岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

稲刈りも間近に迫り

2009-09-12 23:58:45 | 農作業
テーブルの上の煮魚の匂いを嗅ぎつけ様子を窺うミーは17歳も後半

       
最近は粗相も甚だしく目を離せないのだが食欲だけは衰えず、朝一番に家人が起きてくるのを待ってご飯の要求をするのが日課だ。

西瓜畑の大根の播種も間引き作業も一段落した先日稲を刈り取るコンバインの改造を行なった。

稲を刈り取る際普通は藁を後方に付いたカッターと呼ばれる部分で細かく裁断して下へ吐き出すのだが、僕ら畑や桟俵用に長いままの藁をほしい場合は切らずにそのまま落としていき、乾燥した後に回収するのだ。

が、実は今使っているヤンマーの機械だと刈り取った藁を下に落としていく際バラバラに落ちる為に株元が揃わなく、回収もそうだが後々も何かと大変だったのだ。 それで

        
       
ヤンマーのコンバインに藁を整理しながら落としていく井関のコンバインの部材を取り付けたもので、青の部材と針金状のものがそれだ。

これで実際は刈り取ってみないと上手くいくか分からないのだが、多分大丈夫の筈だ・・ と(笑。

さて肝心のコシヒカリの刈り取り時期も後1週間程に迫り、同時進行で稗の抜き取り作業にも追われる日々が続いてる。

       
稲穂よりぐんと抜き出た稗。 もちろん小さいうちに田んぼに入り抜き取るのだが、西瓜の収穫時期前後は手が回らなく、気が付けば田んぼのあちこちに我が物顔で風にゆれているといった状態だ。

一枚の田んぼに何日もかけて入る根気の作業だが、稗の種は土中で7年とも9年とも生き続けると云われる為あまり疎かにもできないのだ。

そんななか今月初めに石灰を施した冬大根用の畑をトラクターで耕起し、畝立てをしてから1週間ほど間を置いた昨日種を蒔いた。

        
大根用に肥料を薄く満遍なく施し、真ん中に溝を切りそこに更に元肥を入れて畝型をつくる。
      
       
       
       
市販の穴あきマルチは値段も高いが長さも短いので面倒だが穴あけカッターで一個づつ開けていく。

       
        
種は青首総太で一箇所に4粒づつくらい蒔き、上から籾殻くん炭をまぶしていき終了。

平年並みの晩秋~冬であればこれでいいのだが、暖冬であったらとの思いもあり2畝は残し、この後1週間ほどおいて蒔く予定。