ガチャピンのHAPPY LIFE 2

日常生活で感じたままに綴っています。

浅利慶太追悼公演「李香蘭」

2019-08-10 23:17:24 | 舞台、映画観賞
昨日はお休みでした。
日帰りで東京遠征しておりました。
行き先は、劇団四季の自由劇場です。
今年に入ってから、浅利慶太氏の追悼公演が続いていますが、
その中でも、ミュージカル「李香蘭」は私にとって想い入れの強い作品。
名古屋での上演がなかったので、スケジュールを合わせて昨日の遠征になりました。

ミュージカル「李香蘭」は昨年4月に観劇しています。
4度目の「李香蘭」観劇ですが、観るたびに激しく心揺さぶられ、
争いのない今の日本に生かされている幸せを強く感じています。
浅利慶太氏の伝えたかったことは、その演出から、俳優さんの熱演から
充分すぎるほどに感じられる舞台でした。


李香蘭こと山口淑子さんの人生は晩年いろいろと明らかにされ、
激流の時代の中で、ふたつの祖国の為に生きた方…と思います…
彼女の人生は戦争の悲惨さ、平和の大切さを伝えています。
この作品はフィクションですが、
あの時代や戦争の中でどんなことがあったのかを考えるのに、
ミュージカルという手法を取られた浅利慶太氏の想いが願いが
これからもずっと続いていきますように…と祈るばかりです。


李香蘭は野村玲子さん。
やはり貫禄ですね…表現力が素晴らしいです。
川島芳子は坂本里咲さん。
舞台進行の狂言回しとも言うべき芳子のものばかり役、
ベルの頃に比べるとお声が少し苦しそうかな…と思う場面もありましたが
野村玲子さんと共に浅利慶太氏の指導を受けた演技はやはり貫禄がありましたね。
愛蓮は樋口麻美さん。
あのきれいでパワーを秘めたお声は健在。
ひたむきな愛蓮を魅力的に演じて野村さんや坂本さんを支えてみえましたね。

冒頭のオーバーチュアからウルウルしてしまい、
“わだつみ”の場面ではもう号泣…
歳を重ねて、より涙もろくなったようです…
そして、最後、裁判長の歌う
“憎しみを憎しみで返すなら争いはいつまでも続く、徳をもって怨みに報いよう”
やはり、一番のメッセージに胸が熱くなりますね。
“以徳報怨”は老子の言葉だそうです。
“許す”ということは実は難しいことですよね…
私もいろんな経験を積む度にそう感じています。
だからこそ、老子はこの言葉を遺しているのだと思います…
奇しくも昨日は長崎に原爆が投下された日…
そう思うと涙が止まらず、顔が悲惨なことになっていました…(/。\)


自由劇場は舞台と客席が近く、私は大好きな劇場です。
2階から見るこの風景も素敵ですよね。
次はいつ来ることができるでしょうか…

観劇の後は仕事終わりの娘と待ち合わせしてKITTEへ。
お目当ては

宝塚歌劇団のイベントが行われています。
各組トップさんの写真も…娘は真風さんとツーショットを撮ってました。
私は、スカイステージの番組で、なんと!かいちゃんが!…
しっかり立ち止まり、しっかり観てきました!
かいちゃんがまだ星組に来て間もない頃で、
スカステの観れない私は当然観ているはずもなく…

娘も私もご贔屓様の姿を堪能した後は
東京ステーションホテルのカメリアで、夕食。
フリーフロープランで乾杯のドリンク付き。
果物を使ったカクテルで、たまにはいいかと飲んだところ…
しばらくして、動悸はするし、冷や汗出るし、頭ぼぉ~とするし…
悪酔い?
あっ、大阪のアフタヌーンティーのシャンパンでもあったっけ?
しばらくしたら治りましたが…
連日の暑さで少し身体が弱っていたのかなぁ~
もともとお酒強くないので…反省しております…(@_@)

東京ステーションホテルの前には

東京オリンピックまでのカウントダウンの時計が…

帰りの新幹線はお盆前日の金曜日。
指定席は、普通預金、グリーン共に満席だったようです。
今日からお盆に入りましたね…
私のお盆は前半はまだまだ観劇三昧が続く予定です…(^^ゞ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする