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驚愕!おでんなどの練り物にブラックバスやブルーギルを混ぜる/回転寿司・偽装魚相関図4

2019年04月06日 | 偽装魚相関図・開発魚
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偽装魚の実態シリーズ
外国魚・深海魚・開発魚の謎の絆を解き明かす偽装魚相関図4・白身魚
驚愕!おでんなどの練り物にブラックバスやブルーギルを混ぜる

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Bk_blackminip 駆逐魚のブラックバスやブルーギルが、何と回転寿司の白身ネタに使われているのをご存じですか。食べてもそこそこおいしいと聞きますので、知らされずに鱸(すずき)ネタとして出されれば抵抗なく食べてしまうのでしょうね。まして、すり身(練り物)・惣菜は魚の姿・形が分からないため、ブラックバスやブルーギルが使われていても食べてしまいます。

Bk_blackminip おでん・蒲鉾・はんぺん・竹輪などの“ネリラー”(練り物好き~死語?)のお腹には、どんな魚?がぶち込まれているか分かりません。名が知れている魚以外は、ほとんどが練り物にされます。開発魚(※)も、大半が練り物や粕漬け・味噌漬などの惣菜として食べられていきます。ところで最近の練り物自体は、魚の比率が低くなり“粉モン”ばかりです。従って、魚の栄養素を摂ることは期待できません。

Bk_blackminip さつま揚げの場合、良くて魚の割合はたった40%で、20~30%がでん粉、30%が水です。逆に重合リン酸塩が加えられ、腎臓や尿細管の障害、骨などのカルシウムを溶かし、カルシウムの低下から骨折しやすくなります。保存料のソルビン酸・着色料・化学調味料などの食品添加物も多いことが懸念されます。あまり練り物は、食べ過ぎないほうがよいのです。

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図の見方 本物魚(緑)に対して、実際は様々な偽装魚(黒)が使われていることを指します。

■開発魚とは、独立行政法人水産総合研究センター・開発調査センターが、日本人の味覚に合う魚や従来から食べられてきた一般的な魚の食感に似た外国の別種魚や深海魚などを、世界中の海洋から探し出してきた魚の総称です。開発魚は正当な魚であり、それを鯛などの本物魚に偽装して販売する水産業者・食品業者が問題なのです。
シルバーヘイク開発魚)/体長50cm、北大西洋・カナダ沖で獲れる、すり身原料
ミナミダラ開発魚)/体長50cm、ニュージーランド南部、アルゼンチン、チリ南部の海域で獲れる、淡白・すり身原料
メルルーサ開発魚)/体長40~60cm、ニュージーランド南部、アルゼンチン・チリ南部、南アフリカ南部の沖で獲れる、切身・惣菜品・ムニエル・フィッシュバーガー・フライ、スーパーで一番認知されている魚、肉質は白身で淡白、メルルーサはスペイン語読みで英語はヘイク
ホキ開発魚)/体長60~100cm、ニュージーランド南部・アルゼンチン・チリ南部の沖で獲れる、肉質はメルルーサに近い、切身・惣菜品・ムニエル・フィッシュバーガー・フライ

開発調査センターのサイトから、開発魚・外国魚・偽装魚の写真がご覧になれます。
当カテゴリ 「開発魚・偽装魚を見よう」のご案内ページの説明に沿ってリンクして下さい。
シルバーヘイクメルルーサはサイトの「魚名」欄を、ミナミダラホキは「魚名・はくせい」欄の両方をご覧下さい。
ここでいう相関図とは、対象魚の魚種や科目が繋がっているのではなく、本物魚に偽装された魚同士を相関関係があると設定したものです。

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