木曽Now

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京都西山の麓を歩く。

2016年11月30日 06時01分24秒 | 日記

阪急長岡天神駅から西へしばらく歩くと
八条ケ池が広がる。
この辺りにはキリシマツツジが植えられており
花を咲かせる頃は見ごたえがありそうだ。



池を二分する堤を渡り左手を上がると
長岡天満宮の本殿。

道真公が太宰府に左遷されるとき
名残を惜しんだ地だとか。
参拝後丹波街道を北上。
長法寺バス停の先を左折する。
竹林の間の急坂を上る。

右手へ行けば西山公園への三差路を
左へ少し上ると長法寺到着。
天台宗のお寺で千観上人によって
建立されたそうだ。





丹波街道に戻るが上りが嘘のように楽で早い。
「光明寺徒歩道」の看板を左斜めに歩くと
大きな参道に出る。左手が光明寺だ。
想像していた以上に大きなお寺だ。
総門から御影堂へと続く緩やかな階段は
紅葉の写真でお馴染みだ。



途中西山時雨があったがすぐ青空に。
紅葉の盛りは少し過ぎているが
陽が射すと境内がぱっと明るくなる。



平日だと言うのに観光バスも入り
たくさんの参拝客だ。
特に外国人が目立つ。
お参りより紅葉撮影に熱心だ。







境内近くの「いっぷく亭」で昼食をいただき
光明寺をあとにする。

次に訪れたのは閑静な住宅地の中に建つ乙訓寺。

聖徳太子が開祖。
山門を入ると両側に牡丹の木が植えられ
4月下旬から5月上旬には
大輪の花を咲かせるのだろう。
境内にはクロガネモチの大木

サザンカや菩提樹の大きな木が目立つ。

帰路は文化会館を通り
スタート地点の長岡天神駅に到着。
総歩数約13500歩。

次回は善峰寺辺りまで足を延ばしてみたい。

一匹の大きな魚に見えます。

2016年11月29日 06時36分03秒 | 日記
「そうだ。みんないっしょにおよぐんだ。
海でいちばん大きな魚のふりをして。」
スイミーは教えた。
けっしてはなればなれにならないこと。
みんなもちばをまもること。
みんなが一ぴきの大きな魚みたいに
およげるようになったとき
スイミーは言った。
「ぼくが、目になろう。」・・・

アメリカの絵本作家
レオ・レオニさんの
『スイミー』の一節です。

魚がたくさん集まって
大きな魚のように見えています。








スイミーでは
恐ろしいまぐろから
仲間を守るためなのですが
ここ長瀬川では
アオサギやコサギから
身を守るためなのです。






あさのつめたい水の中を、
ひるのかがやく光の中を
みんなはおよぎ
大きな魚をおい出した。・・・


実際には
絵本のように
うまくはいきません。


かなりの魚たちが
鳥たちの餌になっています。


種か実か?

2016年11月28日 06時02分25秒 | 日記
これはナンテンです。


この赤いものは種子ですか?
果実ですか?
と問われれば
ほとんどの方が
「果実です。赤い果実の中に種子が入っています」
と答えるでしょう。

では
このドングリ(アラカシ)は
種子でしょうか?
果実でしょうか?




一般的に果実は
「子房が発達したもの」
とされています。

子房が発達したものであれば
子房につながる
雌しべの柱頭の
名残があるはずです。






ドングリのこの3つの突起物が
柱頭の跡なのです。

質問の答えは
ドングリは果実なのです。

いろいろな植物があり
そんなに単純な世界では
ないのですが
種子か果実かを考えるとき
雌しべの柱頭の跡が
残っているかどうかを
判断材料にすれば
ほぼ間違いがないと思います。

植物学者ではないので
いちいちこれは種子か
果実か考えながら
植物を見る人はいないと思います。
知っている方が
より興味がわくのではないでしょうか?

ちなみに
このナンテンにある
黒い点が柱頭の跡です。

ムラサキツユクサのそっくりさん?!

2016年11月28日 06時01分34秒 | 日記
散歩道にある
お宅のプランターに
ムラサキツユクサの花に
そっくりな花が咲いています。


メキシコ原産で
「白雪姫」
「ホワイトベルベット」

と呼ばれています。

花はムラサキツユクサ
そのものです。


朝方咲き始め
昼過ぎには
雄しべがクルクル巻き始め
花弁が閉じてしまいます。




葉はベルベットと
言うだけあって
たくさんの毛が生えています。
この毛は寒さを防ぐため?
乾燥を防ぐためなのでしょうか?

多肉質の葉は
180度ずつに開いています。


乾燥気味に育てると
節の間が詰まり
白い毛が密生し
湿り勝ちに育てると
節の間が伸び
毛は少なくなるそうです。


このことを考えると
この植物の毛は
水分の蒸発を防ぐ
役割があるのだろうと
思っています。

桜切るばか梅切らぬばか。

2016年11月26日 06時02分25秒 | 日記
川沿いの散歩道は
ソメイヨシノの並木です。
これは去年の4月の様子ですが
市民の憩いの場所にもなっています。

最近この桜の
枝を落とした切り口に
カワラタケが
目立つようになってきました。




樹木の幹や枝の
大きな傷口は
カワラタケのような
「木材腐朽菌」が
侵入しやすくなります。




桜は特に腐りやすい樹木で
枝を切ることは
致命傷になりかねません。


桜の葉は
イラガや
アメリカシロヒトリなどの
蛾の幼虫に食され
幹はカワラタケのような
キノコに食され
都会の桜も
大変だなと思います。


活躍の季節はもう少し後です。

2016年11月25日 06時02分00秒 | 日記
棘だらけの葉で
鬼の目もさすと言われる
ヒイラギの白い花が
咲きだしました。


キンモクセイと同じ仲間なので
ヒイラギの花も
甘い香りが漂います。

ヒイラギは雌雄異株で
庭などに植えられているものは
雄株が多いようです。

雄花は雄しべが2本あり
真ん中の雌しべは
退化しているのか
目立ちません。




雌株には2本の長い雄しべと
真ん中に緑色の雌しべがある
両性花が咲きます。




「鰯の頭も信心から」
節分の風習に見られるように
魔除けの力があると信じられ
昔から各家庭に植えられてきました。

拙宅でも
母が鬼門にあたる場所に植えていて
今年も甘い香りの花を咲かせています。

老木のヒイラギの葉は
鋭い棘がなくなり
まるで別の種類の木のようです。




人間も歳をとれば
ヒイラギのように
丸くなりたいものですね。

やっぱりトマトでいいのですか?!

2016年11月24日 06時01分39秒 | 日記
あれだけ季節外れの
暖かさだったのに
昨日の朝は
北風が吹き
寒さが戻ってきた。

本来の寒さだと
言われれば
そうだがこれだけ
目まぐるしい気温の変化に
我が体がついていかない。

散歩の途中唯一ある
田んぼに寄ってみた。
そうジャンボタニシ
(スクミリンゴガイ)のいた田んぼ
除草剤が撒かれた田んぼです。


黄色い花が咲いています。


今頃トマトがどうして?


畑ならまだしもここは田んぼ!
黄色いナス科の花は・・・?
トマトしか思いつかない!

この田んぼには
帰化植物が多い!
もしかして
知らない帰化植物かも?


家に帰って
はなこころさん
教えてもらった
「みんなの花図鑑」に写真を投稿する。
昼過ぎサイトを開くと
トマト
トマト
トマト
たくさんの方から
回答いただきました。

きっとこの人
トマトの花も知らないんだ!?
と思われたことでしょうね。(笑)

笑い話のようなお話でした。

痛い思い出!

2016年11月23日 06時02分01秒 | 日記
20日に帰阪して
久しぶりで朝の散歩をした。

毎朝出会う散歩仲間から
「久しぶり!」
「顔見なかったね」
「また入院でもしてんのかと思てたで」
と嬉しい言葉を
かけてもらった。
暑いくらいの気温で
歩くと汗が出てくる。

ソメイヨシノの紅葉した葉は
落下を始めている。

その一本の幹を
忙しそうに
上り降りしている
派手な幼虫を見つけた。


ヒロヘリアオイラガの幼虫だ。
二回も痛い目にあわされいる。
剪定した枝を運んでいる時
手に激痛が走り
一週間ほど痛みと痒みに
苦しんだ。


ヒロヘリアオイラガの特徴は
背中の一本の青い筋と
オレンジ色の毛の束があることだ。

きっと蛹になる場所を探して
うろうろしていたのだろう。
これは去年の
ヒロヘリアオイラガの繭。



もちろん成虫の蛾は
出たあとで
スズメノショウベンタゴ
と呼ばれている。

この幼虫は見つけても
触らないように注意!

陰陽師・安倍晴明 

2016年11月20日 08時00分31秒 | 木曽Now


開田高原アメダス  今朝の最低気温 3.4℃  昨日の最高気温 11.1度
木曽町新開     午前8時の気温 4℃    天気  晴れ

映画「陰陽師」でよく知られる
安倍晴明のお墓が木曽にある!
それも拙宅のすぐ近く
毎朝散歩で通る道沿いにあるのです。


安倍晴明のお墓は
京都ではなかった?
実は私もそう思っていたのですが
こんな所にあったとは!?


平安時代に天文を基にした
呪術など特異な力を持って
陰陽師として活躍した安倍晴明は
大阪の阿倍野区で生まれ
墓所は京都市右京区嵯峨
にあるはずなのですが・・・。

清明の母葛の葉は
父安倍保名(やすな)が助けた狐。
正体がばれた葛の葉は
「恋しくば 
尋ねきてみよ 
和泉なる 
信太の森のうらみ 
葛の葉」という歌を
障子に書いて信太の森に
帰ったとされています。

墓所の案内には
晴明85歳の終焉が
この地であると言う
確たる証拠はないものの
古来人々は
墓と言われる二基の五輪塔を
晴明さまと呼んで信仰してきた
と書かれています。


ここは晴明の墓があることから
清墓士(せいばかせ)と呼ばれ
明治になってから清博士(せいばかせ)と
改められたそうです。
今もバス停の名に残っています。


この地が終焉の地たる
証拠はないそうですが
ロマンのある伝説だと
思っています。

晴明さんとは
関係ありませんが
ついでに散歩の終点
毎日お参りする
白山神社の紹介です。





明日からまた大阪です。

ややこしい名前ですね!

2016年11月19日 08時00分39秒 | 木曽Now


開田高原アメダス  今朝の最低気温 1.4℃  昨日の最高気温 10.4度
木曽町新開     午前8時の気温 4.5℃    天気  雨

昨日の朝は一面の霜でした。
デッキの寒暖計の最低気温は-5℃。

いつものように午前10時すぎ
散歩に出ました。

国道沿いでヒメジョオン
咲いています。
霜はもう融けていますが
寒さの中
凛と咲いています。




もうすぐ雪の季節だと言うのに
いつまで咲き続けるのでしょう?

ヒメジョオンと言えば
苦い経験があります。

長い間よく似た植物の
ハルジオンをハルジョオンと
呼んでいました。
観察会などでも
ヒメジョオン
ハルジョオンと
同じように
呼んでいたのです。

漢字で書くと
ヒメジョオンは「姫女苑」。
ハルジオンは「春紫苑」。

ハルジオンは
初夏には姿を消しますが
ヒメジョオンは
5月ごろから咲き始め
秋遅くまで咲いています。

それにしても
霜が降りる今頃まで
咲いているとは・・・。




この花を見るたび
冷や汗が流れます。

赤い冬芽が目立ち始めました。

2016年11月18日 08時01分01秒 | 木曽Now










開田高原アメダス  今朝の最低気温 -6.4℃  昨日の最高気温 10度
木曽町新開     午前8時の気温 -4℃    天気 晴れ

先日の諏訪湖畔散策で
真っ赤に紅葉した
ドウダンツツジ
とても印象的でした。




木曽では
葉を落とし始め
冬芽が目立つように
なってきました。


冬芽はこれからの乾燥と
厳しい寒さから
大切な芽を守るため
芽鱗(がりん)と呼ばれる
うろこ状の皮で覆われています。




赤い冬芽は
これからの花のない季節
私たちの目を楽しませてくれます。




ドウダンツツジは
漢字で満天星躑躅と書きますが
花は満天に輝く星のように美しく
葉は燃えるように紅葉し
寒い冬は赤い冬芽が
楽しませてくれます。


ホオノキの葉で作ってみました。

2016年11月16日 18時09分50秒 | 木曽Now


開田高原アメダス  今朝の最低気温 -3.5℃  昨日の最高気温 11.4度
木曽町新開     午前8時の気温 -2℃    天気 晴れ

先日の雨と風で
落葉松など落葉が盛んです。

ホオノキの葉も
すべて落ちてしまいました。


ホオノキの落ち葉は
表面は茶色い色をしています。

葉裏は白く目立ちます。


そこでこんなものを
作ってみました。

フクロウに見えますか?

簡単ですので
作り方を紹介しましよう。
フクロウの耳を作ります。
ハサミで2ヶ所切ります。


手前に折りますと
耳が立ちます。


葉柄を差し込みます。


後は眼をつけたら
おしまいです。

この眼は木の枝の輪切りに
油性ペンで黒く塗りました。




森の中での
ちょっとしたお遊びに
いかがでしょう?


昨夜のスーパー十六夜です。

何の果実(種子)でしょう?

2016年11月16日 08時00分13秒 | 木曽Now


開田高原アメダス  今朝の最低気温 -2.6℃  昨日の最高気温 13.6度
木曽町新開     午前8時の気温 -2℃    天気 晴れ

この果実(種子)の親は
誰でしょう?




こんな葉の付け根に
果実はついています。


諏訪湖畔のケヤキ並木に
たくさん落ちていました。


そうなんです
ケヤキの果実です。

どうして小枝ごと
落ちているのでしょう?


ケヤキは小さな葉を
プロペラがわりにして
風でできるだけ遠くへ
果実を飛ばそうとしているのです。

普通のケヤキの葉は
大きさも形も様々ですが
かなり大きいですね。


果実をつけている葉と
比べてみると
どれくらい大きいか
わかると思います。




春4月
小さな葉の付け根に
目立たない花がつきます。
その後花のついていない葉は
どんどん生長して
大きくなりますが
花のついている葉は
ほとんど大きくならず
秋果実を遠くへ
飛ばすための
プロペラがわりになるのです。


スーパー十六夜の月の
写真を撮りましたが
パソコンの読み込みが出来ず
後日アップします。



寒さに負けずに咲いています。

2016年11月15日 08時01分03秒 | 木曽Now


開田高原アメダス  今朝の最低気温 7.3℃  昨日の最高気温 13.6度
木曽町新開     午前8時の気温 9℃    天気 小雨

SUWAガラスの里
駐車場の日だまりで
寒さに負けず
咲いている花を
見つけました。


セイヨウタンポポ
ほぼ一年中咲いています。
この時期に咲いている花は
花の茎が極端に短く
地面すれすれに咲きます。


オオイヌノフグリ
一輪だけ咲いています。


大阪では
まだ春の浅い頃
咲いている花を
見かけますが・・・。
早すぎませんか?


同じ場所にこんな花も
咲いていました。


ムシトリナデシコです。

夏の終わりに種を散布し
地上部は枯れているはずなのに・・・。
遅すぎませんか?


冬の足音が
近づく諏訪の地で
三種類の花に
まるでスポットライトが
当たっているようでした。






諏訪湖畔を歩きました。

2016年11月13日 23時02分15秒 | 木曽Now


開田高原アメダス  今朝の最低気温 0.5℃  昨日の最高気温 14.5度
木曽町新開     午前8時の気温 3℃    天気 曇り

昨日は諏訪市に用事があって
行くことになっていた。

前日ワイコマさんに
諏訪周辺で歩けるコースを
紹介してほしい旨連絡すると
「塩嶺御野立公園」
「しだれ栗森林公園」
「諏訪湖畔一周」など
ご丁寧に教えていただいた。

昼ごろから一番無難な
諏訪湖畔を歩くことにした。




一周すると16キロメートル。
思っていたより狭いが
今回はその四分の一の
4キロほど歩いた。


湖岸に独立した遊歩道が
完備しており
車との接点が全くない。


歩行距離が分かるように
表示されているだけでなく
近隣の町などの紹介文が
書かれており
歩きながら楽しめる。


この時期たくさんのカモ類が
渡ってきており
バードウォッチングにも
最適なコースだ。




ドウダンツツジの紅葉を
楽しみながら
黄葉のケヤキ並木を
落ち葉のシャワーを浴びながら
歩くことができた。



北澤美術館本館

ワイコマさんありがとうございました。

今日の天気を
昨夜の満月前の月が
教えてくれていた。