山本太郎議員が"世界に公約した2億ドルの支援を取止めて人質解放を"と提言した。体のいい身代金の支払いを提案する発言で、まさにイスラム国の主張に同意し屈服するものである。天皇直訴問題、妄信的反原発運動など、右顧左眄者であるにしても獅子身中の虫の面目躍如の愚行である。
ほかにも、「首相の首を差し出すべき」「集団的自衛権にからめて人質救出を論じる」等々の発言者がいることが報じられている。発言者の真意は計り知れないが、戦国時代<主将の首を差し出して><外堀を埋めて><日和見を決め込んで>和を請うたものの自軍の滅亡や弱体化を招いた史実と同一視できる言動である。このことから、山本議員をはじめとする一連の言動は、テロリストの要求に迎合する利敵行為であり、いまや死後となりつつあるが『非国民』的な行動であると考える。