食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

日本の魚を求める諸外国と安い外国魚を食べたがる日本人の負の交換トレード/魚を大事にしない日本人R2-16

2013年04月16日 | 高級魚・ファストフィッシュ
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魚を大事にしない日本人シリーズ R2-16
ROUND2 好きな魚や高級魚ばかり食べていると枯渇する
Part2 水産物フードマイレージの異常さ
日本の魚を求める諸外国と安い外国魚を食べたがる日本人の負の交換トレード

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中国やヨーロッパの多くの人は、健康のために日本近海の良質な魚を求めています。一方、日本人は近海の魚には眼もくれずに、脂が多く乗り過ぎている魚・安いだけで不健全な外国の養殖魚を食べたがります。世界(国際)的な「魚のトレード」が、熱気を帯びているのです。

(1)鮪(まぐろ)は、中国の富裕層が日本の天然鮪を強く求めます。しかし日本人は、脂が乗りダイオキシン・メチル水銀たっぷりの地中海で養殖されたトロ鮪を食べたがります。

(2)ヨーロッパ人は鮭(さけ)で有名なノルウェーが近くにあっても、健康に良く脂が少ない北海道の天然シロザケを求めます。しかし日本人は、ノルウェーやチリから脂が乗り・餌を通じて赤く着色した養殖鮭を輸入してまで食べたがります。

(3)中国は日本近海で獲れた質の良い真鯖(さば)・真鯵(あじ)を喜んで輸入し、日本人は国内魚には眼もくれずに脂が多いノルウェー産の鯖を食べます。

(4)素晴らしい魚が近海にいるのに、態々(わざわざ)究極の“負のトレード”を行っています。それは中国で養殖された抗生物質・抗菌剤などが過剰に多い魚を、日本人が激安居酒屋や回転寿司ネタとして大量に食べていることです。

(5)その他にも、日本産の食肉・野菜・果物の安全性と美味しさに、中国・台湾やヨーロッパから絶賛されています。しかし日本人は、中国から農薬過剰の野菜を、米国から質の悪い牛肉を大量に輸入します。日本人は経済的に苦しいといえ、自分の身体や健康を守らないことに疑問を感じます。さらには食品業者も消費者も、食べ物の安全に対して安易過ぎます。

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