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ガヴァドンなボログ

ウルトラ指人形のことやら、仮面ライダーの感想やら、大河ドラマについてやら

ウルトラマンメビウス~ジョージ最高!~

2006年05月06日 | 今日のウルトラマン
ウルトラマンメビウス ガイズマシンシリーズ2 ガンローダー

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 GW最大のお楽しみがやってまいりました。その期待を裏切らない力作だったと思います。
 隊員描き込み第2弾は『逆転のシュート』と題して、「流星シュートのイカルガ君」(その名前で呼ぶな!)編でした。あらすじは公式サイトをご覧下さい。
 今回は、謎の舌なめずり女さんが大活躍でしたね。セリフもたっぷり・・・
 まずは冒頭の「早くおいで。」その声に答えて、準レギュラーとなったディノゾールが宇宙空間をノコノコとお出まし。そ、その時、青い光線がディノゾールを襲う!「ウガー!!」お怒りの謎のお姉さま・・・それにしても、あのディノゾールを一発で仕留めちゃう謎の戦士は?て言うか、ディノゾール弱すぎ。ソフビの売れ行きにも影響あると思うんですが。
 
 マスコミの持ち上げに大喜びのトリヤマ補佐官。でも今日は出番が少なく可哀想。ミサキさんも、今回は露出度低し。これにはがっかり。いつか、彼女の活躍をたっぷり見たい!リクエストしておきますよ!ツブラヤの皆様!
 そんな盛り上がりの中、ジョージだけは不満顔。自分に対する批判的な記事に傷付くジョージ・・・。普通、彼ほどのスタープレーヤーだったら、彼を理解するライターがいるはずなんですけど・・・なんて、突っ込みは野暮ですね。  スタンドプレーをリュウに咎められ、GUYSを去ろうとします。それをロッカールームでマリナが止めようとするのですが、ロッカーが小さすぎ・・・じゃないですか・・・天下のGUYSが・・・
 
 サドラの顔って、スネ夫に似ていませんか?体形はジャイアンですが。そんなサドラにマリューバモードで攻撃を試みるジョージが最高に格好よかったです。「もう、誰にも俺のシュートは止められないぜ!」って、感じっすか・・・横文字連発で、はっきり言って何を言っているのか、聞き取れませんでした  でもかっこよかった・・・
 いつものように、メビウスとGUYSの共同作業によって怪獣撃退と思ったら、サドラは3匹いました。残りの2匹に弄ばれるメビウス・・・と、そこへ青の戦士登場。あっというまに2匹を退治しちゃいました。これがハンターナイト ツルギか!
 次回は、いよいよグドンの餌が登場ですね。私、歴代怪獣の中でコイツが一番好きなんです。来週も楽しみだあ!

 
 

ウルトラマンメビウス~傷だらけの絆~

2006年04月29日 | 今日のウルトラマン
ウルトラマンメビウス ハンディシリーズ 召喚!ガイズメモリーディスプレイ

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 ウルトラマンメビウス第4話から、隊員一人一人の描きこみが始まりました。まずは、「メガネっ娘萌え」キャラ・コノミの登場です。
 でも、その前にミサキユキさんを語らなくちゃね。冒頭の「マケット怪獣・ミクラス」実用化実験シーンに、「生」で登場しました。全身、アップ、共に美しい・・・ミライの様子を気にかけて、サコミズ隊長に「彼、どうです?」と尋ねた姿から推察するに、彼女はウルトラの母では!?どうでしょうか?
 隊員たちがミクラスをうまく使いこなせないのを見て、ため息をつくミサキさん。何をやっても美しい・・・大人の魅力、って奴ですな。
 その対極の魅力で頑張ったのがコノミ隊員です。保育士出身という経歴を見事に生かして、ミクラスを使いこなしました。・・・でも、正直な話、あんな弱虫キャラが受かってしまう、GUYSの適性試験って、どんな内容だったのでしょうか。も一つ突っ込ませていただくと、メガネを替えた方がかわいいと思うんですが。「セブン変身」をネタに使うためにあの形のメガネを選んだと言う事であれば、そのお役目は果たしたわけですし、次回からは、トンボメガネに替えましょう。その方が・・・
 結局、ミクラスは改良の余地ありと言う事で総本部に回収されてしまいましたが、次回の登場が楽しみです。次に登場する時は、男を上げて来いよ!待ってるぜ!(このフレーズ、前にも使いましたね・・・
 
 さて、4話を見てきて思うのは、ミライ君の気配りの凄さですね。隊員達の間を走り回り、メンタルケアに余念なし。メビウスが戦士として成長していく姿を描くというのがテーマだったように思うのですが、すでにミライ君の人格って、完成してないですか??
 「ありがとう、君のおかげで、今日4分間戦えた。」ミクラスを使わなくても勝てたような気もしますが、それは結果論で、やっぱりミクラスとコノミのおかげで勝てたんだと仲間を立てる態度が大事なんですよね。
 
 そして、今日の謎の女。舌が前よりでかくなっている??

 
 
 

ウルトラマンメビウス~ひとつきりの命~

2006年04月22日 | 今日のウルトラマン
ウルトラマンメビウス トライガーショット

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 ウルトラマンメビウス第3話は、隊員達の心が一つになるまでを描きました。
 登場怪獣バードンって、過去にウルトラマンを葬った前歴があるそうな。調べてみるとタロウとゾフィに勝っているですね。タロウ放映当時は、ウルトラから離れていたので知りませんでした。あんなのが強いの?って感じ?
 でも、今回も一度はメビウスを退けましたね 確かに、口からは火炎を放射し、マッハ10で飛ぶんですから(あの体形で・・・うそだろ・・・)凄い。メビウスみたいなセミプロ(!)ウルトラマンでは勝てませんよね。番組前半でメビウスが敗退した後、再びバードンが襲来しガンフェニックスが出動した時は、「これはウルトラマン抜きで勝っちゃうという究極新パターンか!」と身を乗り出したのですが、惜しいところで失敗。やっぱりウルトラマンが出ないとダメなんですね・・・
 で、「メテオールカートリッジ・キャプチャー・キューブ」と「メビュームシュート」の合作で見事にバードンを撃退!ウルトラマンメビウスとGUYSが一緒にになって怪獣を撃退する、それが「ウルトラマンメビウス」のテーマであることがよく分かりました。分かりやすいので、チビッ子ウケはいいでしょうね。個人的には、マックスみたいな統一性のない世界観も捨てがたいのですが。

 前回、当ブログで文句を言ったから、と言う事は全然ありませんが、今回はミサキさんが出てくれました。これには、満足。久世家のメイドさんも初登場。彼女は今後も出てくるのでしょうか。それと、謎のお姉さん・・・相変わらず、舌づかいが微妙です。

ウルトラマンメビウス~俺達の翼~

2006年04月15日 | 今日のウルトラマン
ウルトラマンメビウス ウルトラ怪獣シリーズ2006 02 グドン

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 ウルトラマンメビウスの第2話は、『俺達の翼』と題して、CREW GUYSのメンバーが揃うまでを描いています。
 冒頭、地中で蠢き始めたグドンの真っ赤な目のアップに続いて、第1話で登場した謎の女が舌なめずりするシーンがあります。あの舌なめずり、気持ち悪いですね。あの尖がった舌先は合成でしょうか、それとも彼女の自前舌?何にしても、怪獣が四半世紀ぶりに出現するようになったのは、あの女の仕業のようです。果たしてその正体は!・・・始まったばかりでは分かりっこないですよね・・・
 続くキャリアベース内シーンではトリヤマ補佐官がいい味出してました。学園モノなんかでは、ああいった「事なかれ」かつ「ズッコケな」おっさんが定番キャラなんですが、ウルトラシリーズでは珍しくないですか。
 「こっちはディノゾールの死体処理で手一杯なんだ!」って、どうやって処理しているんですかね?一度見てみたいなあ、怪獣の死体処理現場。解体して、海にでも捨てるのでしょうか。それとも焼却してしまうのか・・・まさか、食用として売り出したり・・・まさかね。
 保身第一のトリヤマさんに対して、シンゴ隊長は公式HPの紹介にあるように、人心掌握術に長けた、リーダーに相応しい方のようです。早速へそを曲げたリュウ隊員のフォローに出動。
 「他人の力を頼りにしないこと・・・そのために必要な炎は、心のどこかでずっと燃やし続けなければならない。」
 「だから、炎を描くんだって、俺達の翼に・・・」って、おいおい、勝手にガンフェニックスにペンキを塗り始めちゃったよ・・・整備の人が怒るでしょ・・・でも、そんなヒト、いないようですね。
 リュウのペンキ塗りを手伝ううちに、ジョージ、テッペイ、マリナ、コノミの心が一つになっていくという設定は、一昔前の学園モノを見るようで、はっきり言ってコソバユイ。でも、彼らを一気にメンバーにしてしまう方法としてはうまい手ですね。終わってみれば、皆晴れて「CREW GUYS」のメンバーになってましたよ
 ガンフェニックスの出動シーンには勇ましい歌が流れました。チビッ子たちの愛唱歌となるのでしょうか・・・でも、ややダサい感じがしたのは私だけ?
 対グドン戦ではメテオール技術も披露され、動きのある見事な特撮シーンになっていたと思います。メビウスの力に頼りきるのではなく、GUYSとメビウスが互いに協力し合って敵を討つというコンセプトもいいですね。最後はメビュームブレードで勝負あり!グドンの体は、粉々に砕け散った・・・これなら、死体処理も簡単ね。
 今回はミサキさんは出ずじまい。出せーーーーー!
 

ウルトラマンメビウス~運命の出逢い~

2006年04月08日 | 今日のウルトラマン
ウルトラマンメビウス ウルトラヒーローシリーズ2006 01 ウルトラマンメビウス

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 ウルトラマンメビウスが始まりました。冒頭に登場したウルトラの父の口が「ぱかぱか」と動いたのに興ざめ・・・でもオープニングソングは一度で気に入りました。「今すぐ出来る事は、何だろ~」思わず、歌っちゃいました。鈴木キサブロー先生はちゃんとした歌を作る人だったんだなあ、と再認識しました
 メビウスは、宇宙警備隊のルーキーとして地球に派遣され、普段はその人間体「ヒビノミライ」として行動するわけですね。となると、人間体の時も超能力を発揮したアクションシーンが見られそうです。
 なのに・・・
 地球に降り立った彼は、空に飛んで行ってしまった、女の子の風船を持って登場しました。これだけで、宇宙からの飛来を表現してしまったのは残念でした。ちょっと演出不足の感・・・後で、謎の女との対決シーンでは、飛んでくる木の枝を素手で掴んでしまう荒業を披露してますが、イカルガの「流星シュート」の方が派手じゃん・・・今後は、頑張ってほしいところです。
 GUYSの隊員は、アイハラ隊員を残して全滅。初回からすごい設定ですね。GUYSガンフェニックスの投入を待たずして、たった5機で突撃はないでしょ。地球規模の厄災なんだから、各国のGUYSが協調して迎撃するのが本当だと思うのですが、7割の確率で日本にやって来るから、日本で始末しろですか・・・これは先が思いやられますな GUYSスペーシーの迎撃システムV77もたった1基しかなかったのですか?マックスのガーディアンなんかぞわぞわ出てきたのにね。公式ホームページによると、GUYS日本支部総監は決して人前に姿を現さないそうで、トリヤマ補佐官が代わりに取り仕切っているようですが、これまた不安・・・まだUDFのトリヤマ司令官の方が頼りになりそうだぞ!それにしても、総監は誰が演じるのでしょう?まさか黒部進氏が再び?まさかね・・・また、総監がゾフィーの人間体なんでしょうか。こう言ったところは、今後のお楽しみですね。ミライがすんなりと「新生GUYS」のクルーになっちゃった事も、ゾフィーのコネがあったと考えれば納得なんですが。
 メビウスとディノゾールの戦闘シーンは、金がかかっていましたね。あれだけのセットを壊したのでは、アイハラが怒るのも無理ないですね 「バカヤロー!何て下手くそな闘い方だー!」メビウスが金のかからない戦いが出来るまで成長する物語、それが「ウルトラマンメビウス」だ!!!
 冗談はさておき、ウルトラの父の声で西岡徳馬氏が出演したり、クゼテッペイのママ役で林寛子さんが出たりしていました。今後のゲスト俳優にも注目していきたいですね。(マックスの魅力は、ゲストの方々のお力によるところ大であったと思います。メビウスも、その路線は受け継いでいくでしょう。)
 さて、第1話の採点ですが、ルーキー「メビウス」の成長に期待して、及第点をやっておきますか。

スペシャル・フィナーレ ~ウルトラの未来へ~

2006年04月01日 | 今日のウルトラマン
帰ってきたウルトラの星計画 ウルトラマンマックス

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今日は休日出勤しました。それでも、根性で「マックス」を見てから出勤。帰ってきて、ビデオで再チェックしました
 見ていて、物語の骨となる『テーマ』がなかったことを再確認。マックスがミズキを救うシーン、コバとショーンの墜落シーン、「クリスマスのエリー」(これがやけに長かった・・・)等々、次々と懐かしのシーンが切り替わっていきました。で、骨はどれ?
 考えてみれば、初代のウルトラマンも30分1話で完結する物語に徹した作りだったのだし、その原点に戻ったみるべきなんでしょう。でも、お笑い路線とシリアス路線の振れ幅が大きすぎ、そのために起こる世界観の断絶は見ていて辛いものがありましたね。
 しかしまあ、それもマックスのマックスらしい(番組の持つ)「個性」として、私は認めたいと思います。実相寺監督や三池監督、飯島監督などがそれぞれのやりたいことをやり、石橋蓮司や萩原流行といった名優たちがゲストとして怪演を競い、そしてそして、歴代の『ウルトラマン』黒部進や森次晃嗣、真夏竜が懐かしい顔を見せてくれる・・・思えば、ここまで豪華な「ウルトラ」って、今までなかったでしょう。劇場版が作られなかったのが、信じられないくらいです(褒めすぎ?)
 それからもう一つ、ウルトラのメイン視聴者であるチビッ子たちに、夢と未来、友情と勇気を「ストレート」に(一部そうでなかったエピソードもありましたが・・・)描いて見せたことも忘れてはなりません。少々ミサイルの撃ち過ぎの感はありましたが・・・
 
 とにかく!このスペシャルフィナーレって、DVDで出るかどうか分からないので、録画したビデオテープは大切に取っておきます。

追記
 総集編を見ていて、気付いた!しまった!ワシとした事が「第三番惑星の奇跡」を観とらんかった・・・あんな名シーン(あの子役、うまい・・・うますぎる・・・)があったなんて。DVD買わなくっちゃ

ありがとう、マックス!

2006年03月25日 | 今日のウルトラマン
ウルトラヒーローシリーズ2005 ウルトラマンマックス マックスギャラクシー装備バージョン

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 最後の最後まで、突っ込みどころ満載でした。今日のマックスは最終回「つかみとれ!未来」、前回の続きで、カイトの絶叫「ミズキィ~ィ」から。
 カイトの懸命な人工呼吸により、息を吹き返すミズキ。朝っぱらから、濃厚なシーンをありがとう。ただし、演技がなってないですな。あれじゃ単なるキスと胸弄りです。気道確保もやってないし、第一、息吹き込んでないじゃないか!吹き込んだ後、顔を胸部側に向けて胸が膨らむかどうかを確認しなくちゃいけないのに、それもやってないし。14回もキスしちゃって・・・青山草太、うらやましいぞ!
 マックスに変身して地上へと帰還するカイト。「私、知ってた気がする。カイトがマックスだってこと。」って、気がする程度だったのかよ・・・
 ギガバーサークはマックスの能力を解析済であり、奮戦むなしくマックスは磔にされ、力尽きてしまう。ゼノン、何故助けに来てくれないんだ!これは地球の二大文明の衝突に介入してはいけなかったからでしょうか。マックスがギガバーサークに挑んでいったのは規則違反であり、それを援護するのは許されなかったのでしょう。そう考えると、カイトとの友情を優先させたマックスって熱い奴だってことになりますね。で、ゼノンは熱くなりやすいマックスのお目付けとして派遣されていたいた・・・なるほど、なるほど。
 ゼノンは、ここは人類自身の手で解決するべきだと考えていたのかもしれません。マックスを助け(て、マックスにギガバーサークを倒させる・・・最終的にはやっぱり、マックス頼みなのね・・・)作戦が始動。その折のトミオカ司令官の名演説に感動。よくこんな長い台詞を・・・
 「これは我々地上人類にとって、唯一残された手段だ。エネルギーの供給が完全に止まれば、病人や子供といった弱い者から犠牲になってゆく。地上人類は傲慢にも、生活を豊かにするために、この地球を汚し、デロスを犠牲にしてしまった。その試練を乗り越えた時、我々人類がしなければならない努力は大きい。だが、我々が生き延びてこそ、その未来は切り拓ける。頼む!諸君!」よく言えました、拍手。
 ここからの特撮シーン、CGシーンは迫力ありましたね!花火大会のクライマックス、スターマイン級でした100%の確率でマックスの能力を封じてしまうはずのギガバーサークをもってしても、マックスには勝てないんだあ!
 そして、最終2076年シーン。銀河系観測に旅立つカイトの孫と、それを見送るエリー。「行ってらっしゃい。私は30年後でも待ってますから。」って、意味深な台詞ですね。コバの死を見取ってからの新しい恋人がカイトの孫だった、という設定でしょうか。アンドロイドは浮気しないでしょうし。いやいや、このエリーは銀髪だし、初代エリーとは別個体かな???
 カイトとミズキは、やっぱり結ばれたんですね。2076年の科学力によって、二人とも肌がピチピチじゃありませんか!うらやましい。でも、声は力なく、老人ぽかったなあ。まあ、二人とも幸せそうで、よかった、よかった。
 何か、茶化して書いてしまいましたが、全体の感想としてはすごく感動できる、最終回に相応しいエピソードだったと思います。
 次回はウルトラマンマックス・スペシャルフィナーレ『ウルトラの未来へ』が放映されるそうです。マックスの思い出が詰まったエピソード集でしょうね。これも楽しみです。
 

今日のウルトラマンマックス~ミズキィ!~

2006年03月18日 | 今日のウルトラマン
ウルトラマンマックス 4

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今日のマックスは、『地上壊滅の序曲』、いつものお遊びをいっさい排除した緊迫の一編でした。
 初っぱなからDASH本部が破壊され、火柱が宇宙空間まで延びる(!)衝撃の映像から入りましたね・・・(あんな規模の火柱が立ったら、日本は一瞬にしてクレーター化したはず・・・ですが、ぶっ壊れたのは基地だけ。突っ込みどころは押さえていますね
 いったい何が起こったのか。話は一週間前に戻ります。
 巨大な機械獣が出現し、カイトはウルトラマンマックスに変身!ところがその瞬間光の空間にマックスが現れ、M78星雲に帰る時が近づいていることを告げる・・・って、何でこんな時にそんなこと言うの? どうして急に帰らなくちゃならなくなったの?マックスは後半の地底都市デロスでの場面でも、「地球文明同士のいさかいに介入できない」などと冷たいこと言い出すんだけど、ここまできてハシゴ外すようなこと言って欲しくないね。初代なんか、地底人の地上侵略に対して敢然と立ち向かっていったじゃないか!あの頃とはM78星雲「光の国」の方針は変わったのか
 それにしても、今回は本当に遊びなしですね。聞かれてもいないのに、エリーが「ミズキ隊員が50年後に生きている可能性は28%しかありません」。続いて「ミズキ隊員のこれまでのミッションにおける負傷率から導き出される予測により、1年以内に死亡する確率は48%」。おいおい、エリーちゃん!
 カイトとミズキの会話も何となく湿りがちです。そんな中、カイトがぽろりと「50年後もミズキといっしょにいたい」なんて、言っちゃったりするんですが、重苦しい雰囲気の中に埋没してしまいます。こんな時こそ、ユーモアが欲しいんですけど、作り手にも余裕がないんでしょうか。
 いつものマックスらしからぬ展開のまま、ラストシーンへ。
 「ごめんね、カイト。わたしやっぱり・・・」
 「何言ってんだよ!諦めるな、ミズキ!」
 「ミズキ隊員の生命反応が停止・・・ミズキ隊員が・・・」(エリー)
 「ミズキィ~ィ~」
 何てこったい・・・

 人類の経済活動により、デロスが壊滅の危機に瀕し、デロスを保護するバーサーク・システムが起動したのですから、すべての原因は人類にあるのでしょう。しかし、「30時間以内に全ての経済活動を停止しなければ、全世界のDASH基地を破壊する」なんて、あまりに一方的かつ無茶な要求じゃないですか。そんな連中によって人類が滅ぼされようとしている時に故郷に逃げ帰っちゃうマックスじゃないよね・・・・・・・・・・チビッ子たちは不安な一週間を過ごさねばならないようですね。

今日のウルトラマンマックス&初代

2006年03月11日 | 今日のウルトラマン
 どうやら、初代「ウルトラマン」の放映時間が、本格的に4時10分に移ったようです。新聞によると、明日の早朝に放映されることになっていた(ついでに言うと3時40分からは「ウルトラマンネクサス」が放映されます!)ので、ビデオに録っておいて明日観ようと思います。
 ということで、まずはマックスから、感想をば。
 マックスも終わりに近づき、前回はエリー特集、今回はしっとりとミズキ特集を組みました。憎い演出です 初っぱなにカイトとミズキのデートシーン。この2人、最近はデートシーンがやたら目立つんですが、仕事の方は大丈夫なのかと心配してしまいます。
 DASHメンバーは違うところが気になるようで、エリーに2人の恋愛が成就する確率を計算させたようです。
 エリー「カイト隊員とミズキ隊員、過去の行動パターンから算出した結果、2人の恋愛が成就する確率は・・・」
 ヒジカタ「おっと!待ったエリー!恋愛とは数学のように割り切れないものなんだ。宇宙が神秘に満ちあふれているように、恋もまた未知の可能性に溢れている・・・」
 こんな平和な連中に囲まれていれば、2人の愛が叶わないわけがないだろが
 そんなところに星獣ケプルスが出現するのですが・・・あんまり星獣という感じがしないんですが・・・円谷さん・・・トカゲ色が強過ぎるのか。「星獣」なんですから、もう少しファンタジー色を出して欲しかったですね。ついでに言えば、特撮シーンも少々しょぼい。ケプルスがビルを破壊したときの煙が、火花が、・・・悲しいほどしょぼい。萩原流行さんをゲストにお迎えした関係で、予算を回せなかったのでしょうか。
 予算と言えば、萩原流行さんは最後までサトン星人に変身しませんでしたね。サトン星人は絵本の中だけで終わり?寂しい・・・
 こうして寂しい雰囲気の中で、いよいよマックスもフィナーレを迎えます。今回のエピソードは、しっとりしていて素敵なファンタジーなんですが、やっぱり寂しさが先に立ってしまいますね・・・
 
 エリーが星に願いをかけます。「いつまでも、いつまでも、みんなと一緒にいられますように・・・」(意味深)
 最後はカイトとミズキのフライト(デート)シーン。笑みを浮かべたミズキが、「ねえ、カイト・・・ううん、何でもない・・・」あーー!気になる!何が言いたかったんだ!
 それに続いて、来週の予告なんですが、えーーー!ミズキが死んじゃう???

追記
 さて、録画しておいた初代を鑑賞しましたので、その感想も書き留めておきます。
 今回は『地上破壊作戦』でした。監督は実相寺昭雄、登場怪獣はテレスドン。実相寺監督らしい、凝ったカメラワークで、緊迫したサスペンスドラマに仕上がっていました。
 地底人による地上侵略がテーマとあって、いつもの明るい科特隊司令室も停電と紛うほど真っ暗・・・もともと暗い雰囲気の福山博士を余計に暗く感じさる(笑)・・・
 そんな中、地底から出現したテレスドンは、夜の東京を破壊しまくるのですが、ゴジラ映画ばりのミニチュア撮影により凄みを出しています。
 頼みのハヤタは地底人に捕まって、地下4万メートルで催眠術にかけられようとしています。この企みが成功すれば、ウルトラマンも地底人による地上侵略の先兵とされてしまう。危うし人類!と、思ったら、ウルトラマンは『光の国のスーパーマン』だそうで、ハヤタの意識とは別物で動けるんだと。スーパーマンか・・・ウルトラマンではそういう呼称は使って欲しくなかったな。
 

今日のウルトラマンマックス~イジゲンセカイ~

2006年03月04日 | 今日のウルトラマン
 今日は初代を見損ねました。調べたら、朝の4時10分に放送時間が移っていました。『噴煙突破せよ』、見たかったな。
 その分、マックスの方は、しっかりチェックしました。今日は『イジゲンセカイ』と題しまして、レッドキング、ピグモン、シャマー星人という人気者が勢揃いした、賑やかなお話でした。
 シャマーが出ますから、当然コミカル仕立てなんですが、活劇部分はレッドキングがしっかり担当し、ファンタジー担当はピグモン&エリーと、それぞれのキャラを生かした演出がなされていて、面白かったですね。今日はあらすじからどうぞ。
 
 次々と襲う怪獣たちに危機を感じたUDFは、ベースタイタンに新しい防衛システムを導入することにした。以前、怪獣島「サブジェクトファントム」が異次元に消えたことを応用し、異次元バリアをベースタイタンに張るという計画だ。『ディメンションフォース』と名付けられた新防衛システム開発のため、異次元理論の専門家・四谷博士が招かれたのだが、「高級中華料理を注文しろ」とか、「バカには理解できんだろうな」とか、態度がイヤミで横柄&図々しい。それは、以前やって来たあつかましい宇宙人を思い起こさせた。
 「決してのぞくなよ」と言い残して、博士が研究室に閉じこもり、パソコンのキーボードを叩き始めるやいなや、ベースタイタンの動力が低下し、巨大なエネルギーが放出される。そして、カイトとミズキの前に、突然ピグモンが現れた!驚くカイトにピグモンは「レッドキングがくる!」と警告する。するとその直後、レッドキングが街に現れ、暴れ始める。DASH出動!体内に爆弾岩をため込んでいるレッドキングにはうかつに攻撃が出来ず、ジリジリする中、レッドキングは突如消えてしまう。
 ピグモンによると、異次元に封印されていたレッドキングの生体エネルギーが何者かによって呼び寄せられたらしい。四谷博士の実験がレッドキングを呼び寄せてしまったのではないかと考えた隊員達が研究室に駆け込むが、そこに四谷博士の姿はなかった。
 探しに行こうとしたカイトの前に四谷博士が出現し、すべては復讐のため、ウルトラマンマックスを異次元に送り込むためにベースタイタンの動力源をつかったと高笑いをする。そして開発した武器をピグモンに向けて発射する。するとなんとピグモンとエリーが一体化してしまう。咄嗟の判断でヒジカタ隊長が部屋を暗くすると、四谷博士の体はみるみる小さくなっていく。やはり、四谷博士の正体は、シャマー星人だったのだ!
 ピグモンになったエリーはカイトにべったり。その姿を見て、ミズキとコバが渋い顔・・・「ピグモンって、メスだったの?」(ミズキ) 「動物が甘えていると思えばいいんだよな」(コバ) 「思えないんだけどね」(ミズキ)
 そんな中、再びレッドキングが現れた!急行したカイトはマックスに変身。それをシャマー星人がビルの屋上から銃で狙う。マックスを異次元に閉じこめてしまおうとしているのだ。そこへミズキとエリー(ピグモン)が駆けつけ、ピグモンはマックスに向けて発射された光線の前に立ちふさがる。すると、ピグモンの生体エネルギーはエリーから分離し、異次元へと消えていった・・・
 シャマー星人は、ショーンの発明品により光を遮断されたために実体化してしまい、今や猫に追われる日々に逆戻り。
 レッドキングも、マックスギャラクシーの力によって異次元空間内に閉じこめられ、最後は爆破される。
 こうして、今回の騒動は大円団を迎えるのだが、エリーの記憶回路にはしっかりとピグモンの記憶が残っており、出動しようとするカイトの腕にすがり一言「行かないで!」 どきどきしつつ出ていくカイト。残ったエリーが「さよなら、ピグモン・・・

 四谷博士(シャマー星人)を演じた渡来敏之さんは、良い演技してましたね。前回シャマー星人が登場した『アカルイセカイ』では、ワハハ本舗の佐藤正宏さんが変身体を怪演していましたが、渡来さんのシャマーもいやらしさが出ていて、よかったです。
 思うに、マックスというと懐かし怪獣再登場が売りですから、レッドキングやバルタン星人などが全面に出てしまうのですが、マックスオリジナル(?)怪獣や宇宙人にも魅力的な奴らがたくさんいるのではないでしょうか。今回のシャマー星人や化猫タマ・ミケ・クロ、ナツノメリュウなどなど・・・これらはマックス怪獣としてこれからもファンの脳裏に焼き付き残っていくと思います。
 今回のエピソードに戻って、今回の主役は何と言ってもピグモンエリーだったですね。いつも無表情なアンドロイドエリーだからこそ、こういう感情むき出しのキャラに変身すると、魅力が倍増します。満島ひかりファン倍増計画か・・・
 ファン倍増計画と言えば、後続番組『ウルトラマンメビウス』の主役、ヒビノミライ隊員がちらっと出てましたか?(自信ないけど、レッドキングが二度目に出てきたときに、「まじヤバイ」と言って逃げていった彼って、そうじゃないんですか?)←追記・別人でした。仮面ライダーカブトに登場する方だったんですね。
 そういう遊び心満点のエピソードで、実にマックスらしいお話だったですね。マックス対レッドキングのファイトもコミカルでありながら、カメラワークに工夫があって、チビッコ好みの面白映像になっていたと思います。特にレッドキングの空中殺法はよかった。どうやったらレッドキングの巨体で、あんな飛び方できるんでしょうか
 もっともっと見ていたいマックスワールドも残り3話となり、とうとう後続番組の予告CMが入るようになっちゃいました。寂しい話です。でも今度の「メビウス」にはグドンが登場するんですね・・・すると、餌も出てくれるかな。それはそれで楽しみ。