腹。

ま、ロックダウンで運動不足だったってことで許してあげましょう(笑)

【劇場上映版『エリック・クラプトン/ロックダウン・セッションズ』曲リスト】
Driftin’ Blues
Nobody Knows You When You're Down And Out
Golden Ring
Black Magic Woman
Man of the World
For Kerry
River of Tears
Rock Me Baby
Believe in Life
Going Down Slow
Layla
Tears in Heaven
Bad Boy
Got My Mojo Working

一日も早く、ライヴがナマで、それも何も制約なしで観れる日がきますように...。