踏査をするときは、上の画像の野帳を持ち歩きます。雨でも大丈夫。最近「調査票」や「カルテ」などの書式ものが多くなったので影が薄くなったのですが、知的生産には野帳にメモすることがいちばん。
そういえば、スケッチの定義としては、今岡さんの以下の定義がいちばんです。
現場から読み取れる無数で多様な情報源から、経験と直観力によってノイズ(調査目的に対して無用なデータ)を削ぎ落とし、抽出したシグナルのみを、非専門の人々にも「見える化」する。その作業が現場の技術者の脳内で瞬時になされる。
それこそがスケッチです。
改めて、かっこいい定義です。