奥大井湖上駅に戻る途中、遊歩道から分かれて尾根の南上の東屋に立ち寄りました。数人の観光客が弁当を食べている最中でしたので東屋には入らずにすぐに引き返しましたが、東屋から見える上図の景色だけは撮りました。
鉄橋の歩道への急な連絡階段を降りました。
そして鉄橋の歩道をなるべく横や上を見ながら進みました。
線路をふと見て、レールが4本もあるのに気付きました。外側の2本は表面が磨滅して光っており、これは列車の車輪を受けているレールだと分かりました。中央の2本は錆びていて、中央にある網状の板とともに点検用通路の規模を示しているのかなと思いました。
奥大井湖上駅のホーム端まで戻ってきました。ホーム上には人影がありませんでした。
歩いてきた歩道を振り返ってみても、まったく人影がありませんでした。今ここに居るのは私だけか、と気付きました。この雄大な鉄橋と湖上の駅を独り占めか、と笑ってしまいました。
原作コミック第11巻55ページ2コマ目のアングルです。各務原なでしこの居た場所の奥には、中央が凹んだ作り損ないのような奇妙な形のベンチがありました。このベンチは不格好で絵にならないから各務原なでしこを描くことで隠したのでしょう。
原作コミック第11巻55ページ1コマ目のアングルです。
ホームから上に登った尾根上にログハウスのような木造建築がありました。
建物内に喫茶店があるようでした。
案内看板を見ていて、寸又峡温泉郷に複数の店舗がある「晴耕雨読」の支店であることを知りましたが、いざ行って中をのぞいて見ると列車を待つ観光客でほぼ満席でした。ホームに全然人影が見当たらないのだから、居るとすればこのカフェしか有り得ないわけです。
カフェに入るのは諦めてホームに戻り、今度は鉄橋の上に伸びている部分を西まで歩いてみました。
接岨湖の眺めが良いのですが、なるべく下を見ないようにしました。高所恐怖症の身にとっては、ここもなかなかにヤバイ所でした。吊橋といい、ダムといい、湖上の鉄橋歩道といい、なんでゆるキャン△の聖地は高い場所ばかりなんだ、と思いました。 (続く)