回転寿司の真相シリーズ159皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND9 回転寿司の健康阻害を考える
日本が工業化を選んだ以上、食べ物が化学物質に汚染されるのは当然
過去からメチル水銀やダイオキシンなどを日本中に巻き散らした
そろそろ、このROUNDのまとめに入ります。3回に渡り化学物質と食品、私達への影響について説明します。回転寿司ネタを始め日本近海の魚介類は、メチル水銀やダイオキシン汚染が懸念されます。既号のように、妊娠女性には鮪(まぐろ)の汚染が深刻で、摂取規制がされています。メチル水銀は、胎児の神経症状や神経発達に悪影響を及ぼします。ラット試験では、胎児の脳中水銀濃度は妊娠した母親の約2倍にも達します。しかし厚労省は怠慢で、魚介類の汚染事実はあまり消費者(妊娠女性)には知らされていません。
日本は農漁業より工業化を選んだため、大気や海洋汚染が酷いのは当然の結果です。米国やヨーロッパの賢い政治家と専門家は、工業製品や部品製造は他国に任せ、それを輸入すれば自国の公害や汚染は少なくなる考え方を貫いています。一方、近年でこそ日本は中国や東南アジアに工場進出をしていますが、依然、主力の国内工業は盛んです。企業から巻き散らかされた化学物質(メチル水銀・ダイオキシンなど)は、日本人の生活、とりわけ食生活に悪影響を及ぼしています。
国土や海が汚染されれば、私達の健康や命さえも脅かされます。最大なる被害者は、女性や子供達です。工業が発展すれば、国は豊になるのでしょうか。いや!魚介類や農作物が安心して食べられることが、国の豊かさではないでしょうか! 政治家や経済人の勘違いは、甚だしい限りです。次号以降、国内外で化学物質の深刻な影響を訴えた、作家・有吉佐和子氏、レーチェル・カーソン女史の警告・教えをお伝え致します。
魚を大事にしない日本人シリーズ (詳しい内容)
怖い!マグロのダイオキシンとメチル水銀
※鮪のメチル水銀・ダイオキシンの懸念を、詳しくお伝えしております。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。