硫黄岳(2760m)の登りで
お正月を山で過ごすようになって随分経つ。 ジイチャンが亡くなった年はさすがに年を跨いで行かなかったが31日までは山へ入る仲間のサポートをしていた。
正月に訪れる親戚の人への対応などは僕の得意とするところではない(苦笑。
そのために逃避してるのかと言われれば当たらずでもないが、つまり正月の正しい過ごし方が分からないというか居心地が悪く、ために山へ居場所を求めて行ってるようなもので世間から見れば理解を得られるものではないのであろう(苦笑。
今回は久しく山行を共にしてた会のメンバーと離れ一人気ままに行くことに決めていた。
一人と言うことで計画を3つほど立て暮れの出発間際まで雪の状態などの様子を見てた。
正にいい加減な計画で、絶えず危険が伴う冬山にあって以前までの僕であれば他人が立てた計画がこうであればメチャクチャに文句をつけて非難したであろう。
計画の内の2つは最初の取り付きより雪が少なく藪漕ぎなどを強いられることから結局3つ目の八ヶ岳へ行くことに決めたのが出発日の前日であった。
今回正月早々に新年会の計画がが入っていてゆっくりはしておれないことも判断の一つになった。
本沢より入り南八の硫黄岳を登り北八の天狗を回るコースに決めた。
以前八ヶ岳全山縦走したことはあったが、この時期初めてであり様子が分からないこともあり一応一人用のテントを持ちアイゼンに輪かんにピッケルとスコップなど一通りの装備を持ち出掛けた。
家を出て5時間近く掛かり夜明け前に入り口まで到着。 一眠りし過ぎて(笑、慌てて9時に出発。
林道のゲートまでは林道入り口より25分。 夏場4wd車であれば此処まで車が入るらしい。
そこから20分ほど歩くと左手に目指す硫黄岳が見えてきた。
更に細くなる林道を50分ほど歩くと本沢温泉へ到着する。
最初に目に入るのが黒い4坪ほどの小屋、そして本沢温泉を有名に知らしめた日本最高所の野天風呂を記した看板が目に付く。
道は小屋の前を通る。 立ち寄ることはせず、脇で輪かんを付け腹ごしらえにドーナッツをほお張り出発。
雪は深くなったとはいえ軽く苦にもならず快適。 途中下山してこられた人に「硫黄岳小屋が営業しているので泊られてはどうか、酒が飲み放題ですよ」 と勧められた。 僕の顔がそんな風に見えたのだろうか(笑。
小屋より1時間ほどで夏沢峠に到着、ここでアイゼンに履き替える。
峠に至り、より硫黄岳が間近に。 ここからも爆裂火口跡がよく見える。
稜線は風が吹きすさんで雪が舞って冷たく鼻の頭が痛いが 、大晦日の空は見事に晴れて嬉しくてつい鼻歌がついてくる(笑。
あす登る予定の天狗岳(2646m)の双耳峰が、その手前には根石岳(2603m)がハッキリと見えて否が応でも気分は最高、ニヤツイタ自分の顔に気づき一人照れる。
お正月を山で過ごすようになって随分経つ。 ジイチャンが亡くなった年はさすがに年を跨いで行かなかったが31日までは山へ入る仲間のサポートをしていた。
正月に訪れる親戚の人への対応などは僕の得意とするところではない(苦笑。
そのために逃避してるのかと言われれば当たらずでもないが、つまり正月の正しい過ごし方が分からないというか居心地が悪く、ために山へ居場所を求めて行ってるようなもので世間から見れば理解を得られるものではないのであろう(苦笑。
今回は久しく山行を共にしてた会のメンバーと離れ一人気ままに行くことに決めていた。
一人と言うことで計画を3つほど立て暮れの出発間際まで雪の状態などの様子を見てた。
正にいい加減な計画で、絶えず危険が伴う冬山にあって以前までの僕であれば他人が立てた計画がこうであればメチャクチャに文句をつけて非難したであろう。
計画の内の2つは最初の取り付きより雪が少なく藪漕ぎなどを強いられることから結局3つ目の八ヶ岳へ行くことに決めたのが出発日の前日であった。
今回正月早々に新年会の計画がが入っていてゆっくりはしておれないことも判断の一つになった。
本沢より入り南八の硫黄岳を登り北八の天狗を回るコースに決めた。
以前八ヶ岳全山縦走したことはあったが、この時期初めてであり様子が分からないこともあり一応一人用のテントを持ちアイゼンに輪かんにピッケルとスコップなど一通りの装備を持ち出掛けた。
家を出て5時間近く掛かり夜明け前に入り口まで到着。 一眠りし過ぎて(笑、慌てて9時に出発。
林道のゲートまでは林道入り口より25分。 夏場4wd車であれば此処まで車が入るらしい。
そこから20分ほど歩くと左手に目指す硫黄岳が見えてきた。
更に細くなる林道を50分ほど歩くと本沢温泉へ到着する。
最初に目に入るのが黒い4坪ほどの小屋、そして本沢温泉を有名に知らしめた日本最高所の野天風呂を記した看板が目に付く。
道は小屋の前を通る。 立ち寄ることはせず、脇で輪かんを付け腹ごしらえにドーナッツをほお張り出発。
雪は深くなったとはいえ軽く苦にもならず快適。 途中下山してこられた人に「硫黄岳小屋が営業しているので泊られてはどうか、酒が飲み放題ですよ」 と勧められた。 僕の顔がそんな風に見えたのだろうか(笑。
小屋より1時間ほどで夏沢峠に到着、ここでアイゼンに履き替える。
峠に至り、より硫黄岳が間近に。 ここからも爆裂火口跡がよく見える。
稜線は風が吹きすさんで雪が舞って冷たく鼻の頭が痛いが 、大晦日の空は見事に晴れて嬉しくてつい鼻歌がついてくる(笑。
あす登る予定の天狗岳(2646m)の双耳峰が、その手前には根石岳(2603m)がハッキリと見えて否が応でも気分は最高、ニヤツイタ自分の顔に気づき一人照れる。
お米やスイカ、大根などをすごく大事に優しく
優しく愛情込めて作ってるかと思えば、こんな
雪山に一人で登ったりする、なんていうのかな?力強い男っぽさも見えるし。
私は夏場より冬の凛と冷たい空気が好きだけど、ここまで寒いのはダメだと思う(苦笑)
毎年、足の指にしもやけつくるくらいですから(笑)
僕は捨てられなくてズーット使い続けていますが、今は登山用具や衣類などはハイテクで格段に進歩してるようです。
大丈夫ですよ(笑、是非機会を作って一緒に行きませんか。
今回も山岳ガイドに案内されて東京から男女の方が登っておられました。
姫さんも臆することはないですよ(笑。