食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

水産庁のファストフィッシュ作戦は骨なし魚を助長し却って魚離れに/魚を大事にしない日本人R4-13

2013年09月11日 | 高級魚・ファストフィッシュ
Fishfftp

魚を大事にしない日本人シリーズ R4-13
ROUND4 秋刀魚は頭に良いのか&ファストフィッシュって何?
Part2 ファストフィッシュと日本人の魚離れ
水産庁のファストフィッシュ作戦は骨なし魚を助長し却って魚離れに

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日本人の魚離れが顕著で、消費金額の減少と同様に、摂取量も2000-2010年の10年間に26%も減少しています。魚離れは成人・子供だけではなく、意外なことに高齢者にも進んでいるのです。そこで魚の需要を増やすために水産庁が打ち出したのは、ファストフードにならい「ファストフィッシュ作戦」です。

予め魚の骨を加工場で抜いておけば、消費者に手間が掛からず食べやすいと考えた点です。例えば秋刀魚を、頭部・尾・内臓を取り除いた“骨なし魚”(骨とりさんま)にして、数本の身肉だけの秋刀魚スティックにして、オシャレなパッケージで販売します。スパイシー・バジルなどの味が付いており、フライパンで焼けばそのまま食べられるものです。また水産庁が勧める数々ある魚製品も、要するに加工食品化されたものです。フライパンで焼く・レンジでチンするだけで食べられる、魚調理の簡単化を目指しています。

しかし加工食品化すれば元々の魚の食べ方から遠退き、魚本来の味からも掛け離れてしまいます。また余分な添加物も加えられ、健康にも良いとは言えません。本末転倒なやり方であり、良識ある消費者に理解を得られないでしょう。長い眼で見れば、こんなことで魚の消費量が増えるとは思えません。

Sankoua 食品のカラクリシリーズ(詳しい内容)
水産庁のファストフィッシュ作戦は骨なし魚を助長し却って魚離れに

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