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建築をめぐる話…………つくることの原点を考える
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考えさせられるコメントを以下に列記します。
現場で長年積み重ねてきた知恵の蓄積は、ほんの数年の実験とは、比べ物にならない内容の濃いものなのだ、と私は考えています。歴史は、いわば壮大な実験室です
scientific に耐震診断をやるならば、それぞれの建物の建つ場所の「地質図」「地形図」「土地条件図」そして「地質調査」などを通じて「地盤」をよく知り、その建物の「構築法の考え方」と「工事法」が、その地に適したものであるかどうかを検討すべきなのです。
そして、その「判断」は決して、法令の規定に合っているかどうかを判定基準にしてはならないはずです。法令基準は、絶対的かつ科学的「正」なのですか?
もしそうなら、それはあまりにも non-scientific な思考法ではありませんか。法令とは、そういう性格を持ってよいのでしょうか