岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

同級生が亡くなって

2009-03-17 21:31:25 | 日々の暮らし
一昨日の晩だった小学校からの同級生だったM君から電話が入った。 
以前に話したのは一年前のホームセンターの中でだったように覚えてる。

いきなり電話の向こうで「元気?」と言ってきたので「元気、すこぶる元気」と答えると 「そりゃぁ良かった。 実は・・ ・」とやはり中学での同級生だったH君の突然の死を知らせるものだった。

H君とも仕事で偶々一緒になったりしたこともあったのだが、ここ10年程は年賀状のやり取りだけでご無沙汰の間であった。

で、今日葬儀が執り行われお参りさせてもらったのだが

会場に入り同級生達の顔を見つけた僕は愕然とした。 皆どの顔も一様に歳を経て相応に年輪を刻み決してこれまで描いていた素晴らしき不良中年には見えなかったのだ。

若いつもりでいた僕は同級生をマジマジと眺め、改めて自分の置かれてる現状を知る事となった(苦笑。

つまり、友人の場合は合い通じるものがあるためかお互いを年齢を感じることはさほどないように思うのだが、なにげに同級生を眺めた時に現実に気付かされる事ってあるのだと(笑。

これまで同級生の死を送るなんて事は滅多に無く、まして50代に入ってからは初めてのことである。

僕はM君の「元気?・・ そりゃぁ良かった」 以来この2日間これまでもなく思った。
これまで僕らと同年代が癌や交通事故で亡くなってもその都度不慮の事故と思ってきたのに

それが今回の様な死はいわゆる成熟した人間に起きがちなよく聞く病名だっただけに身につまされる想いだった。

まだまだ若く構えてはいたけれど、ボチボチ新聞の「おくやみ」欄に登場してくる年代の仲間入りになったのだとH君の死をきっかけに切実と思った。


ただ、・ ・それに比べ女性群はどうだったか。 黒に身を包んだ女性達のしっとりと光っていたこと。

一歩会場を出て陽光に照らし出された彼女達は以前の面影も残しながら美しくさへあった。

昔とても可愛かった彼女は成熟した美しさがあって引き込まれそうであったし、そうでなかった彼女もとても堂々として気品さへあった。

僕らは出棺を待つ間ほんの僅かな時間であったが、外へ出て談笑した。
にわか同級会と化した皆は先程までの顔と違い遠い昔の様な童顔に見えた。


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2 コメント

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こんばんは (ポンチ姫)
2009-03-18 21:24:53
同級生、それも、小学校ですと、ヒトクラス37名で、減りも、増えもせず、卒業しました、二人あちらの世界へ、旅立ちましたが、去年、同窓会を、開きましたが、面影は、残っていて、楽しい時間を、持つことが、できました。なんか、不思議でした
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姫さんこんばんは (Unknown)
2009-03-18 21:49:00
一クラス37名は多いですね。
僕らは小学校中学と合わせて6人ほど亡くなっています。
闇雲に突っ走っていた頃は気にも留めなかったのですが、考えてみれば僕も人の親、いつ息子や娘に喪主を勤めてもらっても可笑しくない年代になってきてるんだと思いました。
同窓会に長くご無沙汰してたら今浦島みたいなもので先日なんかも女子に中々声を掛けれなかったですよ(笑。


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