岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

「出るもの(杭は)打たれる」から

2007-11-13 20:28:55 | 新聞、テレビから
作品NO.6
     

今日も雨、ブリで有名な氷見漁港では17本の水揚げがあったそうだ。
寒ブリというにはまだ早いが、数が数だけにスゴ~ク高そうです。
これを機にもっと大根が消費されることを願います(笑。

今日からスイカ梱包用の桟俵を編む、

 
 
左上から時計廻りに
千歯コキで藁をすぐって きれいな一本一本にしてから藁揉み機に掛けて藁自体を柔らかくして加工し易くする。
自作の編み台に載せて編み上げ、完成。
大きさは決まっておらず、自分の目指すスイカの大きさに合わせ2種類つくる。


テレビで放送していたことだが昨日は滋賀の猿で今日は広島の鹿の話し。

話しの要約はどちらも増えすぎて住宅街や観光地で被害が続出し問題になっているとの事。

よくある話で、日本全国に広がっている話題だが、この両者の違いは猿の方は住民が被害を受け厳しい処分を自治体に求めているのに外部の一部○○団体の方々の可哀そうコールで事態が思うように進まなく住民に不満が募っていて一部の人はかなり切れそうになっていること。

他方 鹿の場合は増えすぎることによって観光客にも被害が及んでいるし、世界遺産にもなっているその地の植生にも被害が出ている。また増えすぎた鹿自体にも深刻な問題が出ているのだが、解決策の「鹿に餌を与えない、餌付けをしない」が観光客をさておき地元のお土産やさんが鹿を目玉商品のつもりか自ら餌を与え寄せているのだった。

僕がテレビを見ながら猿を庇う○○団体を「内政干渉だ、言いたいことがあるならもっと別に問題が一杯あるだろ、この国は。 中国にでも北朝鮮にでも言えよ!」と思わず言ったら、そばに居たかみさんが「そんなこと言ったてそこの人たちの生息圏か元々猿達の棲息圏かは分からないでしょう。武器を持ってる人間が都合のいいように言い出したらアメリカと日本との関係と同じじゃないけ」って言い返して、仕事に出かけていった。

取り残された僕は暫らく考えた。
元を言えばどちらも餌を与えて手懐けようとした過去があるのだ。

今僕らが住む町でも里山を越して人が多く住む街中まで猿や熊が現れるようになった。
増えたのか、或は山に棲み難い事情が起こりつつあるのか分からないが、 
出る杭は打たれるじゃないが、増えたら駆除するだけでは解決にはならないのでしょうね。

皆さんはどう思いますか。