眼力Blog

反日国の動向をウォッチしています。
自滅する韓国を看取るブログです。
政治、時事問題なども扱います。

金正恩委員長 手ぶらで行って手ぶらで帰国

2019年04月28日 | ニュース・報道

>金正恩氏、露との交流行事蹴って帰国…その胸中は? - 産経ニュース
https://www.sankei.com/world/news/190426/wor1904260030-n1.html

 2月末、ハノイでの米朝首脳会談が失敗し失意の帰国を余儀なくされた北の将軍様
期待した制裁解除はトランプ大統領にあっさり蹴られてしまい、韓国からの支援の抜け道も塞がれてしまった。

 となると、頼れるのは中国とロシアしかない、肝心のこの2カ国もアメリカに睨まれていて動きが鈍い。
金正恩委員長は国連制裁で疲弊した体制を維持していくのはことのほか大変なようだ。
そう言って嘆いていても誰も助けてくれるわけではない。

 最後の頼みの綱と頼ったのはやっぱりロシア、「一帯一路」の国際会議に出席のため中国へ行くプーチン大統領がウラジオストクに寄る機会にと、金正恩委員長は列車でウラジオストクへ向かった。
ところが、歓迎されると期待していたプーチン大統領の対応の以外な冷たい扱いに、金正恩委員長は驚いたようだ。

 その出会いから予定の時間に30分遅れてきたプーチン大統領、ところがそれよりまだ30分も遅れて金正恩委員長が現われたのだ。
プーチン大統領が遅刻するのは有名なことで、安倍首相との会談などでも定刻に来たためしなど無い。
その遅刻してきたプーチンを30分以上待たせた金正恩委員長。
この時点で会談は失敗と誰しも感じたことだろう。
プーチンの遅刻はともかく、援助を請いに来たはずの金正恩委員長が、プーチンを玄関先で待たせるなどすれば、プーチンの心象ははなはだ悪くなる。

 会う前にロシア側の嫌な情報が金正恩委員長に入ってきて、それでは得るものはないと悟っていたのではないのだろうか。
この将軍様の性格からして、コケにされるとわかって、わざと1時間遅刻するという直情行動に出たのだろうか。
その後の二人の会談の様子は映像で出ていたが、双方の表情の硬さから実のない話し合いだったことが伺える。

>金正恩氏、列車で帰国 ロシア訪問「成功」
https://jp.sputniknews.com/asia/201904276205373/
ロシアのスプートニクが、朝鮮中央通信の報道を援用し、ロシア訪問「成功」と、ひとごとのように報じているww

 会談を終えたプーチン大統領は飛行機でさっさと中国へと飛び立ってしまった。
残された金正恩委員長は2~3日ロシアに留まる予定だったのだが、全ての予定をキャンセルし失意のうちに列車で帰国する羽目になった。
こうしたことから会談は明らかに失敗で、北朝鮮はロシアから何の支援も得られなかったということを自ら白状しているようなものだ。

 北朝鮮の窮状はますます厳しくなることが予想され、完全で不可逆的非核化をするか再び挑発的行動に転換するか、どちらになろうとも金正恩体制にとって瀬戸際の対応とならざるを得ない。

 金正恩委員長の訪ロにはもう一人秘かに期待していた者がいる。
言わずとも知れている文在寅韓大統領だ。
文在寅韓大統領も、訪米して北制裁の解除と開城工業団地と金剛山観光を持ち出そうとしたが、トランプ大統領に機先を制され非核化が最優先、北朝鮮支援も厳しく制限され、手も足も出せなくなった。

 訪米で何も得るものが無かったのは文大統領とて同じこと、ロシアが北支援をしてくれることを秘かに期待していたのだろう。
ところが期待は失望に変わってしまった。
南北とも期待する相手から袖にされてしまった、これでは南北融和促進は停滞、後退してしまう、高麗連邦構想等など霧散しかねない。

 ここで国際社会が何を求めているのか気づけば、まだ南北に救いがあるのだが、ここでやけを起こすのが朝鮮半島民族の救えないところ。

 案の定、文在寅は諦めていなかった!

4月26日の中央日報は「文大統領「韓半島の平和経済時代を準備…金剛山観光再開にも努力」」と報じている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190426-00000037-cnippou-kr
記事はリンクをクリックして読んでもらうとして、

 言えることは11日に訪米して米韓首脳会談をやり、トランプ大統領からはっきりと制裁解除は時期尚早、北朝鮮はまず非核化の完全実施することが国際間のコンセンサスだと言われてしまった。
余計なことをしているとお前らも制裁対象と言われたようなものなのに・・

 そんなことはどこ吹く風、おいらにとっては南北融和が大事で北朝鮮の核など俺(おら)知らん

 だからそれやると韓国も北朝鮮並みに国際社会から制裁対象になりますよと。
いくらご忠告申し上げても文在寅氏も韓国人、アスペルガー症候群で聞く耳持ち合わせていません。

 まったく、南北朝鮮は国際社会にとって、どちらも厄介な指導者抱えていますな、尤も同胞ですから同じなのは当然なのかもしれませんけどね。

 トランプさんも安倍さんも、こんなの相手では本当に手を焼きますでございますね~(わらい


2 コメント

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ほんにもう疲れます。 (一都民)
2019-04-29 16:15:11
眼力さん、
同じ民族の両国は分かりやすいと言えば分かりやすい、分を弁えないところなど笑えます。
モノを頼むなら先に相手に差し出しなさい、貰いたいがあげたくない、日本への外交と同じです。

それじゃトランプさんでなくてもプーチンさんならなおさらです、
この野郎と言ったか言わなかったか、どうでも良いけどね、ほんに肩の凝るお国だこと。
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返信 (gannriki)
2019-05-01 16:51:42
一都民さんへ

どこへ出向いても施しててくれる者がいない。
傍目にも哀れ

制裁で石油精製品は90%カット、これでいつまで軍部を押さえていられるのか
いい加減亡命を考えなくては、金正恩が蜂の巣にされそう(わらい
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