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ガヴァドンなボログ

ウルトラ指人形のことやら、仮面ライダーの感想やら、大河ドラマについてやら

姉川の戦いにて

2006年03月12日 | 今週の大河ドラマ
功名が辻 1 (1)

文藝春秋

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 出だしはどうなることかと思いましたが、さすが大石静女史、後半の盛り上がりは見応えがありました。
 前半は、一豊の告白を巡り、どたばたする周辺の人々を描いたホームドラマ仕立てでした。千代が特別な存在故に、すべてを話さねば気が済まなかったとのたまう一豊殿。当日の様子を事細かに報告する姿には哀れみを覚えました。まさか、全部喋っちゃうなんて・・・と思ったら、さすがに小りんが間者だったことは秘密にしていましたね。それだけの配慮ができるのなら、もう少し「嘘も方便」てやつを使えよ、といいたくなりました。
 しまいには女房に家出されておろおろし、新右衛門の娘達の失笑を買う始末。しっかりしてよ、旦那様・・・
 その緩んだ空気を一転させたのが陣ぶれのほら貝の音。時に元亀元年六月、織田・徳川連合軍は近江姉川で、浅井・朝倉連合軍との戦いに臨んだ。世に名高き「姉川の戦い」です。このとき、数の上では劣勢であった浅井の精鋭部隊が織田13段の備えのうち11段までを打ち破る猛攻を見せたという説もあって、そこらあたりがどう描かれるのかな、と興味があったのですが、あっさりと一豊様が落馬してしまったため、合戦場面はそこで終わり。少々、物足りない感じがしました。
 合戦後は、行方不明となった一豊を巡る、人々のそれぞれの思いが描かれていました。夫の出陣に間に合わなかった事を責める千代は出家する決意をし、新右衛門は殉死を考える。そんな中、主人秀吉の態度が気になりました。生死が定まらないうちに「一豊の弔いをしろ」というのは、中村一氏の言うように遺族の将来を思っての優しさか、それとも堀尾吉晴の感じたように冷たさなのか。秀吉という人物の一端が透けて見えたようでした。
 まあ、何にしても、一豊も帰還してやれやれ、次に続きます。
 

天道、料理対決で敗れる

2006年03月12日 | 今週の仮面ライダー
仮面ライダーカブト 変身ベルトDXカブトゼクター

バンダイ

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 ストーリー紹介は公式サイトでどうぞ。

 まさか、天道が料理対決で敗れるとは。思いもしませんでした ひよりが矢車の麻婆豆腐の皿を指した時は、「これは、前回すっぽかされた仕返しか!」と思ったのですが、そんな単純な理由じゃなかったんですね・・・ひよりは熱い料理が好きだったとは!衝撃的でした。この笑激の事実に気づいていない天道は、まだまだ未熟ですな。もう7話分のお付き合いなのに、まだ彼女の嗜好が掴めていないのか!(それと、樹花ちゃんのリクエスト品「湯豆腐」を作っていれば、負けなかっただろうに。)
 しかし、天道もクールに
「二兎を追う者は二兎とも取れ」と、あっさり負けを認めたように見えて、内心忸怩たるものがあったんでしょうね。公式サイトの「まかない」コーナーでは『天道流マーボー豆腐』を紹介しています。そして一言。
「矢車のマーボー豆腐よりも素材の個性が引き立っているはず。ちなみに四川花椒は、このマーボー豆腐の命。絶対に欠かさないようにな」

天道よ、あんたはやっぱり最高だぜ・・・
 
 今回のエピソードは、第2のライダー登場と言う事で、特撮シーンに力が入っていました。ザビーの変身シーンは2度もお披露目。必殺の「ライダースティング」も見せてくれました。個人的な好みからいうと、デザイン的にはカブトよりもザビーの方が好き ザビーの使命は「カブトを倒すこと」ということで、今後のカブトとザビーの絡みが楽しみです。
 で、やっぱり加賀美は冴えなくなりました。「パーフェクトハーモニー」を説く矢車に、あっさり心酔しちゃうとは単純すぎるんじゃ・・・

 最後に、今回一番嬉しかった映像は、ソファーで新聞を読む天道の上にのっかかり、通学バッグを取った樹花ちゃんの天真爛漫な姿で決まり!

 

今日のウルトラマンマックス&初代

2006年03月11日 | 今日のウルトラマン
 どうやら、初代「ウルトラマン」の放映時間が、本格的に4時10分に移ったようです。新聞によると、明日の早朝に放映されることになっていた(ついでに言うと3時40分からは「ウルトラマンネクサス」が放映されます!)ので、ビデオに録っておいて明日観ようと思います。
 ということで、まずはマックスから、感想をば。
 マックスも終わりに近づき、前回はエリー特集、今回はしっとりとミズキ特集を組みました。憎い演出です 初っぱなにカイトとミズキのデートシーン。この2人、最近はデートシーンがやたら目立つんですが、仕事の方は大丈夫なのかと心配してしまいます。
 DASHメンバーは違うところが気になるようで、エリーに2人の恋愛が成就する確率を計算させたようです。
 エリー「カイト隊員とミズキ隊員、過去の行動パターンから算出した結果、2人の恋愛が成就する確率は・・・」
 ヒジカタ「おっと!待ったエリー!恋愛とは数学のように割り切れないものなんだ。宇宙が神秘に満ちあふれているように、恋もまた未知の可能性に溢れている・・・」
 こんな平和な連中に囲まれていれば、2人の愛が叶わないわけがないだろが
 そんなところに星獣ケプルスが出現するのですが・・・あんまり星獣という感じがしないんですが・・・円谷さん・・・トカゲ色が強過ぎるのか。「星獣」なんですから、もう少しファンタジー色を出して欲しかったですね。ついでに言えば、特撮シーンも少々しょぼい。ケプルスがビルを破壊したときの煙が、火花が、・・・悲しいほどしょぼい。萩原流行さんをゲストにお迎えした関係で、予算を回せなかったのでしょうか。
 予算と言えば、萩原流行さんは最後までサトン星人に変身しませんでしたね。サトン星人は絵本の中だけで終わり?寂しい・・・
 こうして寂しい雰囲気の中で、いよいよマックスもフィナーレを迎えます。今回のエピソードは、しっとりしていて素敵なファンタジーなんですが、やっぱり寂しさが先に立ってしまいますね・・・
 
 エリーが星に願いをかけます。「いつまでも、いつまでも、みんなと一緒にいられますように・・・」(意味深)
 最後はカイトとミズキのフライト(デート)シーン。笑みを浮かべたミズキが、「ねえ、カイト・・・ううん、何でもない・・・」あーー!気になる!何が言いたかったんだ!
 それに続いて、来週の予告なんですが、えーーー!ミズキが死んじゃう???

追記
 さて、録画しておいた初代を鑑賞しましたので、その感想も書き留めておきます。
 今回は『地上破壊作戦』でした。監督は実相寺昭雄、登場怪獣はテレスドン。実相寺監督らしい、凝ったカメラワークで、緊迫したサスペンスドラマに仕上がっていました。
 地底人による地上侵略がテーマとあって、いつもの明るい科特隊司令室も停電と紛うほど真っ暗・・・もともと暗い雰囲気の福山博士を余計に暗く感じさる(笑)・・・
 そんな中、地底から出現したテレスドンは、夜の東京を破壊しまくるのですが、ゴジラ映画ばりのミニチュア撮影により凄みを出しています。
 頼みのハヤタは地底人に捕まって、地下4万メートルで催眠術にかけられようとしています。この企みが成功すれば、ウルトラマンも地底人による地上侵略の先兵とされてしまう。危うし人類!と、思ったら、ウルトラマンは『光の国のスーパーマン』だそうで、ハヤタの意識とは別物で動けるんだと。スーパーマンか・・・ウルトラマンではそういう呼称は使って欲しくなかったな。
 

ハマーンさま・・・

2006年03月10日 | フィギュア一般
機動戦士ガンダム C.D.A.若き彗星の肖像(7) 【フィギュア付き初回完全限定版】

角川書店

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 半年以上前に予約してあった(そして、予約したことさえ忘れていた)『機動戦士ガンダム C.D.A.若き彗星の肖像(7) 【フィギュア付き初回完全限定版】』が、今日届きました。
 「若き彗星の肖像」は、後にクワトロ・バジーナとしてエゥーゴに身を投じる事になるシャアの一年戦争終結からグリプス戦役までの空白の7年間を描いた、北爪宏幸作の漫画作品です。
 つまり、「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Zガンダム」をつなぐ部分を描いているわけですが、正直言って漫画には興味なしでして、もっぱらフィギュア目当てで、フィギュア付限定版だけを買っています。
 今回のフィギュアは若き日のハーマン・カーン。「髪を自ら切ることで少女時代と決別した凛々しい姿がフィギュアに!」とあったので、速攻で購入を決めたのでしょう。人ごとのようですが、半年も経てば、恋も冷めるのでして・・・
 


3色ゴジハム

2006年03月09日 | 指人形
  昨年末から集めてきた「ハム太郎×ゴジラ」フィギュアシリーズですが、ヤフオクで画像の3色を落札しまして、コンプを達成しました。
 一応説明しておきますと、これは2001年12月封切りのお正月映画『とっとこハム太郎』と『ゴジラ モスラ・キングギドラ怪獣総攻撃』の来場者プレゼントとして配布されたものです。全高約5センチですから、ほぼウルトラ指人形と同じサイズですが、底には直径4ミリの小さな穴しか開いていないので、厳密には『指人形』とは言えない作品です。また、ハム太郎とゴジラの下あごはくっついていて、ハム太郎を取り出すことはできません。
 
 翌年公開の「ゴジラ×メカゴジラ」では「金・銀」バージョンのゴジハムが前売り券販促プレゼント品として、メカゴジハムくん(赤・青・緑・銀の全4種)が劇場入場者プレゼント品として配られています。
 さらに、2003年12月公開の「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」ではモスラ幼虫の着ぐるみをかぶったハム太郎(モスハムくん)が前売り券販促プレゼント品として、ハム太郎変身ごっこ3体(メカハムくん、モスハムくん、ゴジハムくん)が劇場入場者プレゼント品として配られています。
 どれもかわいいですよ!

我、何とか帰還せり

2006年03月08日 | 雑記(日々の生活より)
 大本営陸海軍部午後6時発表。我が肉弾六勇士は本八日未明、カラム洞窟地下三階において未知の生物と戦闘状態に入れり。我が部隊は、之を猛攻し其の過半の兵力を壊滅し之を潰走せしめたり。
 我方の攻めたる戦果総合次の如し。
  轟撃沈 犬    六体
      わら人形 五体
今、半藤一利さんの『昭和史』読んでます。これ、面白いのでお勧めです。で、その影響で「大本営発表風」に書き出してみました。もちろん戦果は過大報告です(笑)
 実際はブリンクドッグ3体&わら人形3体と戦闘になりまして、これを何とか打ち破ることができ、「カラムの洞窟」(「ウィザードリィ外伝~戦闘の監獄~」における初心者用の迷宮。B1~B3までの3階層。)のミッション(最終アイテムを手に入れる。)を終えることが出来ました。後はこれをトランプル城に持って行くだけ。経験値も1000オーバー手に入り、我が6勇士達も軒並みレベルアップとなり、わくわく。
 と、思ったのも束の間、B2階へ上がる階段を目の前にして、敵襲来。飛び回る生き物(ワスプスワーム)の大群に囲まれ、前衛の戦士2人が死亡・・・ついでに後衛の盗賊君も死亡。ヤバイ!!!戦士・魔法使い・僧侶(しかも、すべてレベル4)の3人ではどうしようもなし。だめもとで『逃げる』を選択・・・なんと、逃げることができました!神に感謝!這々の体で洞窟から脱出しました。
 寺院で3人を復活させるために金3000を支払う。ミッション完了アイテムのご褒美が吹っ飛びました。ヂグショー

モダンペットチョロQ第2弾

2006年03月07日 | フィギュア一般
 「モダンペットチョロQ第2弾」が届きました。
 画像左から右へ、『レイニーマウス』『ビリードルフィン』『バトンプードル』です。第1弾通常版と同じく緑の車に動物たちがちょこんと乗っています。
 1体1050円で、携帯サイト「トイホビーモバイル」で購入できます。でも、年寄りは、携帯のボタンをぷちぷち押すのが大の苦手です。できればパソコンサイトでも扱って欲しいと願ってやみません(ちょっと、大げさか・・・)。
 ついでに言わせてもらえば、車の色は、動物の種類毎に変えてもらえたらよかったと思います。通常版がみんなグリーンでは、ちょっと寂しい気がします。まあ、限定カラー版があるので、変化は出ていますが、それでも『遊び』が少ないような。せっかく可愛くて楽しいフィギュアなんだから、もう少し『華』があってほしいですね。

気になるその後

2006年03月06日 | 雑記(日々の生活より)
 「気になるその後」なんてタイトルを付けましたが、個人的に気になっていて、備忘録として書き留めておきたいというレベルです。読み飛ばして下さい
 まず、モダンペットチョロQの第2弾のその後。通常版は今日届きました。明日レビュー記事を書くつもりです。(今日じゃないというところがミソです)それで思い出したのですが、au限定版を買うのを忘れてました。慌てて手続きしました。(と言っても、携帯の操作をしたのは娘ですが・・・私は前回ので懲りました)2月23日から限定999個発売という事でしたが、12日経った今日でも、余裕で買えました。明日からはi-modo限定版が販売されますが、これも急がなくて良さそうですね。(まあ、そう言いつつ、明日買っちゃうんですけどね・・・)
 少しずつ買い足してきた「ゴジハム」ですが、ヤフオクで3色(赤・青・緑)を落札し、一応コンプしました。これも近日中に画像をUPしたいと思います。
 『怪奇大作戦』のレビュー記事も止まったままですね。実はDVD5巻・6巻が買えないでいます ここのところ、フィギュア関係で金を使いすぎてまして・・・私としても『京都買います』が早く観たい・・・
 「ウィザードリィ日記」か・・・これも書けていませんね。一応、毎日プレイしているのですが、平均1時間というプレイ時間では、大した変化がなくて、書くことがないというのが実情です。ゲーム自体は面白いですよ。しかし、いろいろ制約があって続けてのプレイが出来ない状態です。これはストレス溜まりますね。
 最後に、『iPod・nano』の件ですが(何それ?という方がほとんどだと存じます。一応こういうことです)これは、無事購入しまして、ただいま長女のものとなっています。ああいう、流行りものは「年寄り」には使いこなせないものだとよく分かりました。使用レポートを楽しみにしてくださっていた皆様、ごめんなさい。
 

戦場では相身互い

2006年03月05日 | 今週の大河ドラマ
功名が辻〈1〉

文藝春秋

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 ちょっと、止めてもらえます・・・武将がパソコンのキーを叩いたり、人材派遣会社社員の忍者が仕事を受けたり・・・そりゃ、まあ、そういうことなんですけどね・・・でも、ドラマ冒頭にそういうの見ちゃうと違和感があって、16世紀の戦国の世に入っていけなくなっちゃうんですよ・・・
 今日の『功名が辻』は出だしからコミック調で、嫌な予感がしたんですが、的中でした。第9話のメインエピソードが「初めての浮気」現場なので、それを面白おかしく描き出すためか、歴史に残る金ヶ崎からの撤退場面はあっさりと処理されてしまいました。家康の心配り、秀吉隊の活躍をもう少し丹念に描いておいてくれると深みが出た気がするのですが。
 一豊と小りんの浮気ですか?中途半端でしたね。まあ、NHKの大河ですから最初から期待してないので、良いんですけどね。でも折角長澤まさみちゃんを出すんだったら、もう少しアノ演技指導をしてほしかった。将来有望な女優さんなんだから。山中でのウインクはかわいかったですがね・・・床における、あの演技は「くのいち」失格です(断言)
 今回のエピソードで心にとまったのは「戦場では相身互い」(同じ境遇にあるものどうしが同情し、助け合うこと。)という言葉です。生死を賭けた戦場においての、「命の貸し借り」は後々、大きな意味を持ってくるでしょう。その辺りに注目して見ていきたいと思いました。
 それにしても、ばれてもいない浮気を自分から喋っちゃう男なんて、いるかよ----!
 

 

天道、カツ丼を食う!

2006年03月05日 | 今週の仮面ライダー
仮面ライダーカブト キャストオフライダー1 仮面ライダーカブト

バンダイ

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 今日の「カブト」は天道の一人舞台でした。不遜さ全開、気障さ全開、そして優しさ全開。ゼクト基地で岬の尋問を受けていても、終始マイペース。
 「カブトの正体はあなたなの?」と質問されて、「愚問だな。太陽に向かって、あなたは太陽ですかと聞くか?」とお答えになる。
 妹が心配するから電話させろ、おいおい、あんたは取り調べを受けてる最中だよ・・と指摘されると、テーブルを蹴って載っていた携帯を舞い上がらせ、それを後ろ手にキャッチ(このとき、天道は手錠をかけられています)。それを岬に持たせて、飄々と自宅にお電話。
 しまいには美味いカツ丼を食わせろですぜ。取り調べとくれば、カツ丼と相場は決まっているそうで。
 こんなに振り回されちゃ、岬さんも「かなわん」と思ったのでしょう、あっさりとベルトを差し出しましたね。彼女も天道に惚れたかな・・・
 一方、加賀美君はやることなすこと、空回りしています。東京タワーへひよりを迎えに行っても「何だ、お前か・・・」と相手にされず。次回からはカブトのライバルライダーも登場し、強烈キャラで攻めてくるようですが、そうなると、ますます加賀美君の影は薄くなるのではないかと、心配しちゃいます。

 登場したワームは「プレクスワーム」、ノミ型ワームだそうで。まあ、見ようによっては、そう見えないこともないかな。ゼクト基地を見つけ急襲したり、東たちに擬態してゼクト本部の在処を探ろうとしたり、ノミの知恵とは思えない活躍をしますが、本来の姿に戻ってからは良いところなしでしたね。自慢のジャンプ力を披露する間もなく、カブトにあっさり倒されました。今日の天道は強すぎ。まさに「太陽の輝きを知るがいい」、天上天下唯我独尊状態。
 
 次回は、そんな天道のライバル(?)仮面ライダーザビーが登場。天道の独走を止めることができるか。これは目が離せなくなってきましたね。