明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

珍しく日経と一致した

2005-07-30 | 政治
>社説 郵政法案を今国会で成立させよ

>この法案にはいくつか問題があり本来は抜本的な手直しが必要と私たちは考える。
>しかし小泉純一郎首相が在任するこの機を逃せば、民営化は長期にわたり
>政治課題にならない可能性が大きい。その社会的、経済的なコストは計り知れない。

>ここは法案を成立させて、民営化を進める中でまともな形に改善するのが
>現実的な選択ではないか。良識の府、参院に日本経済の将来を見据えた
>正しい判断を強く期待する。
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20050728MS3M2800728072005.html


だいたい、当ブログはアンチ日経なのだが、
珍しく日経と意見が一致した。

まあ、この後の具体的な「いくつかの問題」の話になると、
大分違うんだけどね。

ともあれ、民営化は今やらなきゃ、多分、半永久的にできない。
小泉以外にこれだけ抵抗が大きく、かつ経済知識の無い国民への
説明が難しい問題に取り組むようなドンキホーテはいないから。

これだけは間違いない。

でも、これで一旦民営化して郵政の「国営故の特典」がなくなれば、
今までのように政治専業の特定局長を抱えてはいられなくなり、
棒を飲んだような原理主義的な反対議員は減っていくだろう。

また、民営化という大きなブレークスルーは小泉にしかできなくても、
その後の制度設計は、もっと人の話を聞くことのできる人の
方がうまくやれるはずだ。

そう考えれば、とりあえず今は不完全でも民営化だけ通しておいて、
3年ごとの見直しの際に手直しを加えていくというのが
一番良いのではないだろうか。

きっと、その時にはもっと冷静で建設的な議論ができる
環境になっていると思うから。

参議院ではまだ暴れている反対派もいるようだけど、
ここは一つ国民のために大きな視点を持って
賛成に回って欲しいと思うのだが。

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