昨日の記事ですごく長くなった部分は、ひとことでいうと『間隙水圧の急上昇』です。
間隙水圧に関して分かりやすい解説のあるサイトを調べて見ました。
岩の割目に水があることが良く分かる
雪は日中気温が上がると、溶けて岩盤表面の割れ目に浸透します。最低気温は氷点下になっているので、割れ目中の水は凍結し、岩盤を緩めます。そのまま凍っておれば良いのですが、今年は例年にない暖冬。これが溶けると、水に変わり、緩んだ処に間隙水圧が働いて剪断強度が低下し、部分的崩壊に至る。
http://www.geo-yokoi.co.jp/geoslopex/Kamikita196.htm
豪雨によってもたらされる崩れの模式図
http://www.pu-toyama.ac.jp/AE/labo/go/fwmngmt/figs_fw/lslide1.jpg
間隙水圧と液状化
http://www.city.iida.nagano.jp/bosai/prepare/soutei/src/img_ekijouka_step.gif
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