山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

11月7日は

2012-11-07 13:09:14 | お仕事
自然保護員業務のメインイベント
ガン・カモ調査です。


昨日、宮城県大河原地方振興事務所
森林管理班から「明日は…」とメールが届き
やや忘れかけていたので
とても、タイムリーなお知らせでした。
サトーさんありがとうございます。


山から重機を下す作業を片付けた後
調査地点である七ヶ宿ダム湖周辺に出掛け

車窓からマガモ等を確認したものの
渡り鳥にとって、サバイバルゾーンの山里では

逃げて行ってしまうんですよね。
クルマから降りると

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前任者に調査のコツを聞いたら
「わからない時はカルガモ10羽にしとけ」
と、言われましたが
公式調査なので、出来うる限りの正確さを追求しました。

幸い、ダムの水が少ない事と
時期が早い事もあり、4か所に鳥影は無く
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サクッと済ませて、長老湖へ
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昨日、テレビで紹介されたらしく
朝からそこそこの賑わいで
水鳥達は遙か彼方
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接近を試みるも、遠ざかる一方で閉口しました。






事務所に戻る道すがら
県の林業振興班のクルマが停まっていたので
立ち寄ってみると
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↓の成長量調査をしている所でした
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調査に当たっていたのは
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顔なじみの皆さんで
記録係は部長さん「たまには現場にでなくっちゃね」
と、楽しそうでした。

ここは、画像の看板の通り
下刈を極力しない低コスト造林の試験地で
植栽後2年の昨年はツボ刈(植栽木の周りだけ草刈)
今年は、下刈をしなかったそうですが
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3メートルを超える成長を見せていました。
調査に当たっていたブチョーさんも
「こーなると心配なのはクズからみだけ」
と、おっしゃておりました。

大いに期待できますね。