リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

悪魔?の芋ケンピ

2022-10-20 11:13:12 | 日記

10月18日(火)9時10分に起きる。少し肌寒いが晴れていて、いかにも秋の

朝という感じ。午後から気温が下がり始め、北西の風も強くなった。まるで晩秋の

木枯らしの前触れのようだ。

 

主夫業を担っていて、つくづく思うのはご飯を一定に美味しく炊き上げることが、結

構難しいと言うことだ。我が家は毎晩2人分で1合のお米を炊く。炊飯器には1合の

量に応じた水の量が示されており、合わせるのだけど炊きあがったご飯は、日によっ

て固かったり柔らかかったり、一定しない。もちろんうまく炊ける日もあるけど。

寒くなってきて、そろそろシチューが食べたいと思って今夜は、豚肉とサツマイモ、玉

ねぎで「豚おさつシチュー」を作った。初めて作ったサツマイモのシチューだが、調味

料は塩とコショウだけ、ほんのり甘く美味しく出来上がった。でも残念ながらご飯は少

し硬かった。

娘に「今夜の御飯は堅いね」と言ったら、「うん、固い」とあっさり返された。お米と

水の量が微妙に食い違って、ご飯の調子が狂うのだろう。固めの御飯は、カレーによく

合うが、シチューではちょっと違和感。プロの主婦さんたちは、こんな不安定なご飯を

炊いていないだろうなあ。

余談だが、学生時代サークル仲間とキャンプした時、飯盒でご飯を炊いた。小さいころ

母親に教えてもらった水加減と薪(まき)で炊く方法を思い出して炊いたら、見事に美

味しく炊きあがった。(女性陣に絶賛されたのは、言うまでもない)。コツは簡単。ご

はんの泡が噴き出てきたら燃えている薪を取り出し、残り火だけで炊き上げる、もちろ

ん蓋は絶対取らない。「初めちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いてもふた取るな」。

気炊飯器では、そんな芸当は出来ないが。

 

19日(水)8時50分、カナに起こされた。真っ青に晴れ上がり、気持ちの良い秋の朝

だ。真っ先にフジバカマの花にアサギマダラを探すが、来ていない。朝食の後、ビオラの

苗などに水をまく。

 

ちょっとしたきっかけで口にしたら、これまで我慢していた食い気が目覚めるってことが

よくあるよね。娘が梅田デパ地下物産展で「芋ケンピ」を買ってきた。どれどれ、と食べ

たのが運の尽き、程よい甘さとカリカリ心地よい歯ざわり・・・病みつきになった。「少

しぐらいならいいだろ」と言い訳して、ポリポリやり始めたらやめられない。

「旨いだろ、少しぐらいならいいよ、さあ食え」と、もう一人の自分が耳元で囁く。悪魔

の芋ケンピだねえ。油で揚げて砂糖も加えているから100グラムで500キロカロリー

近くあり、糖尿ダイエッターにはまさに天敵。分かっていても「少しなら」と手が伸びる。

かくして、目の前の芋ケンピ袋と闘い、敗北の日々。意志薄弱な自分に絶望、情けない。

ネットで調べると、芋ケンピを食べ過ぎると①太る②便秘になる(不溶性食物繊維が多い)

③オナラが出やすい…とか。どうしてくれる。

 

早めに買い出し。今夜のメニューは里芋の美味しい秋なので鶏肉と煮込んだ「里芋と鶏も

肉のピリ辛煮」。ほうれん草を湯がいてちくわを加え、手製の「生姜ジャム」に醤油少量

して和えると美味だった。他に定番のアスパラのバターソテー、サンマの竜田揚げ(総菜)。

(生姜ジャムは、生姜100グラムをすりおろし砂糖大匙4を加えて弱火で煮込み、水分を飛

ばすと出来上がり。冷蔵庫で3~4週間保存可能の調味料「NHK「あさイチ」レシピから)。

 

  < 悩ましい芋ケンピ >


「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」

2022-10-18 11:10:35 | 日記

10月16日(日)9時に起床、薄曇りだったがやがて晴れ渡る。

明け方、カナがベッドに飛び乗ってきて、お尻のあたりにくっついてもぞもぞして、

そのまま寝入ってしまった。おかげで、こちらは身動きできずうとうと・・・

 

タイガース新監督の岡田彰布さんが就任会見した。チームカラーの黄色いネクタイで

臨んだ岡田さんは「優勝を目指す」とは明言しなかったが「最後に楽しんでもらえる

よう頑張る」と頼もしい発言。大山、佐藤両大砲の守備を固定して、打線の強化を図

るとともに、若い投手力を生かして守りの野球を徹底すると明言、リーグワーストワ

ンの失策に泣いた現状の改善を強調した。

ただ岡田さんは64歳。何百万人もいるタイガースファンのプレッシャーを背に受け

ながら、優勝争いをする監督は超激務だ。ご本人も言ってるように、そんなに永くで

きないだろう。2005年にリーグ優勝に導いた優れた勝負勘を期待したいが、会見

で見た顔がかなり老けて見え、以前に比べてはつらつさが感じられないところが、少

し気になる。

 

17日(月)9時に起きる。7時過ぎカナがベッドに飛び乗って来て冷たい鼻先を足に

こすりつけ、プイと行ってしまったのは「起きろ!」と催促に来たのかな。雨戸を開

けると小雨がそぼそぼ降っていて、ツバキの葉っぱに水滴を乗せて光っている。

 

今年は日本に鉄道が開業して150年になるという。午前中に放映したNHKの新幹

線特集を見ながら、もう久しく新幹線に乗っていないなあ、と思う。国内旅行の近

場はバス、遠方はほとんど飛行機を使っていたけど、のんびり沿線の風景を見なが

らの旅もいいな、と最近しきりに思う。

東京在勤時に毎月の本社の会議に出るため、新幹線で帰省していた頃が懐かしい。

車窓に流れる風景を見ながら駅弁を開き、缶ビールをプシュッと開けて飲む楽しみ

は格別だった。青空バックにそびえる富士山の神々しさ、忘れられない。

この番組で、鉄道発祥の国イギリスに日本製の新幹線が投入されているのを初めて

知って、日本の鉄道技術のレベルの高さを再認識した。

鉄道開業から150年、進化はとどまるところを知らなうようで、次世代鉄道とし

てリニア新幹線が建設中。なんと時速500キロ…航空機並みのスピード。2027

年には東京(品川)-名古屋、2037年に大阪まで開通すれば67分で行けるとい

う。素晴らしいことだが、そんな超スピードの鉄道が地震大国日本で安全が保てるの

だろうか。

   「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」

昭和48年 (1973年)の全国交通安全運動で生まれた交通事故防止の標語の傑作だが、リ

ニア新幹線を思うと、何やらな不吉な警告に聞こえるのは、私だけか。

   

    就任会見する岡田タイガース新監督


キンモクセイとフジバカマの香り立つ頃

2022-10-16 11:30:55 | 日記

14日(金)8時40分に起きて、9時20分のコープこうべ宅配便を受け取る。

真っ青に晴れた深い秋空に、吸い込まれそうだ。

ご近所さんからお赤飯2食分いただく。お返しに、ビオラのポット苗を6個を

差し上げる。

 

現行の健康保険証を2024年秋にも廃止し、マイナンバーカードと一体化

した「マイナ保険証」に切り替えるという。あと2年で、紙の健康保険証

は廃止されて、電子化されたマイナ保険証に代わる・・・勘弁してくれ~

あと何年生きるか分からない年寄りに、果たしてデジタル化した時代の先

端を行く健康保険証が必要だろうか。

徹底的なガラケー人間だから、AI人間のアンドロイドやアバターなぞ、ゾ

ンビと同じに思えて気色悪いのと同じように、マイナ保険もそうだ。医療費

の決済も薬剤情報も分かり、買い物の決済もできるというけど、1枚のカード

で丸裸にされる気色悪さ、不気味さ。そんな万能カードは、この先短い年寄り

に使いこなせる筈がない。現在の使い慣れた紙の保険証で十分。普及すればき

っと悪用する奴も出てくるだろう。

 

窓からキンモクセイの香りが入ってくるようになった。花の姿が見えなくても、そこ

はかとなく甘い香りが漂ってくるのは、奥ゆかしい。秋が深まっていく証拠だねえ。

庭のフジバカマの花も満開に近い。こちらもほのかに甘い香りがしている。

昨年はアサギマダラに見事振られたけど、一昨年は優雅な姿を見せてくれて、近づ

いても逃げずフワリフワリと舞ってくれた。暑い夏も欠かさず水を撒いて育てたのだか

ら、今年は来てほしいな。

2年前、飛来したのは10月14日だった。時期的にはそろそろ、だけど。2000キロも

南の島へ飛ぶアサギマダラ、長旅を前にして申し訳ないが、ぜひ我が庭に立ち寄って

ほしい。

 

15日(土)8時50分に起きる、今朝も絵に描いたような秋晴れ、爽快な気分だ。

恩田陸さん「夜のピクニック」(新潮文庫、2005年「本屋大賞」受賞作)読んだ。解説で

池上冬樹さんは「青春小説の名作」と絶賛している。久しぶりに青春小説なる作品に接し、

楽しく読んだ。高校生の青春群像、ストーリーは省くが、このような青春小説に惹かれる

のは、誰しも多感な眩しい時代を過ごしてきたからからだろう。興味のある方はぜひ手に

って、青春時代を振り返っていただきたい。恩田さんは直木賞と本屋大賞ダブル受賞の

「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)や「光の帝国 常野(とこの)物語」(集英社文庫)も、みずみ

ずしい若者たちが登場する。

 

娘の勤めている学校の文化祭なので、夕食は要らないと言って土曜出勤した。例によって一

人夕餉のときは「すじコン」(スジ肉とこんにゃくの煮込み)にする。1時ごろから煮込

み始め、3時過ぎに出来上がり、今夜のメインに。スジ肉は、和牛とオーストラリア肉の

混合だっからか、いつもの美味しい味にはならなかった(下手な調理を棚に上げて、肉の

せいにして^^)。

 

    ほぼ咲き揃ったフジバカマ

   顔を近づけると甘い香り

   一昨年(2020年)10月14日に来てくれたアサギマダラ


盗人猛々しい

2022-10-14 11:14:44 | 日記

10月12日(水)9時ちょうどの目覚め、起きる。どんより曇り空だけど、

寒さは感じられない。

午後から小雨がぱらつき出したので、慌てて買い出し。鶏ミンチとカボチャの

そぼろ煮、えのきだけのさっと炒め、昨日買っておいたシシャモ、グリーンア

スパラのバターソテーで夕餉のメニューにする。

 

クリミア半島をつなぐプーチン自慢の橋を爆破された。ロシアのプーチンは怒り

心頭に発して「インフラへのテロ攻撃は許さない。報復攻撃する」と、首都キー

ウなどの都市にミサイル攻撃、街を破壊して多くの市民を殺傷している。

よく言うよ。一方的にクリミア併合し、今度の侵略戦争で今またウクライナの領

土をかすめ盗ってロシア領に併合したプーチン。ウクライナのインフラ施設や民

施設、学校などに容赦ない攻撃でさんざん破壊しつくしながら「インフラへの

ロ攻撃は許さない」とは、笑止千万!。

こういうのを日本では「盗人猛々(たけだけ)しい」「厚顔無恥」といい、いち

ばん軽蔑される。これだけ無法、理不尽なことがまかり通っても、責任ある国連

常任理事国は「拒否権」の壁に阻まれ、どうすることもできない。

 

タキイから春の花ビオラの苗セット トレイが届く。かわいい蕾や花も付けたのもあ

って、それぞれのトレイから元気に育っている。トレイは全部で136個あって、

暫くビニールポットに移植して育て、もう少し大きくなったらプランターや鉢に移植

してあげよう。以前はほとんど種をまいて咲かせていたが、高齢化でだんだんしんど

くなって、このように安直な苗の取り寄せになった。

 

13日(木)9時30分に目覚めて「寝坊した!」(いつものことだけど)と飛び起きた。

出勤前に娘が張った「ゴミ出し」のメモ書きを見て、慌ててゴミを出す。ついでに花

に水をまき、朝食は11時前。これではブランチと変わらないね。

 

名文家でエッセイストの丸谷才一さんが、池波正太郎の「鬼平犯科帳」などを例に出

しながら、小説家は恋愛ばかり書くのは片手落ち、食べ物のことを書かないと魅力は

半減する、という意味のことを書いている。

そこで考えた。ブログも、美味しい食事(外食も含めて)のこと、献立写真やレシピを紹

介する日記があるから、楽しく読めるのだ。実際、まだ味わったことのない料理の写真

を見ると「旨そうななあ、作ってみようか」と、主夫の好奇心をくすぐる。美味しいレストラ

ンの料理写真には、行ってみたいなあ、と思う。

定期的にほぼ1週間分のメニューをアップされているブロガーさんの写真には、大いに

刺激され真似して作ってみる。料理(食べる)の世界は、食通のみならず人類普遍の共

通の愉悦でもあるだろう。これからも「食べブログ」を、取り上げて行こう。

今夜のメニューは豚バラ肉とセロリの味噌炒め、昨日買っていたサーモンの甘塩焼き、

こんにゃくとゴボウの甘辛煮(総菜)など。「バラ肉とセロリの味噌炒め」は美味しかったが、

味噌を入れ過ぎ、少し塩辛かった、反省。

 

タキイから取り寄せたビオラ苗セットを、ビニールポット80個に移植する。まだ苗が50

本ほど残っている。来年の春はビオラの花園が出来そう。これだけ咲かせてどうする?

 

   ビオラの苗が詰まったセットトレイ

   まずビニールポットに80株を移殖


燃えろタイガース

2022-10-12 11:24:31 | 日記
 

10月10日(月)少し寝坊、9時40分に起きる。外は今にも降りそうな曇り空。

昨夜はかなり降ったようだ。今日で3連休は終った。

 

プロ野球クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージ第3戦で、阪神タイ

ガースが横浜ベイスターズに逆転勝ち、何とファイナルステージに進んだ。CSは反

対だけど、タイガースが勝ち進むのは気持ちがいい。若手投手がたくさん育っており、

今日の試合でも若手で勝ったようなもの。そこが嬉しく、来年への希望につながる。

どん底からV字回復して奇跡ともいえる第一関門を突破したタイガース。選手たちは

燃えている。このままの勢い、12日からの神宮ファイナルステージでヤクルトも撃破

して、日本シリーズに行くかもしれない。CS制度には反対だけど、熱烈トラキチとし

て、若い選手に勝つ喜びを存分に味わあせてやり、来季の戦いの栄養源にしてほしい。

 

今季、開幕9連敗スタートして、最下位のどん底を味わったタイガース選手、よくここ

まで這い上がってきてくれた。地獄を見た今季、失うものは何もない。思い切り楽しん

で、暴れまくってほしい。スポーツ紙はタイガースの活躍を「下剋上」と、はやし立て

ている。ここまで来たら、勝手ながらCS反対論はしばらく棚上げして、セリーグ頂点

に立ているヤクルトを、引きずりおろせ。そしてオリックスにも頑張ってもらって、パ

リーグのファイナルを勝ち抜き、タイガースvsオリックスの夢の「関西ダービー」と行

こうではないか。燃えろタイガース!

 

11日(火)9時5分に起きる。きれいに晴れ上がった秋空、風もさわやかでいかにも秋本

番、という感じ。

東京では久しぶりに25度を超えて夏日とか。関西ではそこまで気温が上がらず、快適な秋

日和の一日だった。

 

ノーベル経済学賞にアメリカの3人に決まった。日本人学者の受賞も有力視されていたけど、

実現しなかった。この発表を聞いて「またアメリカかいな」と思った人も多かったのじゃな

いか。それほどアメリカの受賞が毎年多い。今年の受賞者(6人)を含めて393人。2位イギ

リス127人、3位ドイツ85人に比べても、ダントツの多さ。因みに日本は25人で、スウェ

ーデンの33人に次いでで7位(ウイキペディア)だ。アメリカが多いのは潤沢な研究資金を

頼って世界から集まる優秀な頭脳、移住・移民を受け入れて成り立った国民の多様性など、恵

まれた条件もあるようだ。

そんなこともあって、今年のノーベル賞受賞者はEU(ヨーロッパ連合)から5人、アメリカ

6人と欧米がほとんどで、地域的に偏っているという声もあるようだ。賞を授与するスウェー

デン王立科学アカデミーでは、そんな声い配慮したのか「今後は地域性が増すだろう」と言っ

ている。日本人の受賞にも期待しよう。

 

未知の味に出会うとつい作りたくなる。今回はNHK「きょうの料理9月号」から「甘醤油だれ」

があるのを知って早速作り、レシピにある「椎茸の甘辛煮」に挑戦。作りたての「たれ」150

mlで生椎茸を煮込み、最後にしし唐辛子をさっと煮て出来上がり。煮しめるので椎茸の佃煮の

ようになり、夕ご飯で美味しく頂く。

「甘醤油だれ」の材料は、みりん150ml、酒90ml、醤油30mlを鍋に入れて弱火にかけ、ひ

と煮立ちさせてアルコールを飛ばせば出来上がり。冷蔵庫で清潔な保存容器で1か月保存できると

いう。和食の定番の甘辛い味付けがピタッと決まるそうな。すき焼きの割り下、チキンなどの照り

焼きにも合うとのこと。

 

    生椎茸の甘煮(写(写真下手で、不味く見えるなあ^^)

   昨日見た秋の空

   夕刻にはうろこ雲(ズボラして庭から撮ったので、視界が狭く電線が邪魔)