食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
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ファストフード店のフィッシュバーガーはホキなどの深海魚/回転寿司・偽装魚相関図5

2019年04月06日 | 偽装魚相関図・開発魚
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偽装魚の実態シリーズ
外国魚・深海魚・開発魚の謎の絆を解き明かす偽装魚相関図5・白身魚
ファストフード店のフィッシュバーガーはホキなどの深海魚

Sc1058109778 一般的なハンバーガー

Bk_blackminip 弁当チェーン店やファストフードの白身魚は、開発魚(※)や見たこともない外国魚・深海魚が使われていると思って下さい。魚フライ、フィレオフィッシュ(切身魚の意)・フィッシュバーガーは、具体的な魚名を明記せずに、ただ「白身魚」とだけしか書かれていなければ、開発魚や深海魚の使用をひっそり隠している証拠です。

Bk_blackminip 間違いなく、ホキ・メルルーサ・ナイルパーチなどの開発魚や外国魚・深海魚です。鱈(たら)を使っていれば、堂々と自慢気に表示するのが商売人です。日本人はムニエル・フライの白身魚といえば、鱸(すずき)や鱈を使っていると無意識に脳に刷り込まれており、消費者の勝手な“思い込み”を利用しているのです。

Bk_blackminip ご認識はなくても若い方の食事ほど、既に開発魚・深海魚は身近なものになり、お世話になっているのです。回転寿司店・ファスト店など以外にも、日本中の飲食店・惣菜店などで深海魚・開発魚が“泳いで”いるのです。

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図の見方 本物魚(緑)に対して、実際は様々な偽装魚(黒)が使われていることを指します。

■開発魚とは、独立行政法人水産総合研究センター・開発調査センターが、日本人の味覚に合う魚や従来から食べられてきた一般的な魚の食感に似た外国の別種魚や深海魚などを、世界中の海洋から探し出してきた魚の総称です。開発魚は正当な魚であり、それを鯛などの本物魚に偽装して販売する水産業者・食品業者が問題なのです。
シルバーヘイク開発魚)/体長50cm、北大西洋・カナダ沖で獲れる、すり身原料
ミナミダラ開発魚)/体長50cm、ニュージーランド南部、アルゼンチン、チリ南部の海域で獲れる、淡白・すり身原料
メルルーサ開発魚)/体長40~60cm、ニュージーランド南部、アルゼンチン・チリ南部、南アフリカ南部の沖で獲れる、切身・惣菜品・ムニエル・フィッシュバーガー・フライ、スーパーで一番認知されている魚、肉質は白身で淡白、メルルーサはスペイン語読みで英語はヘイク
ホキ開発魚)/体長60~100cm、ニュージーランド南部・アルゼンチン・チリ南部の沖で獲れる、肉質はメルルーサに近い、切身・惣菜品・ムニエル・フィッシュバーガー・フライ
ナイルパーチ(外国魚)/体長200cm、エチオピア・ビクトリア湖産やアフリカの河川・湖沼で獲れる

開発調査センターのサイトから、開発魚・外国魚・偽装魚の写真がご覧になれます。
当カテゴリ 「開発魚・偽装魚を見よう」のご案内ページの説明に沿ってリンクして下さい。
シルバーヘイクメルルーサはサイトの「魚名」欄を、ミナミダラホキは「魚名・はくせい」欄の両方をご覧下さい。
ここでいう相関図とは、対象魚の魚種や科目が繋がっているのではなく、本物魚に偽装された魚同士を相関関係があると設定したものです。

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