昨日から、本格的に気温が下がっています。
時折、雨が雪にかわることもあります。
しかし私たちの住む平野部では、まだ雪は積もっていません。
これまで暖かかったこともあり、
ベースの温度が下がっていないのだと思います。
出典は忘れましたが…
こういう趣旨の話をどこかで読んだことがあります。
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降り始めの雪が地面に落ちて、消え行くさまを見て、
無常を感じる気分になります。
なにか、意味のない存在であるかのように。
しかし、落ちた雪は自らを溶かしながら、
着実に地表の温度をさげていきます。
やがて、すこしずつ、落ちても融けない雪が重なり合っていき、
雪が積もるっていくのです。
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それは、まるでひとりひとりの日常の行為であるように思います。
努力しても、なかなかすぐには効果がでるものではなく、
地道に続けることでようやく結果が現れることがほとんどです。
また、人類のあり方、人の使命のようなものを表現しているとも思えます。
ひとりひとりの行いや、今の時代を生きている人々にできることは限界があり、
それでも未来に向けて、思いをもって積み重ねていくことが
いつかきっと実を結ぶはず。
年末の気忙しさは、
雪をながめながら、こんなことを考えている場合ではないのですが、
さっきから仕事部屋のエアコンの霜取りが始まってしまい、
なかなか回復しないために室温がかなり低くなったので、
気分転換に外に出たら、やっぱり寒くて、
ちょっとこんなふうに考えて気を紛らわしたところです。
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