月水食堂のお弁当

地産地消と昭和の香りをコンセプトにした安くておいしいお弁当を届けます。

巡り会い

2010-07-06 19:41:14 | 日記
写真は、先月の今頃紹介した熊本産の「はぁひぃふぅラー油」
名古屋栄のラシックで購入して以来、その旨さ、辛さの虜となり瞬く間に一びんあけてしまいました。

あれから約一ヶ月。さて、ラシックは遠いし、違うメーカーのものを購入しようかどうか迷ってましたが、なんと…

巡り会えたのです今日。ここいらのスーパーでは存在しなかったこの愛すべきラー油と。

私の勤める地域活動支援センターは、数年前から老健施設の一角で喫茶を開いています。

その喫茶の材料を発注してる業者さんから、偶然このラー油が紹介されたのですよ。

時は昼食後の歯磨きタイム。コーヒー業者の営業マン、ターナーさんがやって来て、にこやかに見本の瓶を取り出しました。

「きゃあ~これっ、これすごくうまいよ」
叫んだのはもちろん私。

すると、そばにいたパートのサマンサ、事務ティファニーの目がぎらぎら輝きました。
私たち三人の共通点は、酒好き、新しくて旨いもん好き、そしてイケメン好きです。
「これっ、ほしいっ。今買える?」

「3本ありますが…」
「買うっ!」
私は早押しクイズのようにラー油の瓶をはじいて手元に取りました。

その勢いに気圧されたように、普段はしとやかなティファニーも
「わっ、私も欲しい。買います」
すると、我が道を行くサマンサもすかさず
「欲しいっ、でも今日お金持ってないっ」
「貸すよっ!」
先日ボーナスが出て、今だけ短期間裕福な私ぽぼんが叫ぶ。
「すみません、ぽぽんさんっ」
恐縮するサマンサの前に、財布を悠々広げ悦に入る私。

「ほらっ、見て、今日は持っているんだあ」

万札数枚にどや顔。自分でも呆れるお調子ものだ。普段の貧乏な暮らしが災いした反動なのでしょう。

三人の主婦の予想外の食いつきに、温厚なターナーさんもさぞ驚いたことだろうね。

ルンルン気分で家に帰った私だが、郵便受けから出したカード会社からの家賃残金不足による振込み依頼書通知を手にし、青くなったのは言うまでもない。