もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

朝日新聞の報道姿勢は

2018年06月11日 | 報道

 金正恩氏に関する報道で、北朝鮮から朝日新聞のソウル支局長が名指しで非難されている。

 非難自体は「朝日新聞の報道が総理官邸の意を受けている」とするものであり些か的外れであるとは思うものの、報道内容がいずれの報道機関も報道していないものであることから、スクープではなくフェイクニュースに近いものであるらしい。さらには、韓国の対北対応について事実と異なる内容を報じたとして韓国大統領府から無期限の出入り禁止処置を受けていることも併せて報じられている。二つの記事の信憑性については不明ながら、モリ・カケ報道における憶測記事の羅列を併せ考えると、思い込み報道であるかの疑いを拭えない。朝日新聞で思い出されるのは、日本の報道機関が軒並み中国から締め出された”中国共産党の暗黒時代”にあっても、唯一中国礼賛の記事を発信し続けた朝日新聞のみが北京に支局を置くことを許された過去と、余りな偏向報道から阪神支局を襲撃された過去が思い出される。

 メディアが多様化して活字媒体である新聞の存在感が著しく低下した現在、新聞に求められているのは速報性や信条に色付けされた扇情ではなく、綿密な取材を基にした特集的な事実の報道であろうと考えるが、朝日新聞の報道姿勢は「椿発言」や「東電吉田証言」に見られるように、自社の思い込みを世間に流布することを最大の目的としているかのようである。紙面作りに当たっても、反対意見を見事なまでに黙殺する”唯我独尊”的な構成に徹していることは、産経新聞の「新聞を読む」欄でも度々取り上げられている。「フェイクニュース」を流行語にまで定着させた朝日新聞の報道姿勢、巨象が虚像に落ちる日も近いのではないだろうか。


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