食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

江戸しぐさ第5話・肩引き蟹歩き/狭い路地を歩く時の知恵

2022年07月07日 | 江戸しぐさ
Edotp 江戸しぐさシリーズ第5話
肩引き・蟹歩き/狭い路地を歩く時の知恵

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■肩引き・蟹歩き
今回も江戸の路地裏の話で、長屋の間には狭い路地が縦横に走り、そこが町人の通行路になっていました。江戸は左側通行だったので、狭い路地裏ですれ違う際は、お互いにタイミングよく右肩を引いて、ぶつからないように歩くことが「肩引き」のしぐさです。もっと狭い道では、完全に横になって、顔と顔とを合せる格好で通り過ぎることを「蟹歩き」のしぐさと呼びます。

▽不粋オヤジの独りゴト
かつて働いていた職場では、仲の良い後輩やOLとは狭い廊下や場所でにっこりと笑顔を交わしながらすれ違います。しかし嫌な奴(相手もこちらをそう思っているのでしょう)は、間違いなく、必ずヒラリと背を向けて通り過ぎます。

皆さんも、ご経験がおありかと思います。肩引き・蟹歩きは、“簡易型”・相手の「意志判別法」です。すれ違い際様に、男性の厳(いか)つい背中や女性のデカ過ぎるおケツを向けられた日には、気分悪いですよね。

よくよく考えてみれば、こんな所であらためて「蟹歩き」をしなくても、人生、長い間“ガニマタ歩き”をしてきたこのオヤジだ!とにかく知人・他人を問わず、マナーをもった歩き方をしましょう!今夜も酒が俺を待っている?ウィ~! ほろ酔いで、蟹歩きならず“千鳥足”で我が家に向かうオヤジだった。

江戸しぐさは偽史であり昭和の時代に創作されたことが、多くの専門家や研究者に
よって明らかにされています。

Odayakatoptp

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