家庭用品の危険シリーズ 暮らしに潜む家庭用品からの病
■ぜんそく(7)/原因除去を最優先する寺澤メソッド
ぜんそく原因の解決6・ペットを避けゴキブリ殺虫剤の使用をやめる
ペットは家の外で飼うかせめて寝室には入れないようにする
公開されている寺澤メソッドを、投稿者が補足・簡易化した内容です。
■犬・猫・ハムスターなどの毛やフケ自体がアレルゲン
投稿者より/寺澤政彦医師のぜんそく・治療メソッドの6回目、先生は「ペットを避け、ゴキブリ殺虫剤の使用をやめること」とおっしゃっています。
ここから寺澤医師の治療メソッド/言うまでもなく「ペット」、特に猫によってぜんそくやアレルギーを起こすことがある。ペットに付く、ダニや菌を避ければよいという訳にはいかない。犬・猫・ハムスターなどの毛やフケ自体がアレルゲン(アレルギーの原因になる物質)になるので、例えば猫を清潔にしていても、ぜんそくを引き起こしてしまうこともある。
ペットが原因でぜんそくになってしまった方は、当然ながら犬や猫を他の場所に移すのが効果的だ。家の外で飼うのが無理(猫はそもそも無理か?)ならば、せめて寝室には入れないことにすることだ。
逆にペットアレルギーを起こしてない子供の頃から、積極的にペットに接して免疫を付けておくことも大切。米国・バージニア大学の調査では、満1歳までに2匹以上のペットと過ごした子供は、将来、ぜんそくになりにくいとされている。
■ゴキブリは殺虫剤を使わずに“ごきぶりホイホイ”を
再び治療メソッド/ぜんそくの方の1割程度は、「ゴキブリ」のフンがアレルゲンになっていると見られる。ゴキブリが多い場所にはダニが繁殖していることが多いので、部屋を綺麗にして、ダニとゴキブリを増やさないようにするのが第一。
キッチンを中心に清掃を欠かさなければ、ゴキブリの餌がなくなり自然とゴキブリが減る。それでもゴキブリがいる場合でも、殺虫剤を使ってはいけない。ゴキブリを「接着」させて取る、ゴキブリ捕獲器(ごきぶりホイホイ)がよいのだ。