先月創刊された「ポプラ社文庫」の中に入っていたのが、江国さんのこの本です。
物語の主人公は、孤独で嘘つきな女性「しおん」。「人なんてもともとほんとじゃないのよ」と言う彼女は台所で料理をしながら、自分の生まれのこと、恋人のことなど、次々と架空の物語を紡ぎ出します。そばにいる幼なじみの「私」が彼女の話に耳を傾けるという素朴なストーリー。
印象深いフレーズと守屋恵子さんの豊富なカラー挿絵が響き合う、大人のための絵本。不思議で、ちょっと不気味な物語でした。
江国さんはこの物語に、どんなメッセージを込めているのでしょうか……?
物語の主人公は、孤独で嘘つきな女性「しおん」。「人なんてもともとほんとじゃないのよ」と言う彼女は台所で料理をしながら、自分の生まれのこと、恋人のことなど、次々と架空の物語を紡ぎ出します。そばにいる幼なじみの「私」が彼女の話に耳を傾けるという素朴なストーリー。
印象深いフレーズと守屋恵子さんの豊富なカラー挿絵が響き合う、大人のための絵本。不思議で、ちょっと不気味な物語でした。
江国さんはこの物語に、どんなメッセージを込めているのでしょうか……?