木曽Now

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手ごわい花です!

2016年10月16日 06時01分47秒 | 日記

なんと言う花だろうと
思いながら毎日散歩していました。
川沿いの豪邸の玄関先に
植えられています。
ネットで何度か
検索してみたのですが
分からずじまいでした。

つい先日kazuyoo60さんのブログに
この花がアップされていて
初めて名前がわかりました。
トウワタと言うのだそうです。
白と薄いピンク色の
フウセントウワタの花は
知っていたのですが
あまりにも赤と黄色の
鮮やかな花でしたので
同じ仲間だとは
夢にも思いませんでした。

しゃがみ込んで
ルーペでのぞいても
よく分からない花です。
紅色の5裂の花弁(花冠)の上に
黄色い花が積み重なって
二階建てになっています。


5つある黄色い花は
スイセンと同じ
副花冠だと推察します。
その中から
角(つの)のような
突起物が出ています。


その下に5つ見えるのが
雄しべの葯だと思います。


そしたら雌しべは?
雄しべの真ん中に
あるのでしょうか?

花を摘んで
分解してみないと
これ以上は分かりません。
よそのお家の花ですので
これ以上はギブアップ!

トウワタの花
手強い相手です。

来年の宿題が出来ました。


今日は木曽まで車で走ります。
不安ですが何とかなるかなと・・・。


まるでミニトマト!

2016年10月15日 06時01分46秒 | 日記

観賞用に栽培されていたようですが
あちらこちらに逃げ出し
野生化しています。

ミニトマトに見間違えるほど
小さな球形の果実です。

タマサンゴ(玉珊瑚)と呼ばれています。

何年か前の辰年に
「龍のつく植物」リュウノタマとして
リュウノヒゲなどと一緒に
植物園に飾られていたことがありました。

1㎝強の白い花がまだ咲いています。

花は緑色の小さな萼
5裂している白い花弁
黄色い葯の雄しべ5本
花粉を出す穴が
開いています。

その真ん中から雌しべが
1本突き出ています。
ナス科独特の花の構造です。

ミニトマトのようで
食べることができそうですが
ソラニン(ジャガイモの芽の毒)を含んでいるので
食べないように注意!注意!です。

長瀬川の鳥たち

2016年10月14日 06時01分36秒 | 散歩道の鳥たち
散歩道の川は
長瀬川と言います。

奈良県から大阪府に
流れ込んだ大和川が
柏原市で玉串川と長瀬川に
分かれ東大阪市内を
流れています。

大和川は
数年前まで汚ない川
全国ワースト1位と
言われていましたので
その支流である長瀬川も
汚ない川の代名詞の様な川でした。

最近では水質も改善され
水草が繁り魚や鳥も
見られるようになってきました。
その鳥たちのひとこまです。


食欲の秋です!







追いかけて来ないで!



大きすぎてそれは無理でしょ?!



頭隠して尻隠さず!



じっと待つ!






自然豊かな川だと
喜んでいいのか疑問です。

餌を与えないようにと
看板があっても
餌やりはあとをたちません。

水がきれいになっても
困ったことが
続いている川です。



どれが花か分かりますか?

2016年10月13日 06時01分41秒 | 日記

花が咲いていますが
分かるでしょうか?

写真を拡大しても
花はひとつだけしか
咲いていません。


イノコヅチの花ですが
大きさは5㎜強
色は薄緑色で目立ちません。

花被片(花弁と萼の区別がつきませんので)が5枚。
雄しべが5本あります。

花の根元には
小さな苞葉と
針のように細くとがった
2本の苞葉があります。

花は横向きに
咲いていますが
果実が熟してくると
下向きになり
茎(花軸)にぴったりと
くっつきます。

まるでヘアピンを2本
外向きにつけているようです。





このヘアピンが
人や動物に引っ掛かり
あちらこちらに
運ばれて行きます。


いわゆる
「ひっつき虫」と呼ばれる
植物の果実はたくさんあります。
イノコヅチはさしずめ
「ヘアピン型」です。


イノコヅチの名前は
この茎のふくらみが
猪の膝頭に似ているから
と言われていますが
定かではないようです。


かえって目立つと思うのですが・・・

2016年10月12日 06時00分55秒 | 昆虫

散歩道の草はらです。
春から二回
草刈りされました。

やわらかい感じの
ヨモギが生えています。


ヨモギの緑の中で
何か目立っていますが
分かりますか?

ヨモギの葉が裏返って
白い部分が見えています。


何かの巣のようです!
糸でヨモギの葉を
袋状にしています。


糞が見えますので
幼虫がいるようです。
指で開けてみました。




ヒメアカタテハという
チョウの幼虫です。




ヒメアカタテハ


ヒメアカタテハのメスは
食草のヨモギの若葉に
卵をひとつずつ産み付けます。

孵化した幼虫は
天敵から身を守るため
ヨモギの葉を糸で閉じあわせ
巣を作り上げます。

巣のヨモギを
食べつくすと
近くのヨモギに移り
また巣を作ります。
誰に教えてもらうのでしょう?

鳥などの天敵からは
身を隠せますが
人の眼には
葉裏の白色が
目立ち過ぎて
どこにいるのか
すぐわかりますよね!




アンデスの乙女と言います。

2016年10月11日 06時01分23秒 | 日記

術後一ヶ月が過ぎました。
こうして生きていることに感謝!
無理されないようにと
たくさんのブロ友さんから
温かいお言葉をかけていただき
ありがとうございました。

手術の次の日から
看護師さん付き添いのもと
歩かされ
それ以来ほぼ毎日
歩いています。

最近は入院前と同じ距離
歩けるようになっていますが
時間だけはかなりかかります。

昨日川沿いの一本西側の道を
何気なく歩いてみました。


(この花初めてだ。)
(葉は偶数羽状複葉。)

(蝶型花ではないがマメ科かも?)
(蕊はツユクサみたい!)

そんなことを思いながら
花を見ていると
ドアが開いて
お姉さんみたいなおばさんが
けげんな顔で出てこられた。

「この綺麗な花何と言うのですか?」
と思いきって尋ねてみた。

少しだけ表情が和んだようで
アンデスの乙女ですよ。」
と教えてくださいました。
(南米原産かも?)
と思いながら
写真を撮らせてもらいました。


雄しべがとても複雑です。

一番前に飛び出している
雄しべが2本。
その真ん中に
短めの雄しべが1本。
短く固まっている雄しべが4本。
その奥にへばりついたような
雄しべが3つ。
合計10本も雄しべが
あることになります。


ツユクサの雄しべも
複雑でしたが
その比ではないような気がします。

どうしてこんなに複雑な
雄しべになったのでしょう?

何気なく違う道を歩いて
乙女に出会えて
得した気分になりました。

アンデスの乙女は
ハナセンナ
呼ばれています。

眼と触角に見えますか?

2016年10月10日 06時01分22秒 | 昆虫

ウラナミシジミの後翅なのですが
眼と触角に見えますか?
昔読んだ本に
多くのシジミチョウの仲間は
眼状紋と尾状突起を持ち
天敵の鳥から
頭を守っていると
書いてありました。

なるほどシジミチョウは
よく後翅をこするように
動かしているのを
見たことがあります。

でも小さいシジミチョウが
鳥から攻撃を受けたら
翅も頭もなく丸かじりに
なるはずです。

カマキリなどの肉食昆虫には
有効なのかもしれません。

ウラナミシジミは
ただ今北上中としても
有名です。

生息域を広げるために
どんどん北上し
冬にかけて死に絶え
来春また北上を
繰り返しています。
大阪では
春にウラナミシジミが
見られることから
ぎりぎり生息できる環境だと
言われています。

眼状紋は偽眼模様とも
言われますが
身近な偽眼模様を持つ
昆虫を紹介します。

アゲハチョウの終齢幼虫です。
頭に見える所は胸にあたり
実際の頭は
胸の先についています。
6つある小さな黒い点が
本当の眼です。

天敵の鳥を威嚇するためと
言われていますが
本当に鳥は驚いて
攻撃をやめるのでしょうか?

家のミカンの木には
いつもアゲハチョウが
卵を産み付けます。
終齢幼虫まで見かけますが
ヒヨドリが来たあと
姿を消していますので
それほど役に立っているとは
思われないのですが・・・。


百日紅より10倍長く咲いています。

2016年10月09日 06時01分50秒 | 日記

公園にセンニチコウ
まだ咲いている。

千日紅と書くので
百日紅(サルスベリ)より
10倍長く咲く計算になる。

花のように見えるのは
実は苞である。
これがたくさん集まって
ひとつの花に見えている。

触るとパリパリしていて
まるでドライフラワーそのものだ。

苞は2枚あり
本当の花を守るように
挟み込んでいる。

花の回りには
綿毛のようなものがついている。
そのまわりに細い萼が5枚つく。

黄色で目立つものは
雄しべの葯で5本ある。


雌しべが顔を出している
花を探したが見つからない。
黄色い葯が落ちている花にも
雌しべが見られない。

花の中にあって
目立たないのかもしれない。

千日はオーバーだとしても
色あせず花壇を彩る
貴重な花であることは
間違いない!

生前母がよくこの花を
仏壇に供えていた
理由がわかった気がする。

最近目だちます ヤマトシジミ。

2016年10月08日 06時01分17秒 | 昆虫
この時期
ヤマトシジミ
目だちます。


春から秋遅くまで
地表近くを慌ただしく
とび回っている
小さな蝶です。


大阪では
春から秋にかけて
数回発生しているようです。


食草はカタバミなので
街中どこにでもあります。






秋には
カタバミの葉の裏に
たくさんの卵を
見つけることができます。




大きさは
0.5㎜で
大変小さいです。


幼虫を探しましたが
草の根元にいるのか
卵ほど見つけることが
できません。

冬は幼虫で
越冬するようです。

ちなみに
同姓同名の
ヤマトシジミと言う
シジミ貝がいます。

大和(日本)に広く分布する
シジミ貝のように小さな蝶
と言うことで名づけられたのでは
ないでしょうか?

貝と蝶と同じ名前は
ややこしいですね!?



ベルベットセージがぴったり!

2016年10月07日 06時01分22秒 | 日記
ベルベットセージは
ビロード状の毛で覆われた
シソ科特有の唇状の花です。


サルビアレウカンサと言いますが
花色からアメジストセージ
原産地からメキシカンセージとも
呼ばれています。
ベルベットセージが
一番ぴったりの名前だと思っています。


雄しべは5本あるそうですが
2本しか確認できません。


先が2つにわれた雌しべが
1本あります。


他のシソ科の花に比べて
明らかに開いた口が
小さいように思うので
散歩の度に観察していたのですが
アリが出入りするだけでした。


チェリーセージのように
蝶が口吻を入れると
雄しべが下りてくるのか
確かめました。




チェリーセージのように
目立ちませんが
蝶の頭に花粉がつく程度には
降りてきます。




種子で増やすそうですので
やはり蝶が花粉の媒介を
しているのだろうと思われます。

こんなに伐らなくても!

2016年10月06日 06時01分33秒 | 日記

つい3日ほど前まで
ちゃんと葉が繁っていたよね!?
思わず目をこすってしまいました。
ここまで伐ると何の木かさえ
分からなくなります。

この木は紅葉が美しい
ナンキンハゼです。
楽しみにしていたのにな!!





ここまで伐らなくても
いいのではないでしょうか?

台風18号が近畿地方直撃か!
そのため慌てて伐った?
その割りには
向こうのクスノキは
無傷のまま。

行政はどんな基準で
伐るのだろう?
一度聞いてみたい。

エノキもかわいそう! ←クリック

かわいそうなケヤキ!
←クリック

キク科はすき間が好き?

2016年10月05日 06時01分35秒 | 日記
5月にアメリカオニアザミが群生していた
フェンスに囲まれた空き地に寄ってみました。
もちろんアメリカオニアザミは姿を消して
かわりにアキノノゲシが群生していました。




ハルノノゲシより上品な感じで
好きな花のひとつです。

アキノノゲシはキク科で
たくさんの花が集まって
ひとつの花に見えています。


タンポポと同じで
すべて舌状花(ぜつじょうか)からできています。
集まった雄しべの真ん中から
雌しべが顔を出して
先がY字型に開いています。





左はアキノノゲシ 右はセイヨウタンポポ

野菜のレタスと同じ仲間なので
ちぎると黄色っぽい乳液が出ます。

この乳液は舐めると苦味があります。
この苦味で昆虫の食害を
防いでいるのだと思います。

ちなみにレタスの花は
まるで黄色い小型の
アキノノゲシという感じです。

アメリカオニアザミも
アキノノゲシも
コンクリートのすき間に群生していますが
これらのキク科の植物はすき間好きなのでしょうか?

コンクリートのすき間は
植物が育っていく上で
条件が悪いように思います。

しかし競争相手が少なく
アルカリ土壌で
前の植物が枯れ落ち
養分になっているなど
よい面もあるのではないでしょうか?

勝手なことをいうな!
と植物に叱られそうですが・・・。

カルガモ集結!

2016年10月04日 08時14分16秒 | 散歩道の鳥たち

カルガモが
たくさん集まっています。
数えると20羽!

5月の初めから
3組の親子を
見ていますので
育った雛は
15羽以上。

今となっては
親か雛かの区別はつきません。


どうしてこの場所に
集まっているのでしょう?

カルガモは留鳥
渡りはしないはず?

育った川から
引っ越しをするのかも?
もう少し見守りたいです。

もうひとつ
迷惑な集結です。







困ったことですね!

人の名前?

2016年10月02日 06時07分14秒 | 日記
まるで人の名前のような植物
タカサブロウです。


少し頑張って
除草剤が使われていた田んぼまで
足を伸ばしてみました。

小さなキク科の白い花が
咲いています。


小さくてもキク科の特徴
花の中に花が咲いています。

花の外側に舌状花(ぜつじょうか)
舌状花には雄しべも雌しべもありません。

中心部は筒状花(つつじようか)が
集まっています。
筒状花の集まりは
外側から順に咲いていきます。


コスモスの花のつくりと
そっくりです。


お饅頭のような形の
果実がたくさん見られます。
どんな風に散布されるか
楽しみです。

タカサブロウの名前の由来は
諸説あり不明だそうです。

ちなみに写真のタカサブロウは
熱帯アメリカ原産の
アメリカタカサブロウです。




ディズニーのキャラクター??

2016年10月01日 06時01分24秒 | 日記

何の顔に見えますか?

宇宙人?
嘴があるから
ピンクのアヒル?
ディズニーの新キャラクター?

その日の気分によって
色々見え方が変わってきそうで
心理テストに使えるかも知れませんね?

実はこの花
アレチヌスビトハギなんです。


草むらに入ると
靴下やズボンに
びっしりとくっつく
あれです。


ちょっと寄り目の
緑の斑点は蜜標です。
これを目印に
やって来た昆虫が
嘴のような花弁(竜骨弁・翼弁)に乗ると
蕊が中からはねあがってきます。



昆虫が去っても
元に戻らずそのままです。










大変厄介なひっつきむし
アレチヌスビトハギですが
よく見ると花は
とても可愛い顔をしています。