明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

ちょっと、疎開させておこう

2005-12-20 | 政治
>グリーンピアの処分完了 時価の半額で兵庫県に

>厚生労働省所管の年金資金運用基金は20日、大規模年金保養基地
>「グリーンピア三木」(兵庫県三木市)を兵庫県に売却した。
>全国に13カ所あったグリーンピアの処分はすべて完了した。

>グリーンピア三木の譲渡額は9億1855万円。国有財産を公共目的で
>譲渡する際の最低額となる、時価の半額での売買だった。

>グリーンピアは年金保険料で建設、運営されたことから保険料の
>無駄遣いなどと批判が起こり、本年度中に廃止することが決まっていた。
>三木を除く12カ所は既に、地元自治体や民間企業などに譲渡されている。
http://www.sankei.co.jp/news/051220/sei080.htm

グリーンピアを売ったことはいい。
多分、相当な売却損が出たはずだが、それは含み損が
表面化しただけであり、今さら言っても仕方のないことだ。

だが、問題はなぜ「半額」なんかで売るのかということだ。

その分、年金保険料が無駄になったことを意味するのに。
なんで、だれもそのことを批判しないのだろうか。

さらに言えば、年金保険料でリゾート施設を作るのが
筋違いなのと同様に、「兵庫県」だってリゾートを
運営するのが目的の組織ではないだろう。

地方自治体の大半には地方交付税が交付されている。

年金を使うのが批判されたからと言って、
税金を使うのは問題ないだろうと言うことなのだろうか。

というより、年金というのはマスコミ的にまだ旬の話題で
あるのに対し、地方自治体というのはマスコミ的には
批判するのがタブーになっているから、
ちょっとそっちに疎開させておけということではないのか。

結局、公的部門がもっていることには何の変わりもないのに。

本来、リゾートの運営などは公的部門の仕事ではないのだから、
グリーンピアについても民間に入札で売却すべきだろう。

なんで、こういう当たり前のことができないのだろうか?