ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

足尾銅山観光

2021-12-15 23:16:00 | おじゃまします~ぅ
 足尾銅山観光 で活躍している ラック式 バッテリー機関車 です。




 機関車はリモコンでも操作できます。




 高台にあるトロッコ列車の乗車ホームから 下の旧乗車口までは、ラック式バッテリー機関車が先頭に立ちます。 ラック区間はここで終わるので、バッテリー客車だけが坑道に入ります。

 ラック区間を持つ 能勢電鉄 の観光路線が2021年に廃止されましたので、ラック式鉄道は 大井川鉄道 とこの 足尾銅山観光 だけになりました。




 トロッコ列車を降り、横坑を進みます。 地図で見ると、わたらせ渓谷鉄道 の線路の地下を走り、運動場の下に居ることになってます。




 上から地下水が落ちてきます。 湿度が高いです。 暗いので 懐中電灯が欲しいです。
 ストロボを光らせないと、そこに何があるのか分からないほどです。




 異なる階層から鉱石を運び出すため、巻き上げ機を利用したエレベーターが使われていました。 そのフレームに 『 安全専一 』 の文字。
 セーフティ ファースト。 日本の 『 安全第一 』 のスローガンの起源は 古河鉱業足尾銅山 です。




 足尾製錬所 の模型がありました。 「 精錬 」ではなく「 製錬 」と書きます。




 そして、選鉱所 の模型も。




 国内初の 水力発電所 で電気を作り、架線集電式の 電気機関車 で鉱石や作業員を運んでいました。




 こちらは バッテリー機関車 です。




 鉱石を運搬する 鉱車。 ホッパー式でもなければ ナベトロ式でもありません。 チップラー と呼ばれる 旋回機 で鉱石を荷降ししていたようです。




 バケットローダ。 破砕した鉱石を 鉱車に積み込む機械。 圧縮空気でバケットを持ち上げる姿を、古いテレビ番組か何かで見た記憶があります。
 坑道内で破砕した岩石を、バケットで背負い投げのように、後ろのトロッコに積込みます。

 十数年ぶりに訪れた 足尾銅山観光。 見応えがありました。 売店のお姉さまとの会話もちょっと楽しめました。。。  



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