明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

もういっぺん「解散」したら?

2005-12-10 | 政治
>使い道を道路整備に限定する道路特定財源の改革で、
>政府・与党が基本方針をまとめた。

>使途を定めない一般財源化を前提に、本則より高い
>暫定税率は維持する、との内容だ。一見、小泉首相の
>指示がそのまま盛り込まれたようだが、いつどのように
>一般財源化するかなど、肝心な点の決定は来年に先送りされた。

>自民党の道路族議員が激しく反発したためだ。
>政府系金融機関の見直しや三位一体の改革などは、
>ほとんど小泉首相の意向通りになった。だが今度ばかりは、
>抵抗勢力が巻き返した形だ。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20051209ig90.htm

一部で「一般財源化で合意」とか書いてる新聞もあったけど、
結局、実態は玉虫色の先送りだろ。

郵政民営化の時にも無茶苦茶抵抗が強かったことからも
解るように、族議員の抵抗の強さと、「改革」の意義は
完全に比例していると言ってもいい。

政府系金融機関や三位一体の改革に一応カッコが付いたのは、
そこに死活的な利権を持った、強力な抵抗勢力が
いなかったということで、そもそも「改革」の意義自体
ほとんどなかったということを証明している。

小泉なんて、だれかが「なんとか改革」とか言って煽ると
ダボハゼのように食いつくから、「改革」と言っても
玉石混交なんだけど、こういった抵抗の強弱を
その「改革」の意義のバロメーターとすればよいと思う。

それにしても、衆議院で3分の2と取ったばかりの
小泉ですら、道路特定財源に手が付けられないとなれば、
もう、半永久的に道路特定財源は残り、
無駄な道路が日本中を埋め尽くしていくことになる。

なんとかならないものだろうか。

この際、小泉ももう一度勝負してはどうだろうか。

どうせ、任期はあと1年なのである。

ここで、道路特定財源を一般財源にする法案と、
それを前提とした来年度予算案を国会に提出し、
反対する奴をあぶり出した上で、
衆議院をまた解散するのだ。

郵政の時と同じだ。

この問題も郵政同様、日本の将来にとって
それだけの意義のある論点だと思う。

そして、この問題に国民の注目が集まれば、
きっと、郵政の時と同じように国民の賢明な判断が
なされると思うのだけと。

それにしても、姉歯の話なんかより、
この話の方が一億万倍重要だと思うんだけど、
なんで、多くのマスコミは姉歯ばっかり追いかけるんだろう。

ホント、役に立たない人達だよね。