交通事故はなぜなくならないのか
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状況が安全になる
↓
そのぶん危険なことをやってしまう
↓
事故の発生が減らない
簡単にいえば、そういう身も蓋もないことを敢えて指摘したのがこの本です。
自分の身の安全度が増したと感じたら、そのぶん人間は気がゆるむだ行動をやらかしてしまう。
安全を提供すると、人間は危険はないのだとみなした行動をしてしまいがちになる。運転の安全度が増したと感じたら、危険回避のための注意をさぼるようになる。
だからといって、お前今後気をつけろよというだけでは芸がありません。
今日の朝日新聞に養老孟司さんが、
省エネはもちろん必要であるが、政治家や官僚は国民への説教という楽な道を選ぶのではなく、国際交渉の場で堂々と生産調整を主張するといった、本気の対策に乗り出すことだ
といっていますが、きちんとした方法論をもって、かつ人間の特性を十分に踏まえないと掛け声だけに終わるということなのでしょうか。
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