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"August Rush"(2007)

2008-06-23 01:28:38 | Drama

 奇跡のシンフォニー

cast >> Freddie Highmore, Keri Russell, Jonathan Rhys-Meyers, Terrence Howard, Robin Williams, William Sadler, Leon ThomasⅢ, Jamia Simone Nash, Marian Seldes, Mykelti Williamson, Aaron Staton, Ronald Guttman ...
director >>Kirsten Sherdan(114min)
music>> Mark Mancina, Hans Zimmer
soundtrack >>


孤児の少年が “生まれ持った音楽の才能” を頼りに、“きっと逢える” と信じて両親を探し求める一途な想いと、再会を呼び起こす《音楽の魔法》に心揺さぶられる物語 ーーー。監督は、父ジム・シェリダンの監督作 "In America" で脚本を手掛けたカーステン・シェリダン。音楽はマーク・マンシーナ( "SHOOTER" "Training Day" )とハンス・ジマー( "BACKDRAFT" "Pirates Of The Caribbean" シリーズ)。

August Rush Trailer (2007)


ニューヨークの養護施設で「11年と16日」孤独な日々を耐えてきた少年エヴァン(フレディ・ハイモア  "Finding Neverland" "Charlie And The Chocolate Factory" )。生まれつき類い希な音感を持つ彼は、音楽を通じていつか両親に逢えると信じていた。一方、両親であるチェリストのライラ(ケリー・ラッセル  "We Were Soldiers" "M:I:Ⅲ" )と、ロック・ミュージシャンのルイス(ジョナサン・リース=マイヤーズ  "Alexander" "M:I:Ⅲ" でケリーと共演)は『息子の存在』すら知らない ーーー。ある日、まだ見ぬ両親への想いが募るエヴァンは施設を抜け出し、マンハッタンに辿り着く。そんな中、生まれて初めて手にした楽器(ギター)が彼の 運命を導いていく。“オーガスト・ラッシュ” と名乗る彼はストリートで無心にギターをかき鳴らし、溢れる両親への想いを “音” に託し続ける。いつか必ず、 彼らに届くと信じて・・・・・。

児童福祉局の職員リチャードをテレンス・ハワード( filmography )、エヴァンのギターの才能を見出し、芸名を与える元ストリート・ミュージシャンのウィザードをロビン・ウィリアムズ( "Awakenings" "The World According To Garp" )、ライラの父をウィリアム・サドラー( "The Shawshank Redemption" "The Green Mile" )、教会の牧師をミケルティ・ウィリアムソン( filmography )が演じている。
ちなみに、父親役を演じたジョナサン・リース=マイヤーズは幼い頃に両親に捨てられたため孤児院で育ち、院を出た16歳のときにタレント・エージェントに見出されており、どんな心境だったのかと考えてしまう・・・。 なお、彼は吹き替えナシで唄声も披露している。アーサーを演じた子役レオン・トマス・3世は、本作で映画デビュー。'03年にブロードウェイ・デビューした実力派で、もちろん唄声もホンモノ。

本作は "Based On A True Story" ではないので “真実” から受けるほどの説得力・信憑性はないけれど、素直にいい話 ーーー。あの状態で一体どうすれば両親に巡り逢うことができるのかと、やきもきさせられました(心配)。"August Rush" という原題ではイメージしづらいのは百も承知ですが、それにしてもこの「邦題」、私はキライです。作品が「安っぽく」誤解されてしまうので “奇跡” とか “愛” とか、軽々しく使ってほしくないものです・・・(苦笑)。


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2 Comments

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私も観ました (土やさい)
2008-06-24 22:54:40
ファンキー・メグさんへ

私も日曜日にこの映画観てきました!

確かにタイトルがいかにも…って感じですよね。
素直にストーリーに入ってはいけたけど。

でも、配役はぴったりだなと思いました。演技も素晴らしかった。特にロビン・ウイリアムズの存在感は「さすが!」と私は思いました。
(現在公開中なのであまり詳しくは書きませんが)

ワタクシゴトですが、音楽系(合奏系?こう、みんなで盛り上がっていく感じの)の映画に弱いのです。「ブラス」しかり、「スウィングガールズ(邦画)」しかり。

またきまーす!



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コメント、ありがとうございます♪ (funkymeg_m)
2008-06-25 00:20:17
to 土やさいサン


確かにR・ウィリアムズのパワーは衰えることを知らず、主人公たちを喰ってしまうほどの存在感ですよね。「さすが!」(← 同感)。

ワタクシも実は“ソレ系”に弱い(笑)。
「スウィングガール」や「フラガール」でも泣きました(苦笑)。

もし観たことがなければ、時間のあるときにでも『ドラムライン(洋画)』を観てみてください。

では、またどうぞー!
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