もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

新型肺炎不安感のお口直しに

2020年02月15日 | 美術

 新型肺炎の感染は止まらないどころか、既に3次感染の気配も濃厚であることから水際防御網が破れた感がある。官房長官は現時点での感染拡大防止策が効果を発揮しているとしているが、初動対処の遅れ感は否めない。集団戦闘の要訣は「初動全力」を1義とし、兵力の小出し(逐次投入)は最も忌むべきこととされており、大東亜戦争のインパール作戦・ガダルカナル島奪還作戦が好例とされる。閑話休題。新型肺炎感染拡大の要因については、チャーター便帰国者の検査・隔離に徹底を欠いたこと、入国禁止対象を武漢のある湖北省に限定し中国の汚染地域拡大につれて範囲を拡大したこと、ダイヤモンドプリンス号の船内消毒の不徹底などが挙げられるが、これらは将来に向けて真摯に検証する必要があるものと思う。自然災害に対する防災担当者は一様に、<「空振り三振」はまだ許せるとしても「見逃し三振」は絶対に許されない>という。人権・報道・観光に配慮するあまり初動対処に及び腰で兵力を小出しにしたのは、将に「見逃し三振」であるように思うのだが。

 お口直しどころか、新型肺炎の不安感・焦燥感をより煽るものかも知れませんが、ブログタイトルに免じて小品「火口湖(F6号)」の展示をお許しいただきたい。
作品は、地域のコミュニティーーセンターの催事に教室仲間と展示したものです。例によって出来栄えはイマイチですが、御容赦を。

 


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