食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

ワクチン予約争奪は多家族・家父長的構成・裕福度で決まるので右翼自民党の思う壺/少数派

2021年05月24日 | 新型コロナウイルス
Ns170minoritytp 少数派シリーズ 特設|新型コロナウイルス VOL.1291547230b30
ワクチン予約争奪は多家族・家父長的構成・裕福度で決まるので右翼自民党の思う壺

M20210524

高齢者へのワクチン予約は、まさしく国家的争奪戦  切羽詰まるものがある
予約開始日には、家族総出で固定電話・スマホ・パソコンで競い合う

若い子供達がいる家族は、会社を休み父母・祖父母の代行をする
涙ぐましい、美しい家族愛があってこそと美談を褒める人もいる

でもこれって、不公平と感じませんか?
世の中、様々な家族構成がある

夫(妻)に先立たれ、あるいは子供のいない独居老人も多い
年齢的・経済的にスマホやパソコンを持てない人もいる
高齢者でも1日中働きに出なければ、生活ができない人もいる

 ◇

結局、子供が多くいて、日中に時間を取れる
ましてや家父長的な家族構成なら団体戦で、
電話・スマホ・パソコンなどが使えるので、圧倒的に予約チャンスが増える

皮肉なことに、右翼や右翼思想の自民党が常々言う
「大勢子供を産め」 「父親が実権を持つ家父長的家庭が理想」
「金持ち優遇」など、戦前思想や経済優先思想が芽生え出す

ワクチン接種で思想問題・家庭像に発展させるのか?と思う方もいるが
前述例のように、明らかに貧しい方にはハンディキャップがある
だから言わんこっちゃ!自民党の言うことを聞いておればよかったのに~
と、自民党はどさくさ紛れにほくそ笑んでいるかもしれない

 ◇

冗談ではなく、ワクチン接種が遅れたために
その間にコロナ感染して、死に至ることもあり得る

根本は、高齢者にスマホ・パソコン、インターネット・LINE・QRコードは無理
投稿者には高齢の母親がいるが、もし単身・独居なら完全に置いておかれる

貧富差が生死を分けるかもしれない
高齢者を競わせ、貧富差で予約の優劣を決めるのは間違った政策
そもそも今までワクチン確保ができなかったことは、政府の基本政策の失敗

高齢者を画一化しており、きめ細かい対応すべき
所詮、若い役人や庶民の生活を知らない官僚が旗を振っているからだ
恵まれた役人故に、高齢者の暮らしぶりや生活が苦しい方々のことを分かっていない

メディアはネットを使えない高齢者の”嘆き節”ばかりを報道するが
そういうシステム作りをした政府には批判しない  逆でしょ!

※若い方は、高齢者がスマホ・LINEが使えないことを馬鹿にする向きがあるが、
そんな人でも高齢になれば、その時の最新技術に着いて行けずに往生するだろう

 ◇

さて人口が多い都市部では無理だが、各地の地方自治体では
高齢者に優しい独自対応をしている

a)自治体の職員が、逆に高齢者に電話して予約日を承る
b)二度手間でも役所の窓口に来てもらい、対面で予約日を決める
c)地区を分けて、近所一斉に接種する~ご近所同士なので接種日を忘れない
d)役所から送迎バスが手配されるなど、ユニークな方法が取られる

都市部ではこのようなことはできないので
地道に、地元開業医で射つことを促進させるべきだ

既号のように、東京・神奈川・埼玉・千葉の高齢者を東京・大手町に
呼び出す大規模接種は、菅政権の破たんしたコロナ対策を隠し
”やってる感”だけのパフォーマンス

各地から長い道のりを掛けて、狭い大規模接種センターに行けば
途中での感染の恐れのほうが高い(往復×2回も) 久しぶりの東京に見物や食事をする可能性も

菅首相は政権浮揚のためだけに、高齢者をダシに使っていることを重々知っておくべきだ
古い言葉で言えば「お為(ため)ごかし」
*辞書=いかにも人のためにするように見せ掛けて、実は自分の利を図ること

騙されてはいけない

Sankoub
次号/130・オハイオ州ワクチン接種者に抽選で1億円、日本のお金持ちはNYワクチンツアーを
前号/128・大規模接種センターのシステム重大欠陥、対象外の年齢・地域でも予約できてしまう

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