食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

プールの飛び込み事故でも5人が死亡、71人が寝た切りなどの重度障害に/少数派・プール事故13

2019年05月21日 | 学校・公営プール事故
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ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶
プールの飛び込み事故でも5人が死亡、71人が寝た切りなどの重度障害に

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写真はイメージであり、当該プールではありません

投稿者より/学校・公営プール事故は、排水口事故だけでないのです。今号は、プールの飛び込み事故の怖さ・多さです。水深管理を怠り、浅いプールに生徒を飛び込ます教育現場の無責任さを追及しています。

有田一彦氏の主張/学校プール事故で怖いのがもう1つ、あまり表面沙汰になっていない「飛び込み事故」だ。1984~1994年の11年間に5人死亡、1978~1994年では、71人が一生寝た切り・車椅子や介護が必要な後遺症が残る第1級の重度障害になっている。小学生9人・中学生43人・高校生19人にも及び、気の毒にもその年代から不自由な生活を余儀なくされてしまった。

原因は、水深が浅過ぎるプールの底に頭や首を打ち付け、脊椎損傷や精神・神経系障害になった。一般の生徒だけでなく、水泳部員もいる。なぜならプールの水深は、戦後まもなく決められた深さだ。半世紀を経て生徒達の身長が大幅に伸びたにも関わらず、同じなので、当然、頭をぶつける。また全く水に慣れていない生徒にも、一律に高いスタート台から飛び込ませたための事故だ。事故の中には、水深60cmしかなかったものもある。

小中学校の場合、プールの水深は0.8m以上になっている。しかし管理者の怠慢で水深が保たれなかったり、毎日、大勢の生徒がプールから上がるとかなり水が減るが気に留めていない。そんな浅いプールにさらに(添付写真のような)高いスタート台から飛び込ませれば、どれだけ危険なことかは普通の大人なら分かる。飛び込み事故の生徒の中には、身長が170~180cmもあった。教育現場の人間とは、そういうものなのである。

投稿者補足/今の小中学生の身長は高いにも関わらず、水深60cmで飛び込ませる教育現場の人間ってどんな神経の持ち主なのだろうか。それも1つの学校だけではなく、数多くの学校で間違いが繰り返されました。60cmがどの程度の長さ(深さ)か、あなたの身長などから確認すれば、呆れるでしょう。

Sankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

■戸丸瑛梨香さんや多くの生徒達のブール事故死を忘れないために
ご両親や亡くなった大勢の生徒達の無念さと行政の怠慢をお伝えするために、事件後・数年あるいは数十年経っても、こうしてマイブログでお伝えしております。

Ntopkeiji

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