「拒否できない日本」が根強く売れている。
例えば、ここでは総合5位で挙がっているし、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000015-reu-ent
他の書店でもベスト10入りしている所がある。
この本が出たのが2004年4月。
今のように新書が洪水のように出版される時代にあって、
これだけ長くに渡って、これだけ売れ続けるのは
異例のことだと思う。
2004年5月に当ブログでも取り上げているので
再掲しておこう。
>[読書日記][政治] 拒否できない日本/関岡英之
>「アメリカの日本改造が進んでいる」という副題付。
>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603760/ref=sr_aps_b_/249-8822205-7314758
>最近、到る所で噴出しているアメリカ批判の書の一つだが、
>その手口や経緯を丹念に拾って
>非常に説得力のあるものになっている。
>米国が作った一方的な「年次改革要望書」に忠実に従い、
>国益を米国に売り渡し続けている日本の姿は哀れという他ない。
>ただ、筆者も書いている通り米国が自らの国益を
>追求するのは当たり前のことである。
>日本サイドにいながら米国の国益に奉仕する、
>文字通りの「売国奴」の存在なくしては、
>ここまで米国にコテンパンにやられることも無かったと思うが、
>そのあたりの記述がややものたりないようにも思える。
>ともあれ、まずは敵を知ることである。
>彼らの手口を知れば、単なるアングロサクソンルールを
>「グローバルスタンダード」などと言って金科玉条のように主張する、
>「売国奴」達にだまされることもなくなるだろう。
>本当は、そういう「売国奴」を含む政党を選挙で落選させれば
>いいだけなんだけど、これが与野党に散らばっているから
>どうしようもないんだよな。
>だからって左翼カルトや宗教カルトに入れるのもなんだしなあ。
>まあ、この本がバカ売れして世の中の流れが変わってくれば、
>選挙目当てで政治家も変わるだろう。
>ぜひ、一人でも多くの人に読んで欲しい。
まさに、売国奴が大暴れしていた時期。
あの時期にこの本が一斉に売れて、ブームになっていれば、
少しは展開も変わっていたと思うと悔いも残るけど。
ただ、売れ続けているのはいいのだけれど、
最近は、この本をおかしな文脈で使っている人を
多くみかけるようになった。
要するに、どう見ても自分達の利権を守りたいだけなのに、
「年次改革要望書」に書いてあるということをダシにして、
反対する人達がでてきたのだ。
なんだかなあ...
必ずしも米国の意向に従うことは無いけど、
だからと言って、全てに反対しなければならないことも
ないというのは当たり前だと思うんだけど。
せっかくの名著なのだから、利権維持に汲々としている
連中に悪用してもらいたくはないよね。
例えば、ここでは総合5位で挙がっているし、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000015-reu-ent
他の書店でもベスト10入りしている所がある。
この本が出たのが2004年4月。
今のように新書が洪水のように出版される時代にあって、
これだけ長くに渡って、これだけ売れ続けるのは
異例のことだと思う。
2004年5月に当ブログでも取り上げているので
再掲しておこう。
>[読書日記][政治] 拒否できない日本/関岡英之
>「アメリカの日本改造が進んでいる」という副題付。
>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603760/ref=sr_aps_b_/249-8822205-7314758
>最近、到る所で噴出しているアメリカ批判の書の一つだが、
>その手口や経緯を丹念に拾って
>非常に説得力のあるものになっている。
>米国が作った一方的な「年次改革要望書」に忠実に従い、
>国益を米国に売り渡し続けている日本の姿は哀れという他ない。
>ただ、筆者も書いている通り米国が自らの国益を
>追求するのは当たり前のことである。
>日本サイドにいながら米国の国益に奉仕する、
>文字通りの「売国奴」の存在なくしては、
>ここまで米国にコテンパンにやられることも無かったと思うが、
>そのあたりの記述がややものたりないようにも思える。
>ともあれ、まずは敵を知ることである。
>彼らの手口を知れば、単なるアングロサクソンルールを
>「グローバルスタンダード」などと言って金科玉条のように主張する、
>「売国奴」達にだまされることもなくなるだろう。
>本当は、そういう「売国奴」を含む政党を選挙で落選させれば
>いいだけなんだけど、これが与野党に散らばっているから
>どうしようもないんだよな。
>だからって左翼カルトや宗教カルトに入れるのもなんだしなあ。
>まあ、この本がバカ売れして世の中の流れが変わってくれば、
>選挙目当てで政治家も変わるだろう。
>ぜひ、一人でも多くの人に読んで欲しい。
まさに、売国奴が大暴れしていた時期。
あの時期にこの本が一斉に売れて、ブームになっていれば、
少しは展開も変わっていたと思うと悔いも残るけど。
ただ、売れ続けているのはいいのだけれど、
最近は、この本をおかしな文脈で使っている人を
多くみかけるようになった。
要するに、どう見ても自分達の利権を守りたいだけなのに、
「年次改革要望書」に書いてあるということをダシにして、
反対する人達がでてきたのだ。
なんだかなあ...
必ずしも米国の意向に従うことは無いけど、
だからと言って、全てに反対しなければならないことも
ないというのは当たり前だと思うんだけど。
せっかくの名著なのだから、利権維持に汲々としている
連中に悪用してもらいたくはないよね。
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