ラスボス降臨。「今から3万年前に繰り広げられた、伝説のウルトラ大戦争(ウルティメイトウォーズ)において、怪獣軍団を率いてウルトラの星を侵略、壊滅寸前にまで陥れた暗黒宇宙大皇帝」エンペラ星人だ。おまけに蛭川光彦も再登場だ。そしてトリピーも・・・
ウルトラマンメビウス第48話のあらすじは
公式サイトでご確認下さい。
ヒルカワ君、最後には改心するかと思ったら、最後まで腐ってました。そんなヒルカワの心の闇に連動するように、エンペラ星人の力技&心理戦による侵略が始まりました。13体のインペライザーを地球各地に飛来させると同時に地球人たちに命じます。
「余は皇帝!この宇宙に君臨する者。地球人に余の意志を伝える。ウルトラマンメビウスを追放せよ。奴は人間に化け、ある場所に潜伏している。奴を捜し出し、そして地球人自らの手で差し出すのだ!」
単なる力技だけじゃないところが、さすが「
暗黒宇宙大皇帝」
ですな

それに対してGUYS&メビウスもよく戦いました。かつて苦戦を強いられたインペライザーを3体まで倒すとは!よくぞ、ここまで成長した・・・特に「インビンシブルフェニックス・パワーマミシマム」は凄ぇ!
あのインペライザー1体を完全破壊する力を有してました。世界中のGUYSがこれを使って同時攻撃を仕掛けりゃ、全部倒せるじゃん・・・と思ったら、やっぱり皇帝様は偉い。火球攻撃でガンフェニックストライカーを撃ち落しちゃいましたね・・・

もはや、打つ手なしか。最終シーンのインペライザー三連装ガトリングガン乱れ撃ちは見惚れてしまうほど、凄かった!色とりどりの光弾が乱れ飛び、大花火大会模様・・・
今回、トリピーが格好良かったですね。是非とも彼の言葉は記憶に留めておきたいと思います。
「私は知っている、ヒビノミライという青年を。彼は不器用だが、誰よりも一生懸命、誰より優しく、誠実だ。
彼は、私の、掛け替えのない部下だ!」決まった!これも「各国GUYSの見物」に行った成果でしょうかね・・・

でも、サコミズ総監の演説の方が、みんなの心に残りましたかね・・・
「・・・私たちはその(ウルトラマン)心に応える責任がある。『地球は我々人類が、自らの手で守り抜かねばならない。』ウルトラ警備隊キリヤマ長官が遺した言葉です。この言葉は、ウルトラマンが必要でないと言っているわけではありません。彼らの力に頼ることなく、私たちも共に戦うべきだと伝えているのです。最後まで希望を失わず、ウルトラマンを声援する、それだけでも彼らと共に戦っていると言えるのです。彼らに力を与える事が出来るのです。お願いします。今こそ勇気を持ってください。侵略者の脅しに屈することなく、人間としての意志を示してください。一人一人の心の声に従い、最後の答を出してください。」
この真心こもった訴えに、まず、ちびっ子達が応えたのが感動的でした。そして、その心は大人たちをも動かしていった・・・
「
政府として、ヒビノミライの引渡しとあなた(サコミズ総監)の辞任を要求します。」
と迫ったシキ査察官をも止めたパワーとなる、洪水のようなメールやファックス。政府をも動かすパワーを持っているんですよ、みんながその気になりゃ、ね

それにしても、GUYSと日本国政府の力関係が垣間見られましたね。やはり、各国政府の「協調」のもとで成立した組織ゆえ、縛りが存在するわけですな

この縛りによる悶着が、まだありそうな予感がするのですが、どうなるか!