明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

日本の轍を踏まないことを祈る

2008-09-21 | 政治
かなり、欧米の金融機関が大変なことになっていて、
97年の日本との共通性を指摘する声がある。

実際、そうなのだろうけど、そうであれば
これからのキーとなるのは、次の点。

すなわち、日本ではそれをきっかけに
全てぶっこわせと叫ぶ清算主義者達が大騒ぎを始めて、
その後、政治の焦点が郵政に移って彼らの動きが止まるまで、
ひたすら、デフレと破壊のスパイラルを滑り落ちることに
なったのだけど、米国がその轍を踏まずにすむかどうかだ。

基本的に、こういうオーバーシュートは市場参加者の
不安の連鎖によって起こるのだから、
政府が金融システムを守ろうという断固として示し、
それを市場参加者が信用することができれば
いずれは沈静化する。

今のところ、米国が金融システムを守ろうという方向で
動いているようなので、日本のように事態が長期化することは
ないと考えているが、また米国も政治の季節なので
どうぶれるか予想のつかない面もある。

清算主義者に引きずられて再三に渡り自殺行為を繰り返した
日本のようなことは、さすがに無いと思うが。

一方で、時にこういうオーバーシュートを起こすとしても、
長期的には資本主義諸国が共産主義諸国に
勝利してきた歴史自体は変わらない。

今回の件を口実に従来の利権構造を再構築しようとする
族議員の動きも目立ってきているようだが、
それらの動きにも、同時に目を光らせておく必要があるだろう。


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