お座敷列車『 やすらぎ号 』。 < 未掲載の懐かしい写真を紹介します >
お座敷列車『 くつろぎ号 』に次ぐジョイフルトレインとして、JNR 高崎鉄道管理局 が誕生させたのが『 くつろぎ号 』です。
写真は、高崎駅北側の駐車場で 1986年5月3日に行われた お披露目会の様子です。
編成の両端は 大窓を持つ展望車で、この列車の魅力の一つでした。
大きなモニターとカラオケ設備。 収納式のイスとテーブル。 “ 走る宴会場 ” になってました。
やすらぎ号のホームグラウンドである 高崎客貨車区 にて。
この頃、良く 高崎客貨車区に遊びに行ってました。 木造の建屋の二階が事務所になっていて、ノートに名前と住所を書き込み、列車の撮影を行えます。
職員さんとの会話も楽しめ、めずらしい列車が入線すると、車内に立ち入らせてもらった事もありました。
はたして現在でも見学を許可しているかどうかは分かりません。 無断立ち入り厳禁です。
1987年4月1日、日本国有鉄道が民営化されました。 そのタイミングで 高崎第二機関区 にて、機関車の展示会が行われました。
EF60型 19号機は やすらぎ号の専用機として、やすらぎ塗装 を纏っての登場です。
使い回しの良い 485系電車を改造したジョイフルトレインとの置き換えで、やすらぎ号が引退する事になりました。 地元の鉄道ファンは慌てふためいて、撮影に奔走しました。
この日の やすらぎ号の運用は、高崎 → 上野 → 横川 → 上野 → 高崎。
写真は、高崎線 : 新町 → 神保原にて。 朝の回送列車。
写真は、上越線 : 後閑 → 上牧。 やすらぎ号の最終運転は、蒸気機関車の牽引です。
季節はずれの雪が舞い始め、居合わせた多くの鉄道ファンの、だれ言うとなく口を突いて出た言葉は「 なごり雪 」。 涙の引退運転になりました。
間もなくして やすらぎ号の、JRから わたらせ渓谷鉄道 への売却が発表されました。 やすらぎ号は サロン・ド・わたらせ号 として復活しました。
「 あの日の涙を返して! 」と思いましたが、嬉しい想いの方が上です。
わたらせ渓谷鉄道にはすでにイベント列車として トロッコ列車が運用されていましたが、梅雨どきや冬季の運転を補完するため、お座敷列車が最適だったのです。
6両の内の3両を改装し、他の3両は予備車(部品取り)です。
やすらぎ号の特徴でもある 展望車の大窓が、車両の老朽化を早めてしまいました。 ガラスの重量にフレームが耐え切れず、雨漏りが頻発するようになりました。
2009年、運用を終了しました。。。
お座敷列車『 くつろぎ号 』に次ぐジョイフルトレインとして、JNR 高崎鉄道管理局 が誕生させたのが『 くつろぎ号 』です。
写真は、高崎駅北側の駐車場で 1986年5月3日に行われた お披露目会の様子です。
編成の両端は 大窓を持つ展望車で、この列車の魅力の一つでした。
大きなモニターとカラオケ設備。 収納式のイスとテーブル。 “ 走る宴会場 ” になってました。
1986.10.5 13:30 200mm F8 1/125sec ネガ
やすらぎ号のホームグラウンドである 高崎客貨車区 にて。
この頃、良く 高崎客貨車区に遊びに行ってました。 木造の建屋の二階が事務所になっていて、ノートに名前と住所を書き込み、列車の撮影を行えます。
職員さんとの会話も楽しめ、めずらしい列車が入線すると、車内に立ち入らせてもらった事もありました。
はたして現在でも見学を許可しているかどうかは分かりません。 無断立ち入り厳禁です。
1987年4月1日、日本国有鉄道が民営化されました。 そのタイミングで 高崎第二機関区 にて、機関車の展示会が行われました。
EF60型 19号機は やすらぎ号の専用機として、やすらぎ塗装 を纏っての登場です。
2001.3.18 7:03 80mm F4 1/500sec RDPⅢ
使い回しの良い 485系電車を改造したジョイフルトレインとの置き換えで、やすらぎ号が引退する事になりました。 地元の鉄道ファンは慌てふためいて、撮影に奔走しました。
この日の やすらぎ号の運用は、高崎 → 上野 → 横川 → 上野 → 高崎。
写真は、高崎線 : 新町 → 神保原にて。 朝の回送列車。
2001.3.31 11:39 170mm F4-5.6 1/500sec RDPⅢ
写真は、上越線 : 後閑 → 上牧。 やすらぎ号の最終運転は、蒸気機関車の牽引です。
季節はずれの雪が舞い始め、居合わせた多くの鉄道ファンの、だれ言うとなく口を突いて出た言葉は「 なごり雪 」。 涙の引退運転になりました。
間もなくして やすらぎ号の、JRから わたらせ渓谷鉄道 への売却が発表されました。 やすらぎ号は サロン・ド・わたらせ号 として復活しました。
「 あの日の涙を返して! 」と思いましたが、嬉しい想いの方が上です。
わたらせ渓谷鉄道にはすでにイベント列車として トロッコ列車が運用されていましたが、梅雨どきや冬季の運転を補完するため、お座敷列車が最適だったのです。
6両の内の3両を改装し、他の3両は予備車(部品取り)です。
やすらぎ号の特徴でもある 展望車の大窓が、車両の老朽化を早めてしまいました。 ガラスの重量にフレームが耐え切れず、雨漏りが頻発するようになりました。
2009年、運用を終了しました。。。