冷たい風の吹き抜ける秋の夕暮れ。いたたまれないような殺人事件に心を痛め、鳩山内閣のまるで鳩が餌をついばむように右往左往する姿に対して、不信任を突きつける自分の怒りがあります。
でも、今日は、微笑ましく暖かくなれるニュースをお送りしましょう。
■福島民報より子供を発見したわんこ
行方不明小学生の発見に貢献したとして、福島県会津若松署は11日、会津若松市門田町の県警捜査嘱託犬クヴィレット・フォン・ワカミシンドー号=メス四歳=に署長感謝状を贈った。
クヴィレット号は1日、市内で所在不明となった児童の捜索に出動。児童の靴のにおいをかいだ場所から100メートルほど離れた住宅街で児童を見つけた。出動から発見まで3分ほど。あまりの素早さに捜査関係者も驚くほどだった。
感謝状は所有する渡部七郎さん(66)と連名で受けた。会津若松署で行われた贈呈式では渡部さんの左腕につかまって起立するなどかしこまった様子。感謝状を読み上げる小野寺照男署長をじっと見詰める姿に署員から称賛の声が上がった。
渡部さんは「よくやってくれた。これからも一緒に地域に貢献したい」と喜んだ。
■産経MSNより
奈良県橿原市の市立中学校で9月に開かれたバザーで10円で購入された商品の箱から現金200万円ずつ、計400万円が見つかった問題で、橿原署は現金の持ち主を橿原市内の女性(63)と確認、12日に返還したと発表した。女性は「ヘソクリを何年か前に入れたのを忘れたまま出品してしまった。親切に届けてくれてありがたい」と話しているという。
橿原署によると、女性は400万円が見つかったと報じた10月24日の新聞記事を読み、すぐに名乗り出ていた。同署は、女性がバザーにこの箱を出品したことを確認し、現金の持ち主と判断したという。ほかに名乗り出た人はいなかった。
遺失物法は、拾い主は拾った金額の5~20%の報労(謝礼)金を受け取ることができるとしている。
----------------------------------------------------
最初のわんこ「クヴィレット」は、可愛いですね。飼い主の方と強い絆で結ばれてるのが、よく判ります。
次のバザー出品物の400万円が持ち主に帰ったというのは、届け出た方の正義と勇気に脱帽です。