ファンキー・サマー・ビーチ(>> VHS はこちら)
cast >> Larenz Tate, Joe Morton, Suzzanne Douglas, Glynn Turman, Vanessa Bell Calloway, Adrienne-Joi Johnson, Morris Chestnut, Jada Pinkett, Duane Martin, Mary Alice, Phyllis Yvonne Stickney, Markus Redmond, Perry Moore ...
director >> Matty Rich(112min)《劇場未公開》
music >> Terence Blanchard
soundtrack >>
region 1>> English closed caption
夏休み、マサチューセッツ州マーサーズ・ヴィンヤード島を訪れた16歳の黒人少年が経験する “ひと夏” の想い出を描いた青春ドラマ ーーー。音楽はスパイク・リー作品( filmography )でお馴染みの、テレンス・ブランチャード( filmography )。オープニング 'B.T. Express' の "Do It(Til You're Satisfied)" をはじめ、Funky Music が全編を彩る。
ニューヨークで両親と暮らすドルー(ラレンズ・テイト filmography )は、以前家を火事にする事故を起こしてから自分の殻に閉じこもり、16歳になるというのに友達は人形の “イアーゴ” だけという、ちょっと変わった内向的な男の子。息子の言動や成長に不安を感じていた両親は、夏休みの間、環境を変えて “年齢相応” の少年らしい趣味や感心を持たせようと、疎遠にしていた親戚を訪ねることに。こうしてインクウェル・ビーチで、ドルーは “心に深く残る” 2週間を過ごし、大人への一歩を踏み出す 1976年の「独立記念日」を迎える・・・・・。
ドルーの父ケニーをジョー・モートン( filmography )、母ブレンダをスザンヌ・ダグラス( "How Stella Got Her Groove Back" "TAP" ← J・モートンと共演)、叔母のフランシスをヴァネッサ・ベル・キャロウェイ( filmography "BIKER BOYZ" ← L・テイトと共演)、その夫で叔父のスペンサーをグリン・ターマン( filmography )、彼らの息子でドルーの従兄弟ジュニアをデュアン・マーティン( filmography "SCREAM 2" ← J・ピンケットと共演)、ブレンダ&フランシスの母をメアリー・アリス( "BEAT STREET" "The Matrix Revolutions" ← J・ピンケットと共演)、ヘザーをA・J・ジョンソン( filmography )、その夫ハロルドをモーリス・チェスナット( filmography )、ローレン・ケリーをジェイダ・ピンケット( filmography )、ドクターをフィリス・イヴォンヌ・スティックニー( "TINA: What's Love Got To Do With It" "How Stella Got Her Groove Back" "Malcolm X" )と、個性派が勢揃い。
瑞々しく繊細な心情が感じとれる、L・テイトやJ・ピンケットは秀逸。誰もが一度は通過する “甘く切ない” 思春期を巧く表現している。悪ガキ仲間に、夏の浜辺&花火。「やっちゃイケナイ!」とわかっていながら、見つからないように「やる」スリル・・・いくらでも思い浮かぶ青春のエピソードがいっぱい!(苦笑) そういう “ネタ” が多い人ほど、子供の気持ちがわかるし、ハナシも面白い。この作品、ドルーをはじめ、父 × 息子、妻 × 夫、母 × 娘など “じんわり” くる感じが好きで、たまに観たくなります。
>> Unscreened - filmography