月水食堂のお弁当

地産地消と昭和の香りをコンセプトにした安くておいしいお弁当を届けます。

ハロウィンのお菓子

2014-10-31 20:45:27 | 日記


今日はハロウィン。
パートスタッフのベッキーがかぼちゃのカップケーキを、理事長ビビアンが老舗和菓子屋のパンプキンパイを持ってきてくれました。

ハロウィン。年々知名度も上がり、定着してきました。

ハロウィンって言葉を初めて聞いたのは、ユーミンの歌。たぶん80年より少し前に出た【オリーブ】ってアルバムの中の曲だと思う。
【りんごの匂いと風の国】というタイトルで、なんとも物悲しい歌だった。

やっぱユーミンって、時代の先駆者だったんだね。

あれから35年あまりがたち、こんなにハロウィンがブームになったんだもの。



昨日の薬膳弁当です。

豚肉のデミグラスソース煮込み
ポテトフライ
大根抜菜の煮浸し
ミニトマト
ナスとゴーヤ酢味噌和え
五目豆
煮卵
柿とみかん
雑穀ごはん、佃煮昆布、漬物

昨日は、隣町の事業所から見学の方がみえて、バタバタ忙しくも楽しい一日でした。






レイコップ

2014-10-29 20:51:42 | 日記


この春ジャパネットで購入したレイコップ。

なかなかの優れものですが、フィルターとダストカップをいちいち水洗いしなけりゃいけないことが、結構面倒。

驚くほどホースが長くて、驚くほど滑らかにふとんの掃除が出来ます。

私はぜんそくをはじめ、アレルギー体質なので、レイコップは必需品だったかも。

ここのところなんだか急に寒くなりました。ストーブをそろそろ出そうかな。


船酔い

2014-10-27 20:10:38 | 日記


お友達のメイプルとバスツアーに行ってきました。

何年ぶりだろ。息子が小学生の頃にはよく行ったなあ。

今回のツアーは、富士山を眺めながらフェリーで駿河湾を巡り、海の幸を楽しみ、土肥金山見学と修善寺をぶらぶら散策するといった内容。

前の日からワクワク楽しみで、おやつも用意し気合いを入れ挑みましたが、まさかまさかの、いや、やはりやはりの船酔いに見舞われ、ふなっしー並みのヘロヘロ状態。

フェリーを降りて、すぐに食事という悪夢の工程。ドラッグストアで酔った後にも効くというドリンク剤を購入し祈る思いで飲みましたが、この豪華な昼食を前に、ご飯はおろか、お茶すら受付なかった悲劇。ううっ。



悔しいから写真だけは撮りました。

その後しばらく身体もだるく、心配してくれるメイプルに悪いなあと思いつつ、なかなか回復しないままバスは修善寺に向かいます。



懐かしい。22歳の頃ドライブで連れてきてもらった思い出があります。

夏目漱石の愛した修善寺。

ひなびていますが、なんとも優しい風情のある温泉街です。
たまたまフリーマーケットも開催されてて、おじさんバンドの柔らかな演奏と歌に癒されました。



フリマ出展者は皆さん、どこか不思議ちゃんばかりで、自分の世界観に浸り幸せそうに見えました。

たぶん、欲とか上昇意識とか名誉とか世間体とか、そんなものをかなぐり捨てまったりと好きなことをしながら生きている印象でした。

帰りのバスでは元気も出て、清水のサービスエリアで買ったまぐろまんがとても美味しく一息つけました。

ああ、健康ってありがたい。








レディネス

2014-10-23 22:39:25 | 日記


★木曜薬膳
チキン味噌かつ
ふろふき大根
筑前煮
人参シリシリ
青梗菜のお浸し
フルーツヨーグルトサラダ
ゆで卵
ゴマ昆布佃煮
漬物
雑穀ごはん

ベスの就職が決まった。

今日は面接と試験を終え、今後の打ち合わせのための担当者会議が開かれた。

昨年末、短時間のバイトを辞め、その後の在り方を模索し、期間のバイトや理事長宅の家事援助を週数回こなしながら、障害者手帳を取得するまでの葛藤。障害者職業センターに通い、職業カウンセリングを受け、今回、自分の意思で就労先を決め、実習を経て見事内定をつかみとる。

スーツ姿のベス、まぶしかったなあ。

レディネスができていたから、成功したんだね。

いよいよ、来月半ばから新しい人生がスタートするんだね。

何故二つ?

2014-10-22 18:41:38 | 日記


★今日のお弁当

鯖の照り焼き
煮卵
ほうれん草ともやしのごま和え
スパゲティサラダ
りんご大福
のり佃煮

お弁当が残るとスタッフやメンバーが買って行ったりしますが、

ベテランメンバーのシューマンは一人暮らし。一人なのに最近二つ欲しがるんです。

シューマンさん、お弁当あるよ。

いくつ?

うん、一つかな。

二つなら買うけど、一つじゃな。

どうやらシューマンは単身でありながらいい人がいるみたい?

だから一つならいらないんだそうです。

う~ん、どんな人かな?シューマンのいい人。






からだに優しい

2014-10-21 20:00:06 | 日記


先週土曜、せいろ蒸し専門店に連れて行ってもらいました。

友人たちとの夕食会。

その美味しさに降伏しました。



たっぷりの自家製野菜が大きなせいろで蒸され、優しい湯気に包まれながら話は尽きず。

たれはゴマだれとポン酢だれ。

どちらも美味しい。野菜の持ち味を生かしています。

蒸し野菜だけでも結構なボリュームなのに、その後なんとエビフライやお刺身まで。

ご飯は二色。黒米と白米。お味噌汁に茶碗蒸し、煮物もありました。

しかも、デザートにアフタードリンクも手作り感満載で。

その夜は、ずっと幸せな気分に浸りっばなし。








不穏なオーラ

2014-10-19 21:36:31 | 日記
何故その店に入ろうと思ったのだろう。ただの思いつき?通りががりの時間つぶし?

入った途端、後悔した。客は私一人。
喫茶店の主人らしきおばあさんがテーブルを使って.割子弁当らしきものを配膳中だった。

昼間から暗い店内。薄汚れた古いテーブル。埃だらけの床。
カウンターにはだらしなく物が積まれ、ポリ袋に入ったパンが口も閉めず置かれていた。

今日は土曜日なのでお弁当のランチはありませんが、サンドイッチかカレーなら出来ます。

弁当のランチはできない?では今作ってるそれは予約なのか?

ちょうど昼にさしかかる時間。特別お腹がすいてるわけではなかったが、今から用事をこなすまで何か食べておきたかった。

メニューを見て決めかねている私に、淡々と盛り付けをしながら店主が苛ついている様子が伝わってきた。

仄暗い喫茶店に年老いた女主人と私の二人。
なんだか不穏なオーラに包まれ、気分が重くなった。

出ようか?でも水とおしぼり出てるし。

おしぼりを手に取ると、絞りが甘く、ぐしょぐしょで少し臭う。手を清めるはずのおしぼりで菌をつけてしまうなんて。

どういたします?

店主が苛立ちを抑えながらたたみかける。意を決して、ミックスサンドとアイスコーヒーを注文。

店主は盛り付けを中断して、カウンター奥へ降り、曇ったペットボトルに入った出しっぱなしのアイスコーヒーをグラスに注ぎ出す。なんだか濁っていて古そう。途端気持ち悪くなり

あのお、サンドイッチもう作ってます?時間がないので、できたらキャンセル・・・

言いかけると、ぎらりと目を剥き早口で、

作ってるよ‼時間ないならお包みしますけど

・・・・【作ってねえし】
そう叫びたくも、何も言えない。

店主は、アイスコーヒーを差し出し、そこからサンドイッチを作り始めた。

私は気弱にうなだれ、いつもはブラックなのに、なみなみとガムシロをつぎ、ミルクを垂らし、濁ったアイスコーヒーをちびちび飲んだ。

やはり美味しくない。想像通りの味だった。

しばし待つと、サンドイッチを持った店主が現れ、お待ちどうさまと素っ気なく言いながら皿を置く。と同時に隅の一切れが崩れてテーブルに落ちた。

あら、あら、すみません。すぐ作りなおすね。

店主はたいして慌てた様子もなく、落ちたサンドイッチを拾い、その一切れ分をまた作り持ってきた。くっきり指の跡がついた一切れのサンドイッチ。

その頃には食欲も失せ、作りなおさないでいいです。こんなに食べられませんからと心でつぶやき、しかし、やはり何も言えずにいた。

至って平凡な可も不可もないサンドイッチだったが、店主のオーラに狼狽し、結局半分も手をつけず、代金を払い店を出た。外に出ると何故か開放感に包まれため息が出た。

店と店主が持つ独特のオーラに気圧され、エネルギーを吸い取られたような時間だった。

疲れたなあ。もう二度と行かないようにしよ。





カフェにお花を

2014-10-16 21:19:21 | 日記


カフェのある火曜には、厨房パートのマリアンヌが、自宅お庭に咲く花を摘んできてくれます。

そんな手作り感のある思いやりが、つみきカフェにはぴったり。

今週は、メンバー、ベスもヨーグルト容器にお花を飾ってきてくれました。

どちらのお花もかわいいですねえ。

植物のチカラ、いいなあ。

幸せは自分の真下に

2014-10-13 10:01:20 | 日記


ルポライター横川和夫さんの著書【降りていく生き方】完読しました。

北海道浦河にある精神障害者の支援施設べてるの家を数年間取材し、当事者の声、支援者の思いに寄り添ったこの本。

べてるの家の非援助論は、あまりに奇想天外で斬新で型破りでいて、なのに心にストンと落ちる。

支援が時に当事者の権利を奪う今の制度。

横川さんのルポは過去にも何作か読んできたが、どれも社会のひずみに焦点をあて、横川ワールド全開で心地よい読み応え。信頼においてまず間違いない。

べてるの当事者は、仲間との摩擦の中から自分を助ける術を学び、絶望からの回復の道筋を辿る。

べてるの家を支え続けた【治さない精神科医】川村ドクターとSWの向谷地さんの試行錯誤の支援実践は、どこか危なげながらも確信と希望に満ちている。

帯にある言葉
【しあわせは私の真下にある】

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長年べてるの家に注目してきた私にとって、忘れられない一冊となりました。