独学@1級土木施工管理技士
独学@1級土木施工管理技士
つい先日宅建に玉砕したばかりですが、来年は1級土木施工管理技士に挑戦しようと思います。資格を本気で取りに行こうと思ったのは、昨年結婚してからなので、このブログではえらそうなことを書いていますが、詳しいことはあまり知りません。
私たちの業界では、もちろん”技術士”が最も要求される資格です。もちろん目指してはいるのですが、その基礎となる資格でもあろうと思うので、勉強しようと思うわけです。それに、学歴の違う私にとってはこの資格を持っていると、技術士1次試験の共通科目が免除となるほか、コンクリート診断士に関しても、この資格を持っているか否かで、受験に関するハードルが変わってくるようです。
参考書を見てみると、これまで私が携わっていた砂防・地すべり関係の知識や、地すべり防止工事士、地質調査技士の勉強をしてきましたが、それと重なる部分もありました。法規関係も多いのですが、宅建と比べるとわかりやすいと感じました。
難しいとされる実地試験ですが、今年は経験記述の課題として「施工の段階での出来形管理」、昨年は「工事を実施するにあたっての仮設工」が問われていました。かなり具体的に現場に関わっていないと記述しにくい内容ですね。”ペーパードライバー化”を防ぐ意図があるのでしょう。傾向と対策を練るよりは地道な勉強をするしかないですね。とはいえどういう勉強法が効果があるのか、どなたかに伺ってみたいところではあります。
合格率は女性が勝る!
最近は、合格者のなかに学生が10.3%前後混じっている。これは、就職難もあって資格重視が叫ばれてきている現在、在学中に何か資格を取りたいというとき、宅地建物取引主任者試験が格好の資格でもあるということだろう。その場合、ほとんどが別途に資格取得を専門とする学校に通っているのが実状といわれる。
また最近、宅地建物取引主任者試験に女性の進出が目立っている。例年その傾向にあるが、平成20年の合格率も男性の15.7%に対して、女性は17.6%と女性が勝っている。
宅地建物取引主任者試験は、特有の直感力が生かせる点が女性の進出をうながしているともいわれ、今後ますます女性が増加しそうな傾向である。
今日自宅に宅建の受験票が届いておりました。嗚呼、今年も来てしまいました。自分は防災地理調査が専門なので、地形の問題は間違えることはありませんが、それ以外は正直言って確信を持って答えられる自信がありません。
なんでも今年は宅建業法からの出題が増え、合格者最低点が上がるといわれています。ちょとわやですね。問題文に問われているシーンがなかなか目に浮かばない。来年までには取らねばと思うのですがどうしたらよいでしょう。
この間の地質調査技士の事前講習会で、最近は技術者としてのありよう(講習の言葉のママ)に関わる記述問題をよく出題していますという話がありました。また、事故防止のための安全管理のあり方もよく出ていると聞きました。
このうち安全管理に関しては、巻き込みや指の怪我、KY活動やTBM-KY活動などの具体的な事例を詳細に書かなければいけないので、あまり現場に出るタイプではない私にとっては、ちょっと手ごわいなあといった感じです。この辺は、経験の豊富な人に話を聞くしかありません。
例えば、昨年は顧客の信頼にこたえるために努めなければならない事項を3つあげてせよ施与という問題でしたし、一昨年は以下のようでした。
「技術者の責務」について,次の事項に分け,記述せよ
① 専門技術
② 安全衛生
③ 社会や公益
これは地質調査技士に限らず技術士試験にもでておかしくないような問題ですね。800字ですからコンパクトにまとめねばなりません。うーん。このブログ次回以降にづづく。。。。
平成13年度の宅建の問題で、こんなのがありました。
Aが、Bに住宅用地を売却した場合の錯誤に関する次の記述のうち、民法の規定及び凡例によれば、あやまっているものはどれか
1.Bが、Aや媒介業者の説明をよく聞き、自分でもよく調べて、これなら住宅が建てられると信じて買ったが、地下に予見できない空洞(古い防空壕)があり、建築するためには著しく巨額の費用が必要であることが必要であることが判明した場合、Bは、売買契約によって無効であると主張できる。
正しい。本肢のようなものの性状に関する錯誤は、要素の錯誤にあたる。そして、Bは、売主や媒介業者の説明をよく聞き、自分でもよく調べているので、錯誤についての重大な過失もない。このため、Bは、錯誤による無効を主張できる。
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表面波探査やればいいじゃないかと思わず呟きました。まあ人件費だけでも数十万かもしれませんが”よく調べた”というのはどこまで含むのでしょう。専門業者にセカンドオピニオンを求める以前でも、”よく調べた”ことになるのでしょうか。実際に再建築するにあたり巨額の費用が必要なら、専門業者に30万くらいならやすいでしょう。それに、錯誤で済ませたくないでしょうに。