Yutaka's Room ☆ Sparkling!

☆街や地域のこと、洋服のこと、制服やランドセルのこと、少し自分のこと☆石川県白山市株式会社フクズミ代表取締役社長 福住裕

ひとひらの雪

2010-12-16 12:12:03 | 2ndS 自分のこと、家族のこと

昨日から、本格的に気温が下がっています。

時折、雨が雪にかわることもあります。

しかし私たちの住む平野部では、まだ雪は積もっていません。

これまで暖かかったこともあり、

ベースの温度が下がっていないのだと思います。

 

出典は忘れましたが…

こういう趣旨の話をどこかで読んだことがあります。

 

*****

降り始めの雪が地面に落ちて、消え行くさまを見て、

無常を感じる気分になります。

なにか、意味のない存在であるかのように。

 

しかし、落ちた雪は自らを溶かしながら、

着実に地表の温度をさげていきます。

やがて、すこしずつ、落ちても融けない雪が重なり合っていき、

雪が積もるっていくのです。

*****

  

それは、まるでひとりひとりの日常の行為であるように思います。

努力しても、なかなかすぐには効果がでるものではなく、

地道に続けることでようやく結果が現れることがほとんどです。

 

また、人類のあり方、人の使命のようなものを表現しているとも思えます。

ひとりひとりの行いや、今の時代を生きている人々にできることは限界があり、

それでも未来に向けて、思いをもって積み重ねていくことが

いつかきっと実を結ぶはず。

 

 

年末の気忙しさは、

雪をながめながら、こんなことを考えている場合ではないのですが、

さっきから仕事部屋のエアコンの霜取りが始まってしまい、

なかなか回復しないために室温がかなり低くなったので、

気分転換に外に出たら、やっぱり寒くて、

ちょっとこんなふうに考えて気を紛らわしたところです。

 


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