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懲りないトライアスリートのプチ移住生活

懲りないトライアスリートのプチ移住生活は、迷走だらけ!

「iPad vs Kindle 」 西田宗千佳著

2010-04-28 | お勧めBOOK

今話題の本。
iPad vs Kindle 。
ソニーリーダーや、
日本出版界を巻き込む
「電子書籍」の未来はどうなるのか?
IT最前線から、
深い洞察で浮き彫りにされる「電子書籍」の未来像について。
そして、iPadの発表会での現地取材にもとづく、
豊富な関係者の証言でつづられている。
そこで浮き彫りにされる“eBOOK”の世界とは?

iPadの登場で、
今や、電子書籍のマーケットが急速に拡大するように思える。
日本のマーケットと欧米のマーケットでは、
著作権の問題・出版の流通(取次ぎの存在)等、
クリアにしなければならない課題も多いが、
音楽のメディアでは、ネット配信が
マーケットのシェアを拡大していったように、
電子書籍が活字メディアにとって変わるのは、
時間の問題に思える。
そして、各マスメディアのビジネスモデルも
大きく変化していくようになるだろう。
ところで、こんなITの進化に
わたしは、ついていけるのだろうか?
ふと、そんなことを考えてしまう。

本日のトレーニングは、
夜、コナミでトレッドミル&スイムトレ。
トレッドミル 15°で5KM
そのあと、軽スイム 0.5KM

○●○●本日のトレーニング○●○●○     
 RUN                   5KM
 BIKE                   0KM 
 SWIM                 0.5KM
○●○●○●○●○●○●○●○●○●

お祭り気分

2010-04-16 | お勧めBOOK

今日は、村上春樹氏の「1Q84」 BOOK3発売日。
早朝、即GET。
各書店、「1Q84」の山積み。
お客さんは、
ハードカバーの、「1Q84」を抱えて、レジへ。
何処もかしこも、お祭り気分。
一時の、WINDOWS95発売みたいな感じ。

完全に、出版社の秘密主義の戦略にのせられているなぁと思いつつ、
ここは、しっかりのせられて、楽しもう!

本日のトレーニングは、
休息日。

○●○●本日のトレーニング○●○●○     
 RUN                 0KM
 BIKE                 0KM 
 SWIM                0 KM
○●○●○●○●○●○●○●○●○


「アイアンマンのつくり方。」  彦井浩孝著

2010-04-15 | お勧めBOOK

今日は、
今週末に宮古島トライアスロンの
インターネット配信を見ながら、
ゆっくり読もうと思っている本を紹介。

「アイアンマンのつくり方。」
超持久系トライアスロンに学ぶ、
水泳、自転車、ランニングのトレーニング・栄養・メンタリティ

-書評より-
「ストレッチなんて必要ない!」
「脂肪は敵じゃない、味方だ」
「そんなサプリメントいりません」
水泳3.8km自転車180.2kmランニング42.2km
トライアスロンの中でも、最もハードにして、
随一の人気を誇る「アイアンマン」。
超持久系トライアスロンを楽しむアスリートたちは、
限られた時間の中でいかにして強くなるのか?
著者自身、20年近くこのスポーツに取り組み、
アイアンマン完走歴31回のドクター(運動生理学)
彦井浩孝氏が自らの経験を踏まえて分析する。
これまでの常識にとらわれないトレーニング・栄養情報から、
持久系スポーツを長く楽しんでいくためのメンタリティまで、
トライアスリートはもちろん、
サイクリストやランナー、スイマーの
トレーニングライフにも役立つ、最新サイエンス情報満載の一冊。

※月刊『トライアスロンJAPAN』で連載していた
「トライアスロン・サイエンス」の掲載テキストに
加筆・修正を加えた内容と、最新データに基づき
今回新たに書き下ろした原稿をもとに構成。

本書はじめにの―「Anything is Possible」は、
座右の銘にするには、ちょっといいかも。


本日のトレーニングは、
夕方、コナミでスイムトレ。
UP   200M
プル   800M
ブル   100M×5 1:30
DOWN 100M

今日も、トレ不足のためか、
途中で筋力低下。
ラストは、へろへろ。

○●○●本日のトレーニング○●○●○     
 RUN                 0KM
 BIKE                 0KM 
 SWIM               1.6KM
○●○●○●○●○●○●○●○●○

「エデン 」 近藤史江著

2010-04-14 | お勧めBOOK

『サクリファイス』の続編。
今度の舞台は、ツール・ド・フランス。
たった一人の日本人選手として、
ツール・ド・フランスの舞台に立ったものの、
チームの存亡を掛けた駆け引きに巻き込まれ、
外からは見えないプロスポーツの深淵を見るという、
ストーリー展開。
今回も、さわやかなスポーツ小説というジャンルでは、
よく書けていると思うが、
前作のようなミステリーを期待して読むと、
ちょっと期待はずれに感じるかも?
それでも、なかなか力量のある作家だと個人的には、
思っているのですが。
次回作に、期待です!

本日のトレーニングは、休息日。
ちょっと、ハードにトレーニングしすぎ?
左足に、蕁麻疹が。
ちょっと今日は、疲労困憊。

○●○●本日のトレーニング○●○●○     
 RUN                  0KM
 BIKE                 0KM 
 SWIM                0KM
○●○●○●○●○●○●○●○●○

江國香織『がらくた』

2010-03-31 | お勧めBOOK
文庫化されたので、
手にとってみた。

-書評より-
あなたを所有したい。
存在も不在もすべて。
『神様のボート』『ウエハースの椅子』に
続く傑作長編小説。
島清恋愛文学賞受賞。

私は彼のすべてを望んだ、その存在も、
不在による空虚さも――。
45歳の翻訳家・柊子と15歳の美しい少女・美海。
そして、大胆で不穏な夫。
彼は天性の魅力で女性を誘惑する。
妻以外のガールフレンドたちや、
無防備で大人びた美海の心を。
柊子はそのすべてを受け容れる、
彼を所有するために。
知性と官能が絡み合い、
恋愛の隙間からこぼれ出す
愉悦ともどかしさを描く傑作長編小説。

いつものごとく、
熱烈な同姓の江國ファンを
ひきつける書評!

個人的には、
この作品は、
熱烈な江國ファンといえども、
賛否両論かなぁと思うような作品。
ストーリーの展開、人物の設定も
従来の彼女の作品とは、
ちょっと違い、
あまり好きになれない。
人によっては、
新しい彼女のスタイルと
受け止めることもできるのかもしれないが。

時には、読書を

2009-12-27 | お勧めBOOK
お正月休みには、
ちょっと時間のあるときに
読書を!
というわけで、最近私が読んだ
名著ならぬ迷著案内!

①ウエハースの椅子
江國香織/著

あなたといるとき、
私は世界に過不足がないと感じる。

恋人といるとき、みちたりていた。
二人でいるときの私がすべてだと感じるほどに。
やがて私は世界からはぐれる。
彼の心の中に閉じ込められてしまう。

彼といる以上、絶望は消えないのに、
彼と離れることは出来ない。

恋することの孤独と絶望、
彼女の深層心理をついた描写
さすがだなって思えてしまう江國作品でも
珠玉の一編。

②Twitter社会論
新たなリアルタイム・ウェブの潮流
 津田 大介 /著

数あるTwitter関連本の中でも、
オーソドックスにまとまった本
1章 ツイッターとは何か、
2章 著者のツイッター活用術
3章 ツイッターとジャーナリズム・政治・ビジネス
  ジャーナリズム・政治・ビジネスにおける
  ツイッターについて、現状と今後の
  可能性についての記述は、おもしろく
  読み応えがある。
  ツイッターによって今後、どのように
  世界が変化していくのか、興味のある方にはお勧めです。

③偉いぞ!立ち食いそば
 東海林さだお/著
 チリチリ春菊天、つゆ浸しコロッケそば、
 サクサクジュクジュク玉ねぎ天大好き
 立ち食いそばフアンには、必携の一冊!
なぜに、つゆ浸しコロッケそばがうまいのか、
 ちょっと疑問をお持ちの方には、
 そのなぞが解けて、安心!
ばかばかしくも真剣な名著?

レビストロース

2009-11-04 | お勧めBOOK
レビストロース氏が亡くなった。

20世紀を代表するフランスの思想家で
文化人類学者のクロード・レビストロース氏が
死去した。100歳だった。
1955年に出版され、一躍脚光を浴びた
自伝「悲しき熱帯」などの著作で知られる。
アマゾンの熱帯雨林などで先住民族の文化を研究し、
人類学に構造主義の理論と方法を取り入れ、
後にその分野で大きな影響を与えた。(ロイター)

学生時代、経済人類学を専攻、
恩師には、レビストロース・フーコー・ラカンの著作を
片っ端から読ませられた。
今、まったく違う世界に生きているが、
なつかしい名前を聞いて、
もう一度彼の著作を読み返そうと思った。

しがみつかない生きかた 香山リカ著

2009-10-29 | お勧めBOOK
遅ればせながら、
ベストセラー40万部ということで、
ちょっと読んでみた。

本のクレジットは、以下のとおり。
平凡で穏やかに暮らせる
「ふつうの幸せ」こそ最大の幸福だと、
今、人々はやっと気がついた。
雇用、医療、介護など
社会のセーフティネットは重要だけれど、
自分の外に求めるだけでは、
人生はいつまでも満たされない。
「ふつうの幸せ」を手に入れるには、
「私が私が」という自慢競争をやめること。
お金、恋愛、子どもにしがみつかないこと。
物事の曖昧さ、ムダ、非効率を楽しむこと。
そして他人の弱さを受け入れること
─脱ひとり勝ち時代の生き方のルールを精神科医が提案。

勝間さんを目指さないということが
ある意味、時代を捉えているし
今、大衆の賛同を得ているのかもしれない。

しかし、現実には、
なかなか、しがみつくなといっても
しがみつくのが人間の弱さであるように思う。

また、著者自身、
勝間さんの対極の生き方を提案しているように
思えるが、彼女の生き方は、
勝間さんと左程、変わらないと
感じてしまうのは、私だけだろうか?

自分自身を
振り返ってみると、
自分はもともと
あまり、しがもついていないというか、
いい加減というか。

しかし、トライアスロンだけは
どっぷりしがみついているなあ!

本日のトレーニングは、
残業のため、
休息日。
左足の踵痛もあいかわらず。


○●○●本日のトレーニング○●○●○    
 RUN                  0KM
 BIKE                  0KM 
 SWIM                 0KM
○●○●○●○●○●○●○●○●○






白仏  辻仁成

2009-09-09 | お勧めBOOK
今朝、KBCの朝の番組で
大川の大野島の白仏のことを
扱った番組を放送していた。
まさにこの白仏は、
辻 仁成の「白仏」にでてくる
数千体の人骨を
粉砕して作った白仏だった。

「白仏」は、
辻の祖父をモデルにした鉄砲屋江口稔の物語。
フランスのフェミナ文学賞の外国小説部門受賞作。
生と死、輪廻や魂など仏教的な世界観が背景にある作品。
不思議な幻想的なシーンが多い。
対立する村の少女(後に稔の妻になる)に
稔の友人が放尿するシーンや
水死して腐敗し始めている死体に触れるシーン
雪中、ロシア兵と闘うシーンなどは、
辻の筆力を感じる。

夢に現れる白い仏を現実のものとして、
島民の骨を集めて作るという意外なストーリーの
展開には、驚かされるが、
このストーリーのモデルが自分の祖父
であったということにもまた、驚きだった。

とにかく、不思議な幻想的な小説
辻作品の中でも秀逸です。

田中一村

2009-08-18 | お勧めBOOK
孤高の画家ともいわれ、日本のゴーギャンとも例えられる、
田中一村のとても素敵な作品集。
-奄美の田中一村美術館収蔵作品集-
奄美に生き、奄美を描いた
色鮮やかで美しく、今なお新しく感じる作品の数々。
亜熱帯の奄美の独特の香り・風の色・光・空気を感じる。
丹念に書き込まれた量感のある絵
どこかバリのウブドゥーの絵と似た香りがする。
時々、疲れたときにふとページをめくる。
私のお気に入りの絵は、
奄美の杜・ビロウとブーゲンビレア。(表紙)