気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

最終章第4話の継続高校ヨウコ車の丸太について

2023年10月28日 | ガールズ&パンツァー

 ガルパン最終章第4話にて初めて外観を表したヨウコのⅢ号突撃砲G型です。御覧の通りのフィンランド軍仕様で、タミヤの有名なキットを連想させますが、劇中車は主砲や足回りなどが後期型の特徴を示しており、模型での再現製作にはある程度の変更および改修が必要です。

 このヨウコのⅢ号突撃砲G型については、サークル交流仲間のモケジョさん達の間でも話題になったようで、早速エリさんやミカさんが作ってるみたいですよ、と嫁さんに知らされました。

 モケジョさんたちが久しぶりにガルパン車輌作ってるのか、みんな第4話を観に行ったんやな、と言うと、「そりゃ観るでしょう、以前にあれだけガルパンに熱中してプラモもいっぱい作ってるんですもの、続きが気にならないって人、居ないと思いますけど」と、返されました。

 

 一昨日、ミカさんから質問のメールが届きました。ヨウコのⅢ号突撃砲G型の両サイドに括りつけてある丸太は、何に使うのか、表皮が白く見えるのも冬季塗装なのか、という二つの質問でした。

 丸太を何に使うのかというと、側面の防御板代わりにする、雪中でぬかるみなどにはまった際に丸太を履帯にかませて脱出させる、というように昔何かのミリタリー本で読んだ記憶があります。

 丸太の表皮が白く見えるのは、冬季塗装ではなくて、丸太そのものの表皮の本来の色だろうと思います。フィンランドの国土面積の約8割を覆う森林地帯の主要3樹種のトップで、フィンランドの国の木にもなっている「Silver birch」(銀の樺)の色です。「Silver birch」は、日本では白樺と呼ばれて信越地域や東北地方などに分布しています。

 要するに、ヨウコのⅢ号突撃砲G型の両サイドに括りつけてある丸太は白樺であるわけです。だから表皮が白く見えるのですね。冬季において雪中の戦車にくくりつけるのは、カムフラージュの効果もありそうです。

 ちなみにフィンランドの森林地帯の主要3樹種の残り2種とは、「Scots pine」と「Norway spruce」です。日本語に訳すと、前者は松の一種であるヨーロッパアカマツ、後者は日本には分布せず輸入されて北海道で鉄道防雪林などに使われるオウシュウトウヒ、です。

 

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