グリフォンの日記

時事のニュースについて書いていきます

凍りつく日本

2008-12-15 00:19:46 | 日記・エッセイ・コラム

一段と厳しい寒さになり、暮れも押し迫ってきている昨今。日々更新するブロガーの皆さんとは程遠く、グリフォンの日記と銘打っていながら、日記にならない断片”言いたい放題”コーナーと化して来ている。自己嫌悪も然ることながら、国籍法改正を行った今の政治に希望の芽が見えない事にほとほと愛想が尽きたのが原因である。

今の世には、「派遣切り」による義理も人情も無い暗いニュースばかりが日本全体を覆い、その情報に何の意味があるのかなどと考える余地もなく、頭の中を駆け抜けていくのである。それは、点いては、消え、消えては現れる、まるで、切れ掛かった裸電球のように・・・。そして、記憶は現在の情報スピードに付いていけず、まるで走馬灯でも眺めるかのようにぼんやりとした輪郭だけを残して流れて去っていく。

民主党には政権を絶対に渡してはならないと以前から言ってきた。それは、日本人、日本の文化を破壊しようとする法案を通そうとしている事が一番大きい。14年前の社会党を与党にしてしまった結果を見てきた者として、絶対に阻止せねば、日本の未来が終わる。歴史検証もままならぬまま、村山談話を生み出し、河野談話と言う愚話を継承しなければならなくなった原因は、多くの国民の無関心、無感動、無知とマスコミによる扇動であった。本ブログを読んでいる方々(日本人に限る)は、そんな扇動に右往左往されることは、きっと無いであろうと信じたいが・・・。

だからと言って自民党がいいとも言い切れない自分がいる。河野、山崎、加藤を筆頭に売国奴が蠢いていること。それでも、小さな希望が安倍元総理だったわけで、完全保守を貫けない今の状況を作り出したのは、内部分裂を恐れ、次の選挙の根回しに支障が出るのを恐れるからなのだろう。そして、国民も今の生活を考えるだけで精一杯だ。ところが、多くの無知な市民を扇動するマスコミどもは、自分達の高い給与は棚に上げて、何でも政治家の所為にする。「無策政治」「混沌政治」と非難する。本当にそうなのか?無策というのであれば、「どうにかしてくれ」ではなく、知恵を絞って、代替案を出せ!それこそ、政権の支持率なんて、電波と紙の無駄遣いだ!支持率になんの意味がある?多くの切捨てられた非正規雇用者たちにタダでお金を配る政党でもあるのか?

寧ろ、これからどう進めていくのか、都市、都市近郊、地方との所得格差、就業格差、人口格差のアンバランスな位置関係から見直すべきだろう。今回の大量派遣切りで言えば、「派遣を解禁した事が悪い」と派遣社員の方が叫んでおられる。しかし、派遣を解禁にした原因は、企業のバブル経済のツケであり、就職氷河期と呼ばれた人間達を職に就かすための唯一の手段でもあったに他ならない。麻生政権に非があるのではなく、過去10年の社会の歪みこそが元凶にあるのだ。

それを正すためには、問題点の解決案と解決策を練る必要がある。それは、基本に立ち戻ることである。それは、日本人らしい発想力を活かすことが、大事なのである。敗戦からわずか10年で経済大国へと立ち上がった日本は、まさにそうした発想力で再生・復活を果たしたのである。

ところが、今の政治家も企業家もマスコミどもからも、こうした発想力は生まれてこない。単純な話だ。軸がぶれて右往左往しているから発想力が芽生えないのである。現代における正論とは、あくまで現代の倫理感、道徳感に照らし合わせてと言う前提がある。ただこれらの倫理感も道徳感も戦後左翼教育の中で歪められたために、日本人としての自立が出来なくなってしまった。誰かの所為にして、そこに優しさや喜びが生まれるはずがない。

とりわけその筆頭は、マスコミだろう。政治が酷いと非難するが、自分達は何だ?人を非難するだけの人間としての誇りとか器量があるとは到底思えない批判と愚痴ばかりが並ぶ。さながら汚いゴミダメ商店だ。その汚れた情報を与えられた喜ぶ人間がいることが信じられない。そんな情報をありがたがる人間は相当なマゾなのだろう。下らないテレビも新聞も見なければ心は歪まない。必要な情報をネットで選択できる時代が今なのだ。凍りついた日本を再生する鍵は、我々一人ひとりが持っている。後はその鍵を活かす術を身に付けることが重要だと考えるのである。

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【”売国”民主党の宣伝なんてしたくないが、”馬鹿”韓国と連携しようとしてるのだ】

鳩山由紀夫幹事長は11日夕、党本部で李明博韓国大統領の実兄の李相得韓国・韓日議員連盟会長一行を党本部に向かえ、意見交換した。

 鳩山幹事長は、岩國哲人国際局長の司会のもとで挨拶に立ち、歓迎の意を表したうえで、「民主党として日韓関係を重視している」と表明。前回1月に、李会長が来党されて小沢一郎代表と会談した際は、新大統領への移行期間であったと振り返り、新大統領誕生後、経済的にはきびしい環境下にある韓国における、新大統領の取り組みに敬意を表した。

 同時に過日、韓国大統領室から通貨スワップに関する協力を求められたことを明かし、「スワップに関して当然のことながら、民主党としても日本政府としてもご協力を申し上げたいという思いだ」と語った。

 そのうえで幹事長は民主党のPRをすると前置きし、「麻生政権が低迷するなか、国民の心がかなり離れている」と指摘。「来年に必ず行われる総選挙において、衆議院で勝利をおさめて政権交代を確実なものにしたいということで力を入れている」と表明した。

 「民主党が政権をとった暁には対日関係はなお一層進展するとご理解いただきたい」とも求め、過去の問題に目をそむけることなく未来志向に転じていきたいとの意向を示している政党だと改めて紹介した。

 同時に、強制連行などによって日本で亡くなられた韓国人の方々の遺骨の返還の問題などにも取り組んで行くと語り、さまざまな問題が残っているが、できるだけ誠意を込めて過去の問題の清算を行って行きたいと決意を示した。

 李会長は1月の際には実弟の李明博次期大統領の特使としての来党だったと振り返り、今回は日本と連携・協力の表明の意味での訪問だと述べた。

 そのうえで、韓日の協力関係については鳩山幹事長と認識を一にすると述べ、「過去にこだわって未来の協力関係が妨げられてはいけないという大統領の哲学・方針がある」と語った。また、麻生首相にも表敬訪問したが、日本の政治を率いる民主党幹部と意見交換し、経済協力に高い関心を持ってくれたことに感謝するとの意向が示された。北朝鮮問題にも言及があり、韓国が米国と同様に連携してこの問題が実現されるように努力するとした。

 さらに、1月の来党時に小沢代表が在日韓国人の地方参政権について「検討する」「推進する」との回答を示したことについて、「この場を借りて改めて感謝する」との発言があった。

 意見交換で「衆議院総選挙で大勝するという報道があるが、選挙について自信を持っているか」との問いに鳩山幹事長は、「自信はありますし、民主党としてはここまで政権に対する不信感が高まっているとき、政権交代は使命だと思っている」と強調し、「韓国からご協力を」と求めた。「政権交代はしなければならないが容易ではない。使命感を持って成し遂げたい」とも重ねて語った。

※民主党のURLは宣伝するつもりがないので載せません。

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