この『米倉ふれあい農園』は貸付農園・体験農園・体験田・実証畑で構成されています。
実証畑で栽培している物の中にモロヘイヤがあります。モロヘイヤと言えば随分と前に流行して以来、見たり口にしたりする事が少ない野菜だと思いますが、栄養価が高く比較的栽培しやすい植物です。
ほうれん草みたいに１株を切って食べるのかと思ったら、伸びた枝（？）を20cm位切って食べるそうです。
見た目は食べられる感じがしません。 今日の収穫はコレくらい。
切っていると、じょろう蜘蛛が糸を張っていました。まだ小さい方みたいですが、近寄って欲しくない大きさです。こんな所に糸を張って何が引っかかるのでしょう？
写真を撮るのに勝手に近づいておきながら「こないでっ」とか「ひ～気持ち悪い」とか、かなり失礼な事を言っていましたが、ゆ～らゆ～らと風にゆれてじっとしていてくれました。
気候が合致したのか、いえ失礼！利用者の作り方が良いのでナスが豊作です。
でも沢山採れるからと言って手を抜くと秋には寂しい結果になるので、肥料切れが起こる今にアクションを起こさないといけません。
鈴なりになったナス達。いい色をしています。
ナスは夏から秋にかけて長く生育する優れもの。一度植えたら秋まであるなんて、なんて長寿でお徳な野菜なんでしょう♪
「病気？色がついてないっ！」と思ったら『白ナス』でした。こちらではあまり馴染みがありませんが、白ナスはあくが少なくて食べやすいそうです。葉っぱの色も薄い緑色です。
紫のナスとツートンにして食卓に出されると、素敵でしょうね～
毎日暑い日が続いていますが、そんな暑さの中でも雑草取りにサポーターが活躍してくれています。
手際よく雑草を取ってキレイになった土にわらをかぶせていきます。
これはマルチングと言う方法で、雑草を生えにくくする為に土にカバーをするのです。
春先はビニールでもやりますが、夏は風通しを良くする為にもわらでもやります。
左下に写っているのは山の芋のつるです。何だか頼りない感じに見えますが、これからどんどん大きくなって秋には収穫を迎えます。
トマトが赤く色づいて美味しそうになってくると、カラスが狙ってやって来るようになりました。
収穫前を狙われては困るので、みなさんあの手この手で防御しています。
黄色の水糸はオーソドックス。 キラキラはカラスが嫌います。 黄色い紙は短冊の様で、七夕っぽい。
カラスは黄色が見えないとか嫌うとか言われますが、学習能力がある鳥なのであまり関係ないそうです。変な物があると警戒して来ないらしいので、常に『変化』しておくことが良いみたいです。
しかし！カラスが撃退出来ても次に来るのは病気です。
トマトを腐らせる『腐敗細菌病』、結構グロテスク。右の写真の右側を見ると『青枯病』が発生しているのが分かります。病気が蔓延しないと良いのですが。
みずみずしいトマトを収穫する為に、気を抜いてはいられません。
苗や種を植えた頃は「芽が出た」「花が咲いた」と喜び、実がなれば「実が付いた」「大きくなった」とまたまた喜びそして・・・「採れ過ぎる」「食べきれない」と少々トーンダウンした声が聞こえてきました。
せっかくがんばって育てた結果なので、沢山食べてもらえる様にしようとスタッフで考え、色々な漬物を提案していこうと話し合いました。
試しに作ったのがこの『じゃがいも床』で漬けたきゅうりとなす。
『じゃが床』は色んな作り方があるので２タイプを試作しました。この後どちらが良いか試食したいと思います。
『漬物講座』を企画中ですので、開催時は是非参加頂きたいと思います。
